【お題】引っかけ問題(締め切り10月27日(日)23時)

自分が年を取ってきたせいか、頭のの中での価値観も固まってきましたが、
死後の世界、地獄の存在とか因果応報については友人たちと意見が
かみ合いません。
まず、一人の友人は地獄たる者は存在しない。誰一人、そこに行って、
そこから戻って来てその報告はしてないのだから。
悪い事をしたら地獄に行きますよと人間に正しい行いをしなさいよと
都合良く宗教家が見つけた道理。
因果応報に関しても私の知識では悪い事をすれば自分の子孫に
良い事が起きない、あるいは先祖の行いが悪かったから自分の
人生もあまりハッピーでは無いという単純な事。
地獄まっしぐらとされる、不倫、嫉妬、盗み、殺人、愚痴にしても
どの程度のもので許されるのか、許されないのか、基準は何処で
測るのか、教えていただけますか?
それと、人間は死ぬ前に懺悔すれば悪い行いは白紙になるのか?

A 回答 (1件)

●意 味: よい行いをした人には良い報い、悪い行いをした人には悪い報いがある。

過去および前世の因業に応じて果報があるという意。

●解 説: もとは仏教語で、過去・前世の行ないに応じて果報があるという意味。善因善果、悪因悪果のどちらも含まれるが、現在、悪いほうの意味で使われることが多い。

>獄まっしぐらとされる、不倫、嫉妬、盗み、殺人、愚痴にしても、どの程度のもので許されるのか、許されないのか、基準は何処で測るのか、教えていただけますか?

=そんな明確な基準はありません。


>それと、人間は死ぬ前に懺悔すれば悪い行いは白紙になるのか?

=そうとも限りません。キリスト教の世界ではそうなっていますが。


「極楽」の反対は「地獄」ですが、地獄とは 六道の最下層であります。閻魔の審判に基づいて様々な責め苦を受けるとされる世界です。六道とは天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道の事であります。『天道』は言わば「極楽浄土」です。『人間道』は今我々が住んでいる世界です。この中で『因果応報』が巡り巡りします。『天道』に行けない人間は、一般的に楽な順番から『修羅道』『畜生道』『餓鬼道』『地獄道』に振り分けられると仏教界ではそうなっています。よく大勢の人を苦しめ、殺した人間は「地獄に落ちろ」とか言われますが、南無阿弥陀仏・南無妙法蓮華経・等のお題目を唱える事により、それが避けられ、地獄までは行かないとされています。死者は自分でお題目を唱えられません。ですから現世に生きてる人間がお題目を代わりに唱え、極楽浄土へ行けますようにと祈願するのです。

赤子なら別ですが、長い人生の中で「悪行」を働かない人間は皆無です。誰でも何かしら「悪行」を行っています。ですから、お題目を唱えるわけです。
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この回答へのお礼

丁寧なご説明有難うございました。
とても参考になりました。
人生の中で悪行を働かない人は皆無ですと言うフレーズは響きました。

お礼日時:2011/05/02 15:47

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