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なぜ水素爆発が起きないように原子炉建屋をつくらないのでしょうか?
原子炉建屋に開閉式の煙突でも作っておいて、いざというというときはよく換気できるようにしておけば爆発しないと思うのですが。

あと水素ガスセンサーみたいなものは設置されていないのでしょうか?

A 回答 (14件中1~10件)

>>なぜ水素爆発が起きないように原子炉建屋をつくらないのでしょうか?



燃料棒被覆に最適な素材がジルコニウムです。その素材は高温で水と反応して水素が発生します。水素が発生する可能性がゼロなら水素爆発は発生しませんが、現在の技術ではそれは無理ってことですね。

>>原子炉建屋に開閉式の煙突でも作っておいて、いざというというときはよく換気できるようにしておけば爆発しないと思うのですが。

「原子炉トラブルがあろうとも、放射性物質は環境に放出しない」というのが基本方針です。いざというとき大量の放射性物質を大気中に放出するような原子炉建屋の設計は許されないでしょうし、そんな構造の原発を受け入れる県や市は無いと思います。

>>あと水素ガスセンサーみたいなものは設置されていないのでしょうか?

水素ガスが発生するっていうことは、原子炉のメルトダウンの可能性を認めるってことであり、原子炉設計者は、「(水素ガスの発生なんて)そんなことは有り得ない!」ということで設置しなかったのではないかと思います。
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この回答へのお礼

建前のせいで換気装置作らなかったのでしょうかね?
だとしたらおかしな話です。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/14 20:48

正確な電源系統は調べても解らなかったのでゴメンナサイ。


色んな意見があるんですが、動力が生きている場合の排気系統
はあるんですよ。

解りやすいのは、奇しくも3月10日ですが、そこで出た下記資料の
25「原子炉建屋気密性能試験」の図面でしょうか。

http://www.tepco.co.jp.cache.yimg.jp/cc/press/be …


大前提の思想として「建屋・格納容器・圧力容器内部は負圧に保って
内部から漏えいしないようにする」としていますから、水素が入れば
当然滞留するし、排気系統が電源喪失で動かなければ......なので。

水素濃度モニター、格納容器には酸素濃度モニターとともにあるんですよ。
ただ、確か建屋には無かった記憶が.......。

原子力安全・保安院が出している「発電用原子力施設の技術基準および
解釈」という規制があるんですけどね、ここでは「(建屋等の)廃棄は放射性
物質を除去してから廃棄すること。(意訳)」となっていて、主に放射性物質
に着目しているんですよ。

だから(主として)放射性ヨウ素を除去できるフィルターの設置などはもちろん
「勝手に廃棄されるような構造にしちゃだめよ。」って感じにもなってるし
格納容器までは細々した規定があって、水素濃度・酸素濃度のモニタリング
設備の設置は規定されているんですけどね。

何にしろ、「アレ?格納容器は義務に従って設置もしてたけど、格納容器は
どうだったっけ?」と思って調べた範囲内では、設置されていない感じが
します。
とどのつまり、やっぱり「想定外の事故」って事に尽きるかもしれません。
(確証はないですよ。飽くまで私の推測)
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あまりに素人然としたご質問と補足に驚きました。



換気用煙突など作る訳がありません。

大原則はそのような類のモノは絶対に設置しない事は常識です。

何処までを想定するかに寄りますが
今回のような津波は現実的には想定外ですし
例えるならば
巨大隕石が突然振ってきて原子炉を直撃するとか
外国から極めて精度の高いミサイルで直撃を受けるとか言う次元の問題で
経済活動において想定外とすべき事象です。

そのような次元での社会生活がお嫌でしたら
アマゾンの奥地等で自給自足の生活をなさればいいだけの事です。

もちろんそれでも引責の直撃を受ける可能性はあるので
それもおいやでしょうから
月にでも移住なさるのが
最も現実的でしょうね。
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今回の天災は設計想定の範囲外だったのでしょう。



ところであなたのコメントを拝見する限り理系の素養がないように見受けられますが、
限られた納期・コストの中で最先端の設備を創り出すのに全く欠陥がないもが完成するとでもお思いですか?

もし人類が常に完璧な設計をすることができるならリニアモーターカーはとっくに実用化されていますし、ロケットの打ち上げ失敗も皆無のはずです。

この回答への補足

物理は門外漢ですよ。
ですが可燃性ガスがたまる可能性のある施設では、換気装置つけるという発想はおかしくないと思いますが。
>限られた納期・コストの中で最先端の設備を創り出すのに全く欠陥がないもが完成するとでもお思いですか?
はて、もう運転開始して永い福島第一原発ですし、スリーマイル島の事故からも時間が経っています。
期間は限られているのでしょうか?
換気システムつけることがそれほど原発のコストを悪化させるのでしょうか?

なお、追加回答が無ければ今晩この質問は閉めさせていただきます。

補足日時:2011/03/19 04:33
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 電極が露出して内圧が高くなったので、水素ガスが発生する恐れが出てきたので、建屋に穴を開ける作業を始めたと1/14夕方に報道されていました。


 なぜ1号機の爆発事故の尊い教訓がすぐに生かされて準備されないのだろうか。
 石油化学に従事してきた者には、まったく考えられないことです。
 換気口的なものは建設時に準備しておき、話し合いで封印しておく方法もあったのではないか。

 「水位が低下した」「ポンプが止まった」とか発表されたが、その原因は消防車のポンプの燃料が無くなったからだと、後から報道されたがまったくお粗末。
 燃料の消費量は計算できるのに国難ともいえるときに、なぜ事前に補給しないのか、補給が困難なのなら予備の消防車を準備しておくべきだ。

 「圧力逃がし弁が閉まった」とか「注入弁が閉まった」ので、燃料棒が露出したが注水が出来ないとかも発表されている。
 これらが自然に閉まることは無いはずのものだがいかなるものなのか。
 インターロックがかかっているなら、監視でもしながら、無関係のインターロックを外して最悪を防止すべきである。
 手動弁なら故意に閉める以外にありえないことだが。

 テレビでの広報官(者)の発表を聞いていると、説明のしかたが拙劣で、聞きがたいとか理解しがたいときがある。
 そんな人材しかいないのか、なさけない。
 1号機の時の海水注入は「格納容器と圧力容器との間」、3号機が爆発した後の説明は「圧力容器内」と解説されているが、誤解説だったのか。

 将来原始時代に戻らないために、化石燃料の枯渇に対処するための原子力発電は必須のものと考えるが、これからの対処を誤らないようにしていただきたいものです。

 しかし、海外からは日本の被災者は実に冷静に対処されいると報道されているが、原子力発電所の事故の公報は何か隠されたものがあるとか批判されているらしいが正しい公報が切望される。

 以上、質問者様のご期待に添えないものを羅列する結果になりましたが、ご寛容ください。

 この投稿前に「2号機で爆発音」と発表され解説中だが、超大事に至らなければ良いが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/19 04:27

誤解が出そうなので簡単に。


まだ詳細なデータが出てないので、一部は推定を含みます。

結局、誰かのエゴとか手抜きとか、そういうものではないと思いますよ。
いうなれば、人間(人類?)の科学力の限界と、政治の限界(石油危機の
可能性)と、欲求制限の限界(重要の増大)

・原子炉建屋内部に水素が充満する状況は設計の想定外だった。
・設計時諸元を大きく超える津波が襲った。(ホボ確定)
  →定性的資料としては平安時代の資料もあるみたいだけど、定量値
   でないので設計には使えなかった。設計に使えたのは明治時代の
   資料だったけど、今回の地震はそれを遥かに超える。
   ”世界の””定量的観測史上でも”上位に入るものだった。
  →ここ10年くらいはコンピューターシミュレーションの能力とか地震
   (波形とか地質とか)も上がってきたんだけど、設計時は「津波の
   実績+いくらかの余裕度」で設計するしかなかった。
・津波でECCSの機能のうちの一部が死んだ。(ホボ確定)
  →ECCSは8つの機能があって、大半は非常用電源+あらかじめ用意
   した冷却水が必要。
  →非常用電源自体か、制御機能の一部か、交流電源路が津波で
    やられた?
  →あらかじめ用意した冷却用水が海水(汚泥が混じった?)で汚染された?
・炉心冷却の方法がなくなったので想定外の方法で冷却した(確定)
  →原子炉建屋に蒸気を排出するのは設計の使い方以外の方法。
    (原子炉建屋は風雨から原子炉格納容器や機器を守るためで
     あって、基本的に蒸気を出す場所ではありません。
     蒸気を出すためのラインは格納容器から”フィルターを通じて”
     建屋を貫通して外に通じている。)
  →例えるなら、車がブレーキも利かなくなったのでガードレールに
    こすりつけて止めるという手法を「世界で初めて」、しかも「まずは
    短時間で実施可否を決めなくてはならない。」「設計外の使い方
    だから二次影響を判断する時間も、測定方法もない。」って中で
    やったみたいなもの。
・じゃ、何故原発を作ったか。
  →太陽光とか風力とか実用レベルになったのはつい近年でしょう?
   しかも補助なしでは商用レベルにも乗ってないし不安定。
   原子力がなければ今の人類の技術では電力需要とCO2削減と
   石油問題(オイルショック)は回避不可能ですね。
   かと言って需要家は便利な生活を際限なく求めて電力消費を
   ガンガン押し上げる。
   「一人当たり○○kw/hまでしか供給しませんよ?」というのを
   受け入れてるとか、電気代が2~3倍になる&不定期停電が
   発生しても承認してくれれば良いんですけどね。
   今更PCもエアコンもない、それでいて電気代は数倍、停電も
   チョコチョコ起きる(それこそ風向きや天気次第で停電)てな
   生活をしたくないでしょう?
   (戻るとなったら供給者を責めるでしょう?)

多分、現場(行政含む)は最善を尽くしていると思いますよ。
恐らく制御員の交代もままならないだろうし、被ばく線量の面で交代
要員の数が尽きるかもしれないし。

でも幸いなことに、(うまく機能しない部分もあったけど)相当早い時期
で避難指示もしていたし、原子炉放棄覚悟の海水注入までやっている
ので、なんとかチェルノブイリクラス(原因は全く違いますよ。被害の
面でってことね。)の状況にはならなくて済みそう。
(予断は許しませんがね)

とにかく、いま大事なのは節電協力でしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/19 04:27

屋根に換気扇をつけておけば済む話ですね。


我が家のトイレにも付いてます。
クサイ空気はこれで逃がします。

>なぜ水素爆発が起きないよう原子炉建屋をつくらない?
設計陣がアホだからです。
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今回の水素爆発は事前に原発反対派から指摘されていた事項なので東電、原子力保安委員なども知っている話です。

原子推進派が安全指針を作成したためにその変の対策は抜けてます。当然ですが出ない前提なので水素ガスセンサーもありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/14 20:46

>欠陥とは何でしょうか?



その想像も付かないくらい 素人のその場しのぎの思いつきに過ぎない と言うことです

そして その思いつきに自己陶酔しているだけです
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この回答へのお礼

冷やかしはお断りいたします。

お礼日時:2011/03/14 20:46

原子力発電所では、万一の時に外部に放射能を漏らさないように幾重にも外部との空間を遮断しています。


いざというときにも外部に放射能が漏れないようにしているのに、万一に備えて外部に内部の物をはき出す煙突を作るわけ有りません。

万一に備えて炉心圧力を逃がす工夫もされていますが、これまでに考え得る最悪の想定を超える地震と津波で、建屋内に炉心から発生した水素が充満する事と成った。
外部に排気したくなかったが、結果的に想定外の出来事で建屋内に水素ガスが充満して、それが空気中の酸素と反応して爆発してしまった。
多分とか言いようがありませんが、仮に煙突を供えていて外気に水素を排出しても、縦や外壁は吹っ飛ばなくても結果的に水素爆発は起きたでしょう。
もちろんガスセンサーも有るはずですが、検知したところで何も出来ない状態で有れば意味が無かったことと成ります。

この回答への補足

>万一に備えて炉心圧力を逃がす工夫もされていますが
ですが炉心圧力を開放する弁を備えた時点で、外部に水素や放射性物質が少し漏れることは想定されているといえるのではないでしょうか?


>仮に煙突を供えていて外気に水素を排出しても、縦や外壁は吹っ飛ばなくても結果的に水素爆発は起きたでしょう。

はて?なぜに水素を排出しても爆発するのでしょうか?

補足日時:2011/03/14 20:45
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