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震災後、チャリティーとしてアートや音楽に携わる人が支援の動きを行なっていますが、一方で、これまで行なわれていた、チャリティーを主眼としたのではないアートイベントや伝統芸能は、自粛ムードの中で、中止や規模の縮小を行なっています。

この流れを短絡的に解釈すると
「『震災チャリティー』ではないアートイベントなどは行なうな」もしくは
「アートイベントなどは『震災チャリティー』として行なうべき」
…と捉えられかねません。


さて、文化庁長官が4/12にメッセージを発表しました。

http://www.bunka.go.jp/bunkazai/tohokujishin_kan …

ざっくりと要約すると「イベントなどの『自粛』を、自粛してください」というものです。

これらをふまえて、
震災後、やはりアートイベントなどは「チャリティー」を掲げるべきなのでしょうか。
それとも、アートや音楽に携わる人は平常と変わらない表現活動をしていてもよいものでしょうか。
また、アートや音楽は震災に対して、チャリティーという意外で、それら表現活動を行なう意義があるのでしょうか。


ぜひご意見をお寄せください。

A 回答 (3件)

#2にいただいた補足とお礼を拝見しました。



>チャリティを意図していないイベントをいま行なう場合、それを世間の方はどう判断するのかについて、聞いてみたいところです。

被災地についてはわかりませんが、少なくとも首都圏以南では、私はまったく問題ないと思いますし、私が11日以降に、そういうことについて話した相手は全員が私と同意見です。確かに最初の1~2週は、主催側から一言、震災に触れたコメントとして「こういう時世だが、これこれの意図で開催することにした」というお断りがありましたが、もうそれは一通りやり終えたから今は不要でしょう。

実際、都内の美術館では、震災前から企画済みだったイベントに「チャリティ」の冠を付けている様子はありませんし、節電関係に関しても、京都などでは普通にモニュメントのライトアップをしています。もちろん、アートは本来、自由なはずですから、現代アートや伝統芸能なども含めて、アートが絶対にチャリティと結び付かないわけではないと私は思うので、チャリティのアートイベントがあってはいいとは思いますが、まったくチャリティを眼中に置かない、もしくは、むしろ否定するアートイベントがあっても全く問題ないと考えています。個人的には、そういうのがあったほうが、バランスがとれていいと思います。
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この回答へのお礼

>…まったくチャリティを眼中に置かない、もしくは、むしろ否定するアートイベントがあっても全く問題ないと考えています。個人的には、そういうのがあったほうが、バランスがとれていいと思います。

回答ありがとうございました。

こういった大変なときに、復興などの何かひとつのために全体が向かってしまうことを非常に危険なように思います。
復興や支援を考えたときにも、やはり多様な価値観を持つ必要性があると思いますし、またアートなどの文化事業もそもそもはそういった多様な価値観のもとで行なわれてきたと思います。
そういった意味で、文化事業などが本来的な多様性を持つことが、長い先を見据えたうえでの支援となるのではないかと思います。
復興や支援に向けたチャリティありきではないですが、文化事業は、いまこそその社会的な意味・意義を今までよりも深く考えるべきときなのだと感じています。

お礼日時:2011/04/20 20:39

ええと、微妙に違うような気がします。



例えば私が参加してきたものは、主催者が定期的におこなっているイベントと、そう変わりません。ただし、首都圏でおこなわれたため、皆の頭に11日のつらさが残っていて、ゆえに、舞台から一言、震災に触れて観客を癒す言葉があったりしました。また、収益の一部をチャリティに回したり、募金箱を設置したりしていましたが、赤字になっていたわけではありません。もちろん、普通に明るく大騒ぎしていました。

一方で、映画館などは普段通りの営業を再開しました。募金箱が目立った場所にない劇場もあります。先日行った花見の名所は大賑わいでしたが、大半の賑わいはチャリティと無縁のものでしたし、「チャリティ花見」のような文句はどこにも見当たりませんでした(もちろん、都内なので有志による募金箱を見かけましたし、有志が被災地の酒も「東北」の二文字を目立たせて売ってはいましたが)。

つまり、実際に来る観客にニーズに応えているだけで、とりたててチャリティを「主眼」としているイベントばかりではありません。

この回答への補足

補足としまして、文化庁長官が発したメッセージでは「本来通りの活動を継続させていくこと」というニュアンスが盛り込まれています。

しかし震災後、アートイベントや音楽などの一部には、本来的な意味を見失ってしまっているようにも思います。
表現を行なう動機には、もちろん表現を通じ社会へメッセージを届けることにもありますが、例えばファインアートなどの分野を代表に、それらと同軸で自己の創造的欲求や文化的芸術性の追求、文化の継承…といった動機もあるように思います。

一部のチャリティという名分で開催されているイベントには、少なからずとも芸術性の追求や向上とは違う部分を感じます。
また、本来はチャリティなどの意図とは無関係であるはずのイベントが、観客のニーズに応じる形でそうした意味合いを込めることは、イベント等の本来のコンセプトとズレてくるような気がしてなりません。

チャリティと表現活動がどうしてもしっくり合わない部分を感じてしまいます。

補足日時:2011/04/14 22:59
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

エンターテインメントをベースとすれば、例えばAKB48がチャリティイベントを行なえば、比較的大きな義援金を集めることができると思います。
また、彼女たちにそういった社会的な動きを求めるニーズもあるかもしれません。

ニーズに応えることは必要であると理解しています。

しかし「本来」もしくは「通常」の意図するところが、例えば映画館などが通常通りに開館されることを指すのと、表現者が普段通りのスタンスで活動を行なうことを指すのと、その両方であると考えています。

自粛されていたイベントなどは、チャリティという名目にはなかなか沿わないものが多かったように思います。
例えばそうした自粛されていたイベントの主催者側に立ったとき、文化庁長官のメッセージを、そうしたイベントも通常通り行なうことを意図してのものとし、しかしこれだけチャリティと騒がれると、世間のニーズは、そういった言わば「硬派」なものを求めてるのか否か…と、イマイチ開催を躊躇してしまうところがあります。


お礼になっていなくて申し訳ありません。
チャリティを「主眼」としているイベントばかりではないのは理解できるのですが、質問としては、チャリティを意図していないイベントをいま行なう場合、それを世間の方はどう判断するのかについて、聞いてみたいところです。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/14 23:11

自由に活動しても良いと思います。


文化活動の自粛要請は無いと思います。
ただ節電目的では有るかも。
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