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日本語の表現についての質問です。「この上ない喜び」のように、「最高の」という意味で「この上ない」という表現が用いられることがありますが、これを「この上なく喜んでいます」のように「この上なく」という形で用いても問題ありませんでしょうか。この用法が正しいかどうかご存知の方、お教えいただければ幸いです。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

専門家ではありませんが、思うところを書かせて頂きます。



>これを「この上なく喜んでいます」のように

「この上なく」という修飾方法に誤りはありません(修飾方法は存在します)が、「この上なく喜んでいます。」という表現には些か疑問が残ります。

経験上、「この上なく」の後には形容詞・副詞(~い)を用いる場合が多かったせいでしょうか・・。

今回の例の場合、喜んでいる様を表現するならば
「この上ない喜びに存じます。」
などのように使います。

「この上なく」を使用するならば
「この上なく嬉しいです。」
などのように使うのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。「この上なく」についてだけでなく「喜んでいます」と続けた場合についてもご説明いただき、大変参考になりました。

お礼日時:2011/05/04 10:49

「この上なく」は「この上ない」という形容詞の連用形なので、「喜んでいる」を、



修飾することはできます。
使う時は「ご無事をこの上もなく喜んでおります」とする方がいいでしょう。
も~係助詞 感動強調

ただよく使われるのは、「初孫の誕生は私にとってこの上ない喜びです。」
等の用法です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。一般的な用法についても、大変参考になりました。

お礼日時:2011/05/04 10:52

副詞的に使うのは、よく見られる使い方です。

場合によっては「とても」に置き換えられるます。
例:
あなたをこの上なく愛している。
この上なく晴れ渡った空

ただ、かなり古臭くかしこまった表現なので、使う状況によっては違和感があります。会話、メール等の日常のやりとりでは(相手が例え仕事の上司でも)あまり使われないかもしれません。
冠婚葬祭(招待状など)の手紙、開会・閉会宣言のスピーチ・・・のような儀礼的な場や、文学などでは用いられたりします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。使う状況についてのご説明もありがとうございました。とても参考になりました。

お礼日時:2011/05/04 10:51

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