

No.3ベストアンサー
- 回答日時:
決定論と云う世界ではなく、因果関係による「結果論」的世界である。
原因による結果は常にひとつである、といったような単純なものでない。
この世を決定論的世界としたならば、原理的には否定できない。
お断り=単なる思い付きの回答です。根拠があるわけではりません。
私なりに“私の知的レベル”で考えてみたいので、回答?してみました。
No.9
- 回答日時:
質問です。
★ 原因による結果は常にひとつである。
☆ 結果は《ひとつの組みとしてまとまったいくつかに分かれて起こり得る》のではないのでしょうか?
因果関係が どうでもありうるとは思えません。
よかったらおしえてください。
No.8
- 回答日時:
台風の目は一番気圧が低いとこでしょう。
常識的には、低気圧は解消する方向に向かうと思うのですけど、この気圧がこの先上昇してゆくか、あるいはもっと低気圧になって大型台風に成長するかは、決定できないそうですよ。
人間の頭が良くなって、あるいはスーパーコンピュータの計算能力がどんどん向上しても、決定できないそうです。
「原因による結果が常にひとつ」では無い、つまり原理的に決定出来ないということを証明しちまった人がいる。
恐れ入谷のプリゴジン。
どうやら決定論的世界は原理的に完全否定されしまったようです。

No.7
- 回答日時:
七番目の回答者になれたらちょっとうれしいような、怖いような・・・・・
漠然、とした思いつきですが、
この宇宙の“構造”は決まっている。
“構造”に肉付けされた外観は予測できない。
うまく言えませんが、人間の体の構造は五臓六腑があって、手足があって、顔には目鼻有り、と誰もが同じですが、その外観は、太った人ありやせた人あり、大きい人小さい人、さらに美醜の差もあってこれらを予測することは不可能なようで。
ミクロの分子原子の世界から、宇宙の現象ビックバンに至る“構造的”現象を「原理的」と云うならば、この世は“決定”された世界と云えるように思います。
「決定論」についてはよくわからなかったので、こんな感想が論点に触れているのか自信ありません。
2011-03-04 08:30
No.6
- 回答日時:
>ラプラスの悪魔は不確定性原理によって否定されたのは知っているが
いえ、否定されていません。不確定性原理は数学で言う決定論的なシュレーディンガー方程式、あるいは、決定論的なハイゼンベルグ方程式から導かれる定理です。多分質問者さんは、「原理」という混乱を招く命名法でこの定理の意味を誤解しているのでしょう。
>また原因による結果は常にひとつである。
いえ、一般に一つではありません。ランジュバン方程式で代表される確率微分方程式は、たとえ同じ初期条件を与えても、事象ごとに結果が違っております。この方程式は例えばブラウン運動など、実際にこの世界で起こる現象を記述するときなどに出て来ます。ブラウン運動の究極の状況では、その軌跡は至るところ連続、至るところ微分不可能です。我々を含めた複雑系を数学的に論じる場合、この種の確率微分方程式は本質的です。

No.5
- 回答日時:
原因は、その存在の周囲も関係しますから、原因すら、すべてを把握することはできないでしょう。
つまり、その人の意識の認識できるレベルまでしか、認識できない。
つまり原因すら完全に把握できてない部分も考慮すべきですね。
No.4
- 回答日時:
人間の理性の限界を超えた問題とされています(カントより)
以下をどうぞ。
カント入門 (ちくま新書) [新書] 石川 文康
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480056297
カントはこう考えた―人はなぜ「なぜ」と問うのか (ちくま学芸文庫) [文庫] 石川 文康 (著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480092145
カント及びカント研究者が朝から晩まで考え抜いた問題なので、ひとまずカントを押さえるのが基本です。
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
大きな主題です。
★ ~~~~~~~~~~~
( a ) 原因なくして結果はない。
( b ) また原因による結果は常にひとつである。
( c ) もちろんその原因は我々の認識出来る世界の外のものかもしれない。
~~~~~~~~~~~~
☆ ここらあたりですよね。
たとえばこの場で 誰かが誰かに対して 誹謗中傷をおこなったとします。根拠がなく事実でもないことを言ったという場合です。冤罪といったケースにもつながりましょうか。
この場合 いくつかの結果があり得ます。それらの結果が たとえ( c )のごとくその因果関係のすべてを明らかにし得なかったとしても つねに( a )( b )の方程式に沿って《決定論》において推移して出来上がったものだと言えるかどうか? になると思われます。
(α) 誹謗中傷によっても 社会的生命についても個人の内面における心の傷についても何ら損なわれることはなかったという結果の場合。
(ω) 社会的にも個人の内面においても損傷を受けたという結果の場合。
このように結果をふたつに分けて捉えた場合 どういうことが言えるか?
おそらく決定論に立つ向きにとっては たとえその誹謗中傷が同じ内容のものであったにもかかわらず或る人間に対しては首尾よく(α)の結果を得 別の人間に対しては不首尾(ω)であったというときには とうぜんのように その相手がどういう人間であったかの違いによるのだろうし そのときの当事者らを取り巻く情況の違いにもよるのだと答えるはずです。
あるいは 同じ人間が同じ内容の誹謗中傷を言ったのだが 相手の人間の違いによるのではなく そうではなく その発言者が誹謗中傷を発言するときの気持ちや体調の違いによって 首尾不首尾の差が出たと説明するかも知れません。
そうしてさらにあるいは けっきょく人間にはまだ分からない人間存在の内外にわたる条件や情況という要因によって (α)か(ω)かの結果の差がもたらされるのだと弁明するでしょう。
ぢゃあ 条件や情況をすべて同じにして実験をおこなってみよう。などという話に発展するでしょうか?
どうもくだらないように思えます。
言いかえると 人間のなすこと為さないことについてはたいていの場合 あとからでも理屈づけをすることが出来るのではないでしょうか?
ひとつだけ例をあげます。互いに対立しあっている議論をすすめて行ったら 最後の最後で 一方の側が 何もわたしはあなたに反対していたわけではなかったと言って おしまいになる。こういう結果を見る場合もあり得ます。
その他方の側はわたくしだったのですが そのわたくしは何を隠そう 初めからその議論に勝算があったと あとづけでうそぶくことも出来るわけです。最初から結果は決まっていたと堂々と言うことも出来るわけです。
でもね 間違ったら つまり間違ったと気づいたら その場で間違いましたと言うのがわたしですから 議論に勝つも負けるもないのです。その点では 初めから決定論であったとも言えるわけです。
つまりいろんなケースがあるのではないでしょうか。
そしてそのどれについても それぞれに 理屈をつけて説明することが つねにと言っていいほど 出来るのではないでしょうか?
それは 人間の為すことやらかすことが 経験的で相対的で限界のある脳みそで考えた事柄であるしかないからではないでしょうか?
その人間を超えたら ではどういうことになるのか? どういう世界が繰り広げられているのか?
でもそれも 決定論的であるかも知れないし 非決定論的であるかも知れません。
あるいは 決定論によっていて しかも人間がその決定論にそっくりそのまま従ったならば そのあとはその人間には 非決定論の世界が開けるということかも分かりません。それこそ《自由》の世界が待っているかも分かりません。
不一にて。
No.1
- 回答日時:
こんばんは
>原理的に完全否定することは可能なのだろうか
「哲学」としてどうなのかは分かりませんが、
「科学」ならば、「分からない」という回答もあり得ます。
科学は、多くの観察や実験を重ね「おそらく世界はこうなっているであろう」という「仮説」を作っていきます。この積み重ねのおかげで、例えば、このパソコンとインターネット回線をを通してJoyWorldさんと私が意見を交換できます。
しかし、未知な現象に出会ったとき、科学は初めの一歩に戻ります。
そんなとき「科学的にあり得ない」という人は科学者ではありません。「科学的に説明できない」というのが科学者の正しい姿勢です(その発言者本人の科学知識の限界かもしれませんし、世界中の科学者を集めても説明できないかもしれません)。
本当の科学者は、肯定はできないけれど否定もできないというときには「分からない」といいます。
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