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 I want to speak English more.
 私はもっと英語を話したい。

 I told him to eat more vegetables evely day.
 私は彼に毎日野菜をもっと食べるようにいいました。

moreの位置について調べたら、副詞のときは文末に置くと書いてあったのですが、
なぜ、下の文章はmoreが文末にないのですか?
moreの位置について教えてください。

A 回答 (2件)

日本語では「もっと」を動詞にかけるようにしたほうが自然な感じになります。

そこで「私はもっと英語を話したい。/私は彼に毎日野菜をもっと食べるようにいいました。」という訳が与えられているわけですが、動詞にかける、というのは英文法では副詞になり、それが初めの例文。副詞の位置は文末になります。

I told him to eat more vegetables every day. は「彼にもっと多くの野菜を毎日食べるように言いました」ということで、more が意味するのは「もっと多くの(manyの比較級)」で、それは vegetables にかかり、“形容詞” です。しかし初めに書いたように「もっと多くの…」と言うより「もっと…する」と言うほうが自然であるためそのような訳が付いているのです(さらに言えば、「多くの」を言わなくてよいというメリットがありますが、このことが逆に英作文をするとき何を比較級にするか迷うことになります。「もっと」と言っても many/much の比較級の more だけとは限りません)。

では、eat と副詞の much/more は相容れないかと言えばそうではなく、eat much (a lot)「大食いである」という表現がありますが、これを辞書では eat の自動詞用法としています。自動詞は副詞で修飾するしかないわけですが、しかし much, a lot は「(数量)名詞」ともとれるので eat が他動詞でその目的語とも考えられ、結局どちらか決めることはあまり意味のないことです。

少し寄り道しましたが、eat vegetables much/more のような表現は much/more が副詞と考えれば不可能ではないかもしれませんが、ネイティブスピーカーはそういう発想をしない、文法的に云々以前にそう言わないから正しいとは考えないということです。

動詞が目的語を持ち、「(数量的に)もっと…する」というときは名詞に比較級の形容詞 more を付けるのが英語的な発想です。

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この回答へのお礼

みなさん、ありがとうございました。
よく理解できてすっきりしました。

お礼日時:2011/04/30 10:33

上の more は副詞で speak にかかります。


下の more は「より多くの」という意味の形容詞で vegetables にかけています。

vegetable は分量を表す形容詞形容詞を付けても構いませんが、分量を量れない English に分量を表す形容詞を付けることはありえないので、more は副詞でしか使えません。more English とすると more は形容詞的に見えてしまうセイでしょうかこの位置は避けるのが普通です。

理屈の上では to eat vegetables more と副詞的に使ってもよいはずですが、to eat more vegetables の方が普通です。

注:副詞の位置は割と自由度があって動詞の前や直後に置くこともあります。
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