チョコミントアイス

水道水や、野菜から放射能が検出したと報道されておりますが、
この元になる放射性物質は、福島の発電所から
飛来したものなんですよね。

屋根が吹き飛ばされた水素爆発のときに飛んできたんでしょうか?
風向きによってはなんていわれるけど
目に見えない小さな原子核が、200キロも離れた東京まで飛べるのが不思議です。
概ね西から東に流れる風向きなので、なんか腑に落ちません。

放射性物質とやらは、
家屋を突き破ることはできるのでしょうか?
水があるとそこにとどまるのでしょうか?
性質もわからないので、
おおまかな説明がほしいです。

ご教示願います。

A 回答 (4件)

今回は福島原発から大量の放射性ヨウ素が放出されたわけですが、主犯は数度にわたる水素爆発と火災の際に大量に放出されたものです。

原発から放出された放射性ヨウ素は、上空で放射能の雲(プルーム)を作って、ある程度まとまった状態で風下を中心に拡散していきます。プルームは放射能の塵を落としながら消滅していきますが、大気中の電荷の変化や地形により大量の放射能が部分的に落下する場所ができます。このため地表の放射能汚染は、万年筆のインクを飛ばしたときのように、風下に向かって点々と高濃度のスポットが広がる形をとることがあります。事故を起こした原発北西の飯館村で高濃度の土壌汚染が見られるのはこのためです。



今回の原発事故による汚染地域のシュミレーションが公表されました。(SPEEDI)
この図からも北西の方向の放射能汚染が強いことがわかります。
http://www.nsc.go.jp/info/110323_top_siryo.pdf

アメリカ軍が測定した結果が公開されています。SPPEDIの図とおおむね同じです。
http://blog.energy.gov/content/situation-japan/

放射能が家屋を突き破って侵入することはありません。屋根も壁も放射線を遮蔽する効果があります。水に入った放射能は下流に流れていき、最後は海に達して拡散します。
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この回答へのお礼

放射能汚染についてよくわかりました。

原発が修復したと喜んではいられないのですね。
放射線源が土壌汚染によって各地に点在してしまったのですから。


どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/03/24 17:53

<参考>


 放射性物質による汚染を過大に評価して、神経質になることはありません。

 広島・長崎では、大量の放射性物質がばらまかれましたが、周辺地では大きな健康被害は起きていません。原爆投下直後に爆心地に入って救助活動をした人々は、放射能障害を受けましたが、ある程度の期間を置いて入った人に、大きな放射線障害は起きていません。
 中国地方全域どころか、広島県全域で放射線障害がおこったという話もありません。
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既に回答されてる回答者の内容に付け加えさせてもらって、、



放射性ヨウ素と放射性セシウムが今は言われてますが、それらは全て福島第1原発の事故によって飛来したものと断定していいかと。
原発事故によってしか滅多に出てきません。それ以外にはテロでもして川にまかない限り無理かと。

1回目の水素爆発の時の風向きは、南南西から北北東。
この時は牡鹿半島の先を掠めるように放射能は通過して行った。女川原発で放射線検知したり、米軍ヘリが被曝したり… ありましたね。

そして2回目の水素爆発の時の風向きは、福島第1原発のあたりでは東から西の風が吹き、その他の福島県全域では北から南の風が吹き、関東地方の全域でも北から南の風が吹いた。
その後、風向きが東の風に変化したが、しばらくして西からの強風に変わった。
これら一連の風により、福島県全域が被曝し、関東地方全域が被曝した。

その後は火災が断続的に続き、この時の風向きは概ね北よりの風、若しくは北北東の風。
数度の火災によってモロに関東地方が被曝。
これ以後は関東地方といっても群馬県の被害は少なくなっていく。

そしてここ数日、福島県と関東地方の風向きを俯瞰すると、どういうわけか東京目指して風が吹いてる。
福島と関東のどの地点でも… 風が東京に向けて吹いているようにしか見えなかった…

ちなみに
------------------------------
2011.03.21AM9 ~ 2011.03.22AM9 までの定時降下物調査結果 (単位MBq/km2)

茨城県ひたちなか市 85,000 12,000
栃木県宇都宮市 25,000 440
埼玉県さいたま市 22,000 1,600
東京都新宿区 32,000 5,300
--------- I131 と Cs137 --------

福島は災害の為に計測不能。他の件は例示するほどの量ではなかった。


また、水道水は河川から取水するので、その河川の上流で放射性物質の落下があれば、時間を置いて下流に影響が出てきます。
今後も雨が降れば環境に残留した放射性物質がある程度ずつ川に流れ込みます。

放射性物質は家屋の隙間から内部に侵入しますが、野外に居るよりは被曝量を減らせます。被曝量は大体は1/4になるそうです。
放射線自体は外から家を突き抜けて入ってきますよ。ある程度はその強度は減衰はされますが。

また、福島の放射性物質はなんとアイス(ル?)ランドまで飛んでいって観測されたそうですよ。
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ちょっと訂正と捕捉です。



>屋根も壁も放射線を遮蔽する効果があります。

と書きましたが、木造家屋の被曝低減計数は0.9でした。つまり木造家屋の内部では10%放射線被曝を低減します。大きなコンクリート造の建物で窓から離れているという条件で低減計数は0.2以下となります。つまり8割放射線被曝を低減します。
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