No.2
- 回答日時:
正しいかどうか分かりませんが、
昔は今より重力が小さかったことと
酸素濃度が高かったと聞いたことがあります。
重力が小さいから重い体を支えられたし
酸素が多いから代謝がよくて大きな体でも
生活できたのではないかと思います。
あくまで推測ですが・・・
No.3
- 回答日時:
体の大きな草食恐竜はほぼ一日中食べているような状態であり、またエサとなる草も豊富でした。
その代わり動きが遅く、行動範囲も狭かったのでエネルギーはそれほど消費しなかったと言われています。太古の生物はほとんどのものが大きかったのです。今でいうネズミすら1m以上ありました。しかし、その後大型生物は絶滅していったので体を小さくすることが進化になりました。
ですから、今思えばなんであんなに大きいのかと思えますが、昔はそれが当たり前で進化して小さくなったという事です。
No.4
- 回答日時:
>草でエネルギーは得られませんよね?
↑
殆ど「牧草」を食べている「牛」は、ちゃんとエネルギーを得ていると思いますよ。
もしも、一年中温暖で、牧草がタップリ食べられ、外敵にも襲われない土地が有れば、牛だって巨大化して行くかも知れません。
恐竜が巨大化したのは、「中生代」という時代そのものが割りと温暖で、食物が豊富だったかららしいです。
もっとも、一口に「中生代」と言っても「1億年以上」で非常に長く、恐竜も巨大なモノばかりでは有りませんし、色々な種類が絶滅したり誕生したりしているのです。
6500万年前には、殆どの恐竜が姿を消してしまいましたが、有力だとされている説が「小惑星衝突説」ですね。
↓
http://contest.thinkquest.jp/tqj1998/10098/dic/z …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1% …
↑
「首を支えていた筋肉」と言っても、特別な筋肉では無いでしょう。
URLのイラストを見ても解るように、中央の胴体が巨大で、筋肉も太いから長い首や尾を支えられるのです。
お気づきのように、首と尾の長さは、胴体を中心に「ほぼ釣り合う」ような長さに成ってますよね?。
これで、体のバランスが取れているのです。
No.5
- 回答日時:
恐竜といっても大きなものばかりではなく、鶏くらいの大きさの恐竜もいたわけですが、まあ太古から現代に至るまでの陸生動物の大きさランキングをやれば、おそらく上位を恐竜が占めることになるのでしょうね。
まず草でエネルギーが得られないというのは間違いです。現在の草食動物は草からエネルギーを得ていますよ。
彼らは爬虫類です。恐竜も恒温動物だったという説もありますが、少なくとも現在のほ乳類と同じ複雑で高度な体温調節システムではなかったでしょう。
ほ乳類の体温調節システムというのはすごく大雑把な言い方をすると、とにかくガンガン食べて代謝して熱を産生し、「余分な熱をどうやって上手く捨てるか」という戦略で体温調節をしています。寒冷時など体温が低下する際は捨てていた熱を保持すれば良いわけです。
ですから冷血動物は基本的に「身体の大きさの割にはエネルギーの要求量が小さい」わけです。
なので大型恐竜でも、大きさの割には食物の必要量が少なかった可能性があります。
恐竜が生きた時代は全地球的にかなり温暖でしたから体温維持に要するエネルギー量も低かったでしょう。
もちろん大型化は寒冷適応にも有利な点はあります。体積に対する表面積は大型化するほど小さくなりますから、単純に大型化は「放熱しにくい」わけです。
とはいうものの、大きな体を維持するためには絶対的には大量の餌を必要とするわけで、餌が豊富にある環境では止めどがなく大型化した種も、環境の変化には弱いということは言えると思います。
なお、「重力」は地球の質量に大きな変化がない限り一定で変化しません。
自転の速さが変われば遠心力の影響で僅かな影響はありますが、その影響は微々たるものです。
酸素濃度の方は中生代を通してみると現代より低かった時代もあります。
それに酸素自体がエネルギー源というわけではないので、酸素濃度が高ければ代謝が高くなると言うわけでもありませんし、それ以前に代謝が高くなれば食物も多量に必要になります。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
恐竜は、体の構造的にはトカゲの仲間よりは鳥類に近いと考えて下さい。
鳥類と共通しているのは、恒温動物であること、気嚢をもっていること、羽毛をもっていること、があります。
羽毛に関しては、すべての恐竜ではなく、中小型恐竜にあったと考えられています。
現在の哺乳類でも大型の種類は、毛が乏しいのと同じようにです。
気嚢があったことが大型化の秘密だったと思われます。
気嚢は骨の中に潜り込み、肺の機能を強化するとともに骨の重量を軽くしています。
このおかげで、恐竜の体重は見かけより軽かったのです。
当時の重力は現在とほとんど同じと思います。
赤道上では自転の遠心力で0.5%程度重力が見かけ上弱いですが、恐竜の時代は現在とほとんど変わらないと思います。
われわれの肺は、呼吸したときに残気量がありますが、恐竜は気嚢のおかげで空気が完全に入れ替わることができるので、あんな首ながのデザインが可能で、哺乳類では成立しません。
あの長い首は、構造的に吊り橋のようになっていて、常にテンションがかかっています。
だから、死んだ恐竜が化石で発見されるとき、大きくのけ反った格好で見つかることが多いのです。
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