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仏教に関する基本的な質問なのですが、宗教には全くド素人なので小学生に教えるような感じがお願いします。

1. 仏教は大乗、小乗と分かれたり、また密教とか禅宗とかありますよね? これらは一体何がどう違うのでしょうか?

2. 一部を除いて大体のお坊さんは頭を丸めていますよね? 多分、頭髪を切る事で俗世間とは縁を切るという意味が込められているのかなと思うのですが、この習慣(?)はいつ頃から始まったと考えられるのでしょうか?

写真で拝見したダライラマ14世は日本の僧と同じように頭を丸めていました。 でも、元祖のお釈迦様はどうだったのでしょうか?

また頭を丸めない宗派があるはずですが、俗世間と縁を切るという考えは無いという事になるのでしょうか?

3.日本の仏教界だけでも色々な宗派に分かれているようですが、本来、お釈迦様が唱えた教え(原始仏教?)に最も近いのはどれでしょうか?

専門用語を使われると全くのチンプンカンプンになって質問した意味が無くなると思いますので、それこそ小学生にざっくりと教えてあげるような感じでお願いできれば有難いです。

A 回答 (15件中11~15件)

1 ブッダが説かれたのが小乗仏教です。

今から2500年前
  悟りの能力を8段階にされて、即涅槃の人や10 回生まれて涅槃に行く人などに分けられました。

  働かないでサンガ(寺院)で学んで涅槃に行くのは理解しても、行けない庶民が何故托鉢の食事を布施しなければ
  ならないのか。との考えが広まりました。
  500年後の西暦0年頃に大きな乗りものである船で、皆が涅槃にとの考えが広まって

  その人たちの考えも凡字(サンスクリット語)で書かれていました。
  西遊記でヒマラヤをこえてインドに着いたときに、ブッダの言葉と 後で作られた言葉を区別することは無理でした。
 
  サンスクリットで書かれていた書物は全てブッダの言葉と受け入れたのです。
  その為に矛盾が生まれて悩み そしていろいろな解釈が生まれていきました。
  密教はブッダが使われていた言葉の発音にこそ力があると。禅では座禅こそが。と

2 定かではありませんが、サンガでの生活では髪を切るのではなく、髪を抜いていたと考えます。
  今でもインドでは髪を抜いていく宗教がありますから。
  ブッダも丸めていたと思います。


俗世と縁を切ることもそうですが、女人との縁は難しく、悟ることが出来ない事実を受け入れて 結婚もするようにしました

今では全ての宗派で結婚を認めています。

3 私とは宗派は違いますが、永平寺の曹洞宗だと思いますが、ブッダの教えと経典には私の理解を超えています。

世界にはいろいろな宗教があるが、科学の進歩と相容れないがブッダの教えは、科学の進歩と共に証明されていく。
アルバート アインシュタイン
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この回答へのお礼

有難うございました。
とても勉強になりました。
僧侶の結婚についてですが、私は一部の宗派では一生涯結婚できない定めになっていると思っていたのですが、実際には違うのですね。
学生時代に日本史を学んだのですが、女人と酒は堕落の見本のように考えられていた時代があったと記憶しています。
時代が変われば仏教の姿も変化するようですね。
妄想なのですが、もし将来タイムマシンが発明されて、お釈迦様が日本の仏教の姿をご覧になって、どんな風に感じられるか・・・嘆かれるか感動されるか、とても興味がありますね。

お礼日時:2011/04/28 16:00

1,究極=永遠=宇宙エネルギー(=でなく本来は即)という究極が分からないので宗派を分離した。

一言で言えば理解で着ない人が宗派を分けているのです。

2、出家が分からない人が髪を伸ばしながら出家と偽っているにすぎません。

3、釈尊は神や霊の話しをしてはいけないとまず最初に言いました、今の全仏教宗派で神を祭らないところはありませんので全く釈尊の説に近いものはありません。ゼロです。

釈尊の通りに成仏するなら神を拝む仏教をやめ、町内会費が神社に使われているので脱会する覚悟がないといけません。
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この回答へのお礼

有難うございました。
う~む、お釈迦様が考えておられた仏教は今とは全然違うわけですね。
勉強になりました。

お礼日時:2011/04/28 15:53

1.大乗経と小乗経は、お釈迦様も本当は、大乗経を広めるのが目的だったのですが、当時の人々には、まだ理解できる状態ではなかったのです。

そこで、いわゆる嘘も方便ということで、本当は正しくはないんだけど、わかりやすく方便を広めていったのです。やがて時が流れて、お釈迦様も、ここらで真実を明かしてやるか!ということで、実は今までのは嘘でした!!とばらしてしまい、これからは大乗経(特に法華経)を信じなさい、と言いました。
したがって、仏教を学ぶ人は、大乗経を学ぶのが一番いいということは分かりましたが、法華経のほかに、華厳経や般若経もあり、空海は、大日経、金剛頂経を学んでしまったので真言密教になって、法然は、無量寿経、阿弥陀経も学んで浄土宗、日蓮は、法華経を学んで日蓮宗に、というようにいろいろ分かれてしまいました。

2.剃髪は不明です。釈尊が登場する前から、坊主頭の人も多くいましたが、長髪のままという人もいたそうですが。

3.お釈迦様が、一番伝えたかったのは、法華経28品(特に16品の如来寿量品じゃないかな。)だとおもいます。しかし、教えが難しかったり、弟子が教えを守らなかったりで、喧嘩別れや破門になって、同じ教えなのに、いろんな宗派に分かれていってしまいました。
もともとは、筆記用具もない時代なので、弟子たちがお釈迦様の言葉を覚えていたのですが、これでいかん、というわけで、みんなで集まって思い出したことを竹の皮か何かに書きました。
原文はサンスクリット語らしいですが、鳩摩羅什(くまらじゅう)という人が、漢語に訳したのです。

こんな説明でいいでしょうか。。。
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この回答へのお礼

有難うございました。う~む、大体は分かったような感じがするのですが、まだまだ理解力が足りません。
すみません、そもそも密教って何でしょうか? 言葉のイメージでは、何となく映画の「インディジョーンズ」に出てくる秘密宗教のような感じがするのですが、高野山がそうだとすると全然違うでしょうし、よくイメージが掴みきれません。
禅宗ってものも、よく分かりません。
禅宗と聞いてイメージするのは、お茶と座禅くらいでしょうか。 

お釈迦様が考えられた教えは、当時文字が無かったし、弟子たちが勝手に解釈してバラバラに広めてしまったために、どれが原始仏教か分からなくなってしまったかも知れませんね。
もしタイムマシーンが発明されて、お釈迦様が今の日本の仏教の姿を見たとすれば、「何じゃ、これは!」と仰るか、「これぞ、私が理想としたものである!と仰るか、興味深いですね。

お礼日時:2011/04/28 15:47

訂正。

ヒンズー教じゃなくてバラモン教。恥ずかしい間違いしちゃった(^^;
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この回答へのお礼

有難うございました。
バラモン教ですね。了解致しました。

お礼日時:2011/04/28 15:27

>でも、元祖のお釈迦様はどうだったのでしょうか?



日本の釈迦如来像の頭部は、螺髪と言って、渦巻いた髪の毛を表すものとして、渦巻状の突起の集合体が造形されています。

つまり、頭髪があります。しかも渦巻きで天然パーマです(笑)

こちらに「良くわかる写真」があります。
http://www.geocities.jp/joysunny/hukuoka/hukuoka …

因みに、お釈迦様(ブッダ、仏陀)は、インドのコーサラ国の王子(本名、ゴータマ・シッタルダ)で、釈迦と言うのは出身部族の「釈迦族」から来ています。妻(ヤショダラ、ヤショーダラーとも言う)も居ます。

実は、王国を継ぐ筈の王子のくせに、王になる為の勉強を全部放り出して宗教(当時のヒンズー教)にハマって家出(しゅっけ、じゃなく、いえで)しちゃった「放蕩息子」だったりします。
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この回答へのお礼

有難うございました。
大仏様の頭のポツポツと同じですね。
王家や家族を放り出して出家するなんて、今そんな事をやったら凄い批判を受けるでしょうね。
ま、価値観が今とは全然違うとは思いますが。

お礼日時:2011/04/28 15:27

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