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子会社の社長になるメリット、デメリット、他に注意しなければいけないことについて教えてください。
現在、個人事業主として自営業を営んでおります。
従業員は自分のみです。

以前からの取引先である、1社と業務委託契約を結び、毎月の報酬を頂いているのですが、それが唯一の収入源になります。

今回、取引先の社長から、子会社を設立するので、その社長にならないかと言われております。
条件として、
1.仕事の内容は今までと全く同じ。
2.資本金を含む設立費用の10%は出資してほしい。その代わり、株式の10%は私が持つ。
3.従業員を一人、指定するので雇用して、給料を出してほしい。(給料分は、親会社から出ます。)
4.今の業務委託費用より、少し多めに報酬を頂ける。
になります。

メリットは、このまま個人事業主で年金や健康保険を自分でするのではなく、社会保険のほうがよいのでは?ということを言われております。

自分の考えるデメリットとして、責任が増えてしまうのではないかが不安です。
例えば借り入れを親会社がこちらの了解を得ずにしていた場合、責任は気がつくと自分になっていたなどはないでしょうか?

社長とはこれからもずっと一緒に仕事をしていきたいと思っている人なので、断りにくく、メリットが多いなら引き受けようと考えています。

色々なご意見を頂きたいと思います。

宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

>子会社の社長になるメリット、デメリット



親会社の経営が未来永劫堅調である事が大前提ですが、安定した収入が得られ尚且つ営業努力が不要である事が考えられるメリット。

反対にデメリットとしては、質問者様が心配される通り特に資金面での責任が発生してしまう、即ち親会社が資金調達を迫られた際に連帯保証を余儀なくされる事、更には親会社名義での借り入れが困難になった際のダミーとして使われる可能性があり、その際に当然質問者様がその債務を負う事、もう1つ考えられるのが融通手形の相手先として使われる可能性が否定出来ない事。

私は所謂メガバンクに勤務して20数年になりますが、義理と道義的な観点から取引先或いは親会社の提案を断り切れず、その後に起こった様々な不幸をこの目で見て参りました。

仕事・収入面を全面的に依存している発注先の提案を断る事の難しさは理解出来ますが、既にその取引先の資金調達が悪化している可能性は否定出来ませんし、仮に了承するのであれば最悪のシナリオである共倒れまでを織り込む必要があろうかと思います。
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この回答へのお礼

isoken様
ご回答有り難う御座います。

確かに取引先の内部事情までは把握しておりませんので、何とも判断しにくいところです。一度借り入れ状況などもできる限りで教えてもらうようにしてみます。

お礼日時:2011/04/11 12:17

零細企業経営者です。



デメリットというより、リスクが大きいと思います。
私が一番引っかかるのは

2.資本金を含む設立費用の10%は出資してほしい。その代わり、株式の10%は私が持つ。

です。株式会社の場合株主総会がありますが、親会社が90%持っているようであれば議決権が質問者様に10%しかないわけです。
これだと社長と言っても雇われ社長であり、責任が発生する分従業員よりもリスクが大きく、しかも発言権が事実上無い状態だといえます。

質問者様は自分の事業をどのようにしていきたいとお考えなのでしょうか?
今オファーが来ている会社が唯一の収入源だということですので、その会社が無くなったり契約を切られたりしたら現状でも路頭に迷うことになるでしょう。
では、他に新規開拓するおつもりはあるのでしょうか?

現状として、子会社化しないなら契約を切る、ということになるならリスクを承知で引き受ける必要もあるかもしれません。子会社化されてその後デメリットが大きくなるか、それとも今契約を切られてデメリットに直面するか、は実際おなじことだからです。

もしその方法しか選択肢がないなら、自分で経営のことを勉強して、なるべくいい条件で子会社化することです。
たとえば49%まで出資して、あと2%の株式を引き取れる条件をつけておくとか、株式の発行権限を担保しておいて、自分の判断で増資することが出来るようにしておくとかです。

また今の個人事業のまま別の取引先などを開拓することも必要かも知れません。

中小企業の社長には「下請け協力会社への責任」というものを考えている人が結構います。私も可能な限り、従業員と協力会社を守るつもりです。
しかし、企業である以上は「自分のところの存続」が第一ですから、子会社であっても使えるものは使うときがくるかもしれません。そのときは質問者様は必ず翻弄されてしまいます。

現状がどのようなものなのか深い話は分かりませんが、なるべく子会社化の返答・結論を先延ばしにしながら、元請社長がなぜ子会社を作りたいのかという事情を探り、自分が子会社社長になったときに有利になる条件を調べ、独立したまま営業を続ける道を模索する、というのがベストな方法だと思います

時間をかけて実現可能性の高い生き残り策を、比較検討する必要がありますから、今は結論を急がず時間を先伸ばすのがベターな選択肢だと思います。
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この回答へのお礼

phj様

ご回答有り難う御座います。
現在のところ、取引先1社しかオファーがありませんし、その会社の為に独立したようなものですので、正直現時点では運命共同体のような状況です。

phj様のおっしゃられている通り、この話を受ける前に、できる限りの条件を提示しておくのがよさそうですね。
自分の一番心配しているところは、やはり借り入れなどの金銭的な部分ですので、そこの話を詰めておきたいと思います。

お礼日時:2011/04/11 12:22

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