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原油価格が1バレル100ドル付近をさまよっていますが、
原価は4ドル程度らしいという文章を見ました。
投機によってこんなことになっているらしいです。

投機が物の価格を変にしてしまっているのは、ある程度は仕方が無いと思っているのですが、
原価の25倍なんて、どうしてこんな状況を放置するのでしょうか?
それならば、産油国が市場に出す段階で1バレル50ドル程度で売るといいと思うのですが。
(投機マネーに限界が在る的な意味で。)

参考にした情報
ttp://plaza.rakuten.co.jp/airinhoikuen/diary/201103090001/

A 回答 (4件)

オイルショックのとき、OPECによる原油価格操作が問題視されました。


当時、NYMEXに上場したのが原油先物です。これにより、ヘッジ買いすることができるようになりました。
先物市場で原油が取引できるようになり、当時、原油価格が安定化されました。
投機マネーばかりが先物市場に参入しているのではなく実需筋も参加しています。
生産関係者は原油先物をヘッジ売りすることもあります。
先物市場の価格は需給によって確定されますが、その価格がそのまま継続するのではなく
バランス次第で上下に変動します。この流動性を提供することが市場の安定をもたらします。
自然の流れに任せるしかないと思います。
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現実には投機マネーは生産と販売の間には入りません、ほとんどが商品先物市場での売買です。


100ドルで買って110ドルで売れれば差額の10ドルが利益になります。
転売していると考えれば良いです。

価格上昇による利益はそのまま産油国の利益です、90ドルで売るより100ドルで売れれば儲かります。
投機マネーの中にも実はオイルマネーが流入している場合も有ります、この場合は産油国自身が投機を行っていることになります。

投資や投機によって価格が上昇したとしても、需要と供給から決まる販売側および購入側が受け入れ可能な価格で有ればそれが定着します。
仮に供給過剰で余っているのに高値で買う人はいません。

過去にオイルショックと呼ばれるOPECによる原油価格の大幅な引き上げがありました、この時に「高くて買えない」というわけで急激に需要が減少して最終的に価格の暴落を招いてしまった事があります。
ですからOPECも価格には慎重に対処しています、価格が上がれば増産して供給を増やす場合も有ります。
急激な上昇はOPECも好みません。

価格の高騰を悪のように受け止める人もいますが、必ずしもそうではありません。
もしガソリン価格が30円程度ならば今のように高燃費の車は開発されていない、皆もっと車を使用する(ガソリンを消費する)、結果的に町の中は排気ガスだらけ。
原油も無尽蔵に有るわけでは無く、正確な埋蔵量は不明ですがいずれ枯渇する。
使用量を抑えて100年200年と長持ちさせた方が良い、高価格で有れば代替エネルギーの開発意欲も沸いてくる。

実は原油価格の動向はかなり難しいです。
そのほかの商品と違い、生産側は国が直接管理している場合が多い、「地政学的リスク」という言葉を聞いたことがあるともいますが政治情勢にも大きく左右される。
リビアは原油の輸出国です、最近の反政府デモや軍隊の出動、NATO軍による空爆などいつ原油の輸出が停止するか不安がある、それら供給不安も価格高騰の原因となります。

まとまりの無い回答で済みません。
とりあえず参考に。
http://www.noe.jx-group.co.jp/binran/part01/inde …
多少は石油を取り巻く状況が分かると思います。
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>原価は4ドル程度らしいという文章を見ました。


根拠がありません。
参考にした情報というのにも数値としての根拠が何も記されていません、参考にする価値の無いページです。

まず「原価とは?」の定義からはっきりさせなければ論ずる意味が無いです。
油田で原油を吸い上げに掛かる費用だけなのか、出荷までの費用が入っているのか、油田や設備のメンテナンス費用や保険料は入っているのか、どこまでを原価とするのか不明です。
仮に油田吸い上げのコストだけだとすると、それに石油会社の色々な経費や人件費、マージンが加わります。

投機マネーだけでは価格は決まりません、中東など多くの産油国の国々にとっては石油が唯一の競争力のある商品です、石油で国が成り立っている。
少しでも高く売りたいのが本音です。
価格は需給で決まります、売り方と買い方の綱引き関係。
価格が安くなったときに、OPECが生産調整で減産する等の話を聞いた事は無いですか。
需要が減れば生産を下げて需給のバランスを取って価格の下落を防ごうとするわけです。

短期では投機マネーで高下する事はありますが、いずれ実需価格に収まります。

この回答への補足

説明どうもです。

でも、実際、100ドル近い数値は、投機によっているのではないのですか?

つまり、
生産と販売との間に、投資・投機によって吸い取られるマージンは殆どたいしたものではない、
たまたま、需要に対して供給量が少ないから、量の確保のためにお金を積んでいる
という認識でOKでしょうか?

OPECはそもそも何ドル程度で原油や石油を売りたいのでしょうか?
高ければ高いほどいいという考えですか?
だったら、1000ドルでも2000ドルでもいいのではないでしょうか?
買わないなら他で買えと。(これは極論で、実際には売れないとこまるので適当な価格に落ち着くでしょうが、200ドル程度なら談合すれば何とかなると思います。)
この分野についての(ついても)、広い視野を持っていないので、うまく理解できないです。

補足日時:2011/05/15 19:26
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>原価は4ドル


間違い。サウジアラビアで良質の油田から採掘するのと、シベリアでパイプラインを敷設して採掘するのと、北海油田、メキシコ湾、ブラジル沖、それぞれコストは異なります。相場が上昇すれば、高コストの油田でも採掘して採算が取れるので、確認埋蔵量は増加します。
投機はほんの一部です。基本は需給できまります。需要が強いとみたから、投機マネーが流入するのです。
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