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 昔はパソコンのCPUの動作速度はどんどん速くなっていたのですが、10年ほど昔に2GHzに達してからは早くなっていないように見えます。
 メモリやHDは現在でも進化していると思いますが、CPUの進化は止まったのですか?

A 回答 (5件)

CPUなどの「LSI」の進化は、主に「プロセスルール」を小さくする(配線を細くしたりトランジスタを小さくする)ことで進んできています。


プロセスルールが小さくなると、
・小さく作れる→小さいままなら安くあげられますし、以前と同じ大きさなら、より複雑な機能を組み込めます
・より低電圧で動作するようになる→より消費電力が小さくなります
・より高速に動作するようになる→より高クロックにできます
といった利点が生まれます。

最近は、消費電力の観点から、プロセスルールを小さくしてもあまり動作クロックを上げられなくなってきています(動作クロックをあげるとその分発熱量が大きくなります。チップがあまりに小さくなりすぎたため、高クロックによる発熱に耐えられなくなってきているのです)
ですが、CPUの進化を語る上では、動作クロックなんていうのは副次的なものにすぎません。


プロセスルールの縮小にあわせて、
CPUは「キャッシュメモリの増量」「分岐予測機構の搭載」などの実行速度を向上させるしくみをのせたり、
「MMX/SSEなどのベクトル計算ユニットの追加」など使い方次第で格段に高速にデータ処理ができる機能を載せるなど、
どんどん複雑化・高機能化の一途をたどってきており、
最近のトレンドとしては、「複数のプロセッサコアを一つのチップに載せて並列演算できるようにする」というのが進められてきています。
そういった「高機能化」こそが「CPUの進化」と言えるでしょう。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>最近のトレンドとしては、「複数のプロセッサコアを一つのチップに載せて並列演算できるようにする」というのが進められてきています。

納得しました。

お礼日時:2011/04/19 08:29

マルチコア化の必然性は他にもあります。

計算途中で、(極超)微量の放射性同位元素が混入している、宇宙線が横切るなどでビットが裏返る可能性はCPUのサイズが小さくなるにつれ影響が大きくなります。
マルチコアにして同じ計算の多数決(エバのマギー、アポロ計画などで有名)をとるのは必然的な方法です。エラービットを付ければ良いと言う意見もありますが、多数決の方がアルゴリズムが簡潔です。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>・・・宇宙線が横切るなどでビットが裏返る可能性はCPUのサイズが小さくなるにつれ影響が大きくなります。

そんな対策も必要なのですね。

お礼日時:2011/04/19 08:31

今の進化はマルチコア化です。

2個4個8個の複数チップでの並列分散処理。
同じクロック数でも2乗倍に高性能化しています。
どちらかというとHDDのほうが進化が止まってます。おそらく10TB以上のHDDは出ない。SSDなど次世代シリコンドライブじゃないと転送速度に限界があるのです。

パソコンに限れば、パーソナルな使用法でのソフトウェアや記憶量に頭打ちがきているので、ハードに対するOSやソフトの最適化のほうが遅れているのです。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>今の進化はマルチコア化です。
>2個4個8個の複数チップでの並列分散処理。
>同じクロック数でも2乗倍に高性能化しています。

マルチコアは単に2倍になるだけではないのですね。

お礼日時:2011/04/19 08:26

おはようございます、素人です。



今はより複雑な方向に進化していますよ。パイプライン、マルチコア。。
人間がアセンブラでその能力をフルに使えるか、プログラマでさえ力
をいれなきゃいけない時代になってきています。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
>人間がアセンブラでその能力をフルに使えるか・・・
速度以外でどんどん進化しているのですね。

お礼日時:2011/04/19 08:20

クロック数だけでCPUの性能を見るのは馬鹿な考え。


1クロックあたりの処理効率。マルチコア化など。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2011/04/19 08:18

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