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たとえば、阪神淡路大震災などで倒壊し住めなくなったマンションでローンがまだ20年とか
30年とか残っていたケースですが、どのように解決していかれたのでしょうか?

結局、自己破産とかしか道はなかったのでしょうか!?
(地震保険が当時あったかどうかは存じ上げませんが・・・)
それとも国や地方自治体が何かしてくれたのでしょうか?

A 回答 (3件)

日本の個人向け不動産金融はリコースローンと言って、不動産を担保に取る癖に、担保を提供しても借金はチャラにならない貸し手有利のルールになっています。

だから銀行員なんてリスク感覚無くても務まるんです。

一方のノンリコースローンであれば、不動産を担保にした借り手は、担保(権利書)を差し出せばそれで借金がチャラになるので、震災で建物が破壊された損失は担保を取った側(貸し手)にまわってくる。アメリカなどでは普通です。だから、貸し手は、担保物件の耐震性とか耐火性、違法性、犯罪可能性など各種のリスクに詳しくなるんです。

日本は、先進国では珍しく、リコースローン一本やりで、形式的に権利書を見て評価するだけ。
だから貸出金利が低いというメリットはあるものの、金融機関は本当の意味でリスクを取れない、担保査定が出来ない、世界的に見て使えない集団となってしまいましたね。

最近のトラブルで、大手金融機関のシステム能力が世界最低水準であると言われていますが、実はシステムだけでなくて融資のリスク査定能力でも相当レベルが低いと考えないといけないと思います。

1.借りた金は自分で返す。
2.担保を出しても借金はチャラにならない。
この二つが日本でカネをかりるときのルールです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
大変勉強になりました。

お礼日時:2011/04/26 14:03

そのままローンを払い続けています、払えない人は借金するか自己破産するか



地震保険に入っていた人はいいですが、入っていない人は天災ですから何もありません。

これはマンションに限らず一戸建てとかでもです。

地震保険そのものは昔からありますよ
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2011/04/26 14:04

http://www.af08.com/jisin-saigai/011.jyutaku-sai …

こちらが分かりやすいと思います。
支払猶予などの措置や、新たに住宅を建てるローンへの優遇措置などはあっても
直接的な支援はないです

阪神淡路大震災のときは、二重ローンという言葉もよくありました。

マンションは、戸建てのように土地だけは残るというわけでもない上に
改修や立て替えも、自治会などで意見が統一されないとできないので
さらに大変だった記憶があります。

あの震災から10年以上経って、ようやく改修や立て替えの話しがまとまったときには
皆、新たな場所での生活にもう馴染んでいて
特にお子さんがいて学校がある場合などは、もうそのマンションには戻ってこないので
数十戸の入居者のうち一戸しか戻ってこなかったという話もありました。

全壊でなくとも、部分損壊などの場合もあり、住民の一定数の総意がないと動けない部分で
マンションは難しさがあったと思います。

こちらも分かりやすいと思います
http://www.kantei.ne.jp/news/report_1.php
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この回答へのお礼

ご親切な回答に感謝しております。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/26 14:05

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