No.9ベストアンサー
- 回答日時:
被写界深度の説明URL
http://www24.big.or.jp/~antares/photo_gallery/ca …
パンフォーカスの説明URL
http://www24.big.or.jp/~antares/photo_gallery/ca …
シーンモードの説明URL
http://www.accent-jp.com/mode.html#01
広角レンズで絞りをある程度絞って撮影するか、風景モードで撮影すれば
背景と被写体、どちらにもピントが合って見える写真になります。
多くの写真の利用は記念撮影が主ですから広角で晴天の昼間屋外でオートで撮影した場合
写ルンですのように一般的に望まれる無難な写真、映っているもの総てにピントが合って見える写真が撮れるように設定されています。
デジタル一眼レフ入門機でも同じです。
参考URL
コンパクトデジカメ
http://photozou.jp/photo/show/1245798/80655855
デジタル一眼レフ入門機
http://photozou.jp/photo/properties/1213412/8052 …
35mmフィルムに画像が記録される大きさは36×24mmです。
一般的なデジタル一眼レフの画像素子(CCD、CMOS)は23x15mmほどです。
コンパクトデジカメの画像素子は非常に小さく10x10mmもありません。
コンパクトデジカメは1眼レフの画像の中心部を拡大しているようなものなので、
一眼レフと比較してかなり広角のレンズを使用しています。
参考URL
http://takuki.com/gabasaku/CCD.htm
コンパクトデジカメで背景が明らかにボケた写真を撮るにはかなり望遠のレンズで撮る必要があります。
参考URL
http://photozou.jp/photo/list/138850/1183184
ただし、コンパクトデジカメでも撮像面から被写体までの距離が近い近接撮影(マクロ撮影の場合は被写界深度はかなり狭くなります。
http://photozou.jp/photo/properties/138850/6826216
hayasi456様
お世話になります。
過去、私の他の質問にも答えて頂いたと記憶しておりますが、
どれも、適切なURLをご記入頂いて、こちらのレベルに合ったように分かりやすく説明をして頂けるのは、とても助かりますし、感銘を受けます。
URL先の説明も、理解しやすい書き方をしており、大変勉強になりました。
被写界深度を変えるだけで、ものすごく雰囲気の違った写真を撮る事ができるんですね。
分かってはいたのですが、カメラも実に奥が深いですね。
勉強する時間が足りないです。(笑)
回答、ありがとうございました。
No.12
- 回答日時:
追伸 2
アオリにも興味があるようなので私もわかりやすそうなサイトを紹介します。
http://www.komamura.co.jp/lecture/lecture05.html
http://www.komamura.co.jp/lecture/lecture06.html
コマーシャルフォト(商業写真)で商品撮影や建造物の撮影は大判カメラ(4x5)で撮られることが多かったようです。
デジタル一眼用にこんなものがあります。
http://www.komamura.co.jp/digital/VCCpro/index.h …
ピントの合う範囲が狭い近接撮影で威力を発揮ですね。
URL先は、
アオリで、どのような効果が得られるのかが、とても分かりやすいサイトでした。
私のような、カメラに詳しくない者にとって、アオリと聞くとすぐに難しい方に考え敬遠してしまいがちですが、まずは簡単な事を理解する事で、もっと勉強したいなと思えます。
一眼レフにも、ああいったオプションを付ける事ができるんですね。
いいですねぇ・・・ちょっと費用のかかる話ですが・・・
追伸、ありがとうございました。
No.11
- 回答日時:
パンフォーカスの写真を撮影する時に、光の通り道を狭めて(=絞りを絞って)ピントの合っているように見える幅を増やす(=近いところから遠いところまで、被写界深度の深い写真)こと以外にもうひとつ方法があります。
ジャバラのカメラをご存知ですか?
よく、プロがコマーシャル用の写真を撮影する時に使用するカメラです。
フィルムや、撮像素子を支える枠とレンズを支える枠の間がジャバラでつながれたカメラです。
通常のカメラは、フィルム面(撮像素子面)とレンズの面に角度を持たせることが出来ません。
この結果、ピントは、その面に平行な、ある面にしか結ばれません。
しかし、絞りを絞って、光の通り道を狭めると、光の通り道の角度が狭まって、ピントを結んだところと少し距離のあるところでも、人の目ではピントが合ったように見える範囲を広げることが出来ます。
でも、フィルム面(撮像素子面)、レンズ面と平行な面にしかピントが合わないことにかわりはありません。
そこで、ジャバラのカメラですが、実は、アオリという機構を使って、フィルム面(撮像素子面)とレンズ面に角度を持たせることが出来てしまいます。これが出来ると何が出来るかと言うと、ピントの合う面を、フィルム面やレンズ面と平行ではない面に変えることが出来てしまいます。
絞りを開いた状態でも、レンズ面とフィルム面、ピントを合わせたい平面を、ひとつの線で交わるよう調整すれば、ピントが合ってしまうんです。近いところから遠いところまで、ぴったりとピントを合わせることが出来てしまいます。これをシャシンフリュークの法則と言ったり、シャインフリュークのピント面と言ったりします。
最近は使用する方が少ない大判カメラ(ジャバラのカメラ)ですが、コンシューマー向けのカメラとはまったく違うユニークな特性(ピント面コントロール)を持っています。また、そういうカメラが存在するんです。
大判カメラ専門店のURLを見てみてください。ピント面コントロールという大判カメラならではの機能が紹介されています。
http://www.ohban4x5.com/index.html
アオリという事について、すごく分かりやすくご説明頂いて、
実は、アオリという事に頭が閉鎖的になっていたのですが、少し開けた感じがします。
なぜ、ああいった形のカメラがいまだに存在しているのかも分かりましたし、その利点も理解できました。
普段何気なく見ている写真にも、いろいろな技術や機械が駆使されていて、
自然に見えるからこそその「自然」がプロの手で作り出されているものなのだな、と分かりました。
回答、ありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
追伸
>奥行きの無いのっぺりとした写真
立体感がある球を書くには色の濃さを明るいところからじょじょに濃いところへと描きますね。
デジタル画像は明るさを256段階で表現します。カメラは性能が高いほど256段階に近い記録が出来ます。
したがって初期の性能が低いデジカメの方がのっぺりとした写真が撮れます。
ペンタックスのデジタルフィルターにはそんな効果があるかもしれません。
http://rojiuracafe.seesaa.net/article/109034692. …
影の無い写真も
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/consumer/TakingGrea …
影が出来難い曇りの日の画像はのっぺりしていますね。
球の描き方と共通しますが絵画の風景の空気遠近法
http://www.b-sou.com/pal-EnkinEir.htm
そう言えば画像補正ソフトでいじりすぎるとのっぺりとしてきます。
最近流行のHDR(ハイダイナミックレンジ合成)は階調を補う機能ですが過度に補正すると絵画のようになり奥行きが無くなるような気がします。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4% …
http://www.sony.jp/ichigan/HDR/1-4.html
http://www.hdr-image.net/hdr_howto/
HDRというのも、初耳でした。
仰られるように、奥行きがないように感じられ、漫画のような写真になりますね。
これは、カメラの性能で相当写真が変わりそうな気がします。
影というのも考えてはいて、フラッシュよりももっと自然で明るい光を当てる必要があるな、とは思っていたところです。
影が無いと、のっぺりした感じが出てとても良いです。
追記、ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
被写体と背景の両方が十分に遠ければ、両方にピントが合います
例えば、遠くの山に沈む夕陽など
山と太陽は1億5千万kmも離れていますが、両方にピントを合わせるのは容易です
撮りたいな、と思っている写真は、
被写体と背景の距離があったり、近いものがあったり様々な状況になると思います。
できれば、被写体は人物や花木になると思いますので、近い方が詳細まで写せて良いと思ってます。
回答、ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
「写るんです」等の使い捨てカメラがありますね。
あれは皆さんが仰られている被写界深度というものが深いプラスチックレンズを組み込んで、被写体を1m~2mより手前には配置しないという撮影条件を付加して、被写体にも背景にもピントが合った写真を実現しています。
なのでそれと同じことをすればいいです。
コンデジや携帯電話のカメラは被写界深度が深いという点では同じですから、被写体との距離に注意して撮影してみて下さい。
おそらくお望みの写真が撮れると思います。
背景によってはディティールがつぶれてぼやけたように見えるかもしれませんが、それは解像の問題でカメラの性能によるところです。
画質を求めるならやっぱり一眼レフで絞り(被写界深度)をコントロールして、ということになりますね。
絞りという語句はよく聞きますが、それが被写界深度の事なんですね。
写るんですというのは、最近使った事がないですが、ああいった使い捨てカメラの性能も、きっと当時から考えると機能が上がっているんでしょうね。
「安かろう悪かろう」とよく言ってましたが。(笑)
良い写真を撮るならば、もっとカメラの性能も考えないといけないのですね。
回答、ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
コンパクトカメラの場合、風景モードにする事で、
皆様が書かれた、被写界深度を深くする事が出来ます。
要は、レンズの絞りを絞った状態にしてくれる訳です。
しかしながら絞りを絞る動作は、光量を減らしてしまうため、
コンパクトカメラのようなオートの場合、シャッタースピードを遅く設定されます。
晴天昼間の場合、手振れするほど、シャッタースピードを落とす事は無いと思いますが、
持ち方には注意をしなければいけません。
したがってコンパクトカメラの場合、一眼レフのように、絞り操作が自由ではありませんので、
被写界深度が足りない場合があります。
コンパクトデジカメでは、手ブレやピンボケという写真が逆に撮りづらいというのを聞きますが、
そいういう理由があるからなのですね。
被写界深度というのを極めるなら、やはり一眼レフの方が良いみたいですね。
回答、ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
>背景と被写体、どちらにもピントが合った写真を撮る事は可能ですか?
被写界深度の理論を理解していれば簡単な事ですよ。
早い話、イメージセンサーの小さなコンパクトデジは、被写界深度が恐ろしく深いのでボケた写真を撮る方が難しいですし、一眼レフでも、広角レンズを使い絞れば、至近距離撮影以外だとパンフォーカスが可能です。
また、被写界深度を最大限効果的に生かす手法として、過焦点撮影と言う手法もあります。
※過焦点撮影テクニックの詳細は、Webで検索して下さい。
>そういう事を目的に作られたカメラがあるとか、合成であればこういう方法があるというアイデアなど・・・
パンフォーカス機能を搭載したカメラは有りません。
逆に、コンパクトデジでは、ピントの合った画像とアウトフォーカスの画像を連写し、合成して、見かけ上、被写界深度の浅い画像に仕上げる事ができるカメラが有ったり、レタッチソフトで暈したい部分をなぞるなどで同様な事ができます。
ただし、このような写真は不自然な仕上がりになります。
勿論、レタッチソフトで、主たる被写体にピントを合わせた画像と背景にピントを合わせた画像を合成し、パンフォーカス的な写真を作る事は可能です。
被写界深度とか、過焦点撮影とか、パンフォーカスとか、
実はカメラの事を詳しくないまま質問してしまったので、
いろいろと知らない語句が出て来て、今後もっと勉強が必要だな、と改めて感じる事ができました。
コンパクトデジカメの中には、そういった合成写真のような事を行っているカメラがあるという事なんですね。
回答、ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
写真の王道では「アオリ撮影」
・中判カメラ以上では、
アオリ機能のあるカメラまたはレンズを使用してピントの合う範囲を調整する方法。
レンズ絞りを絞らないため、暗くならない(シャッター速度が遅くならない)メリットがあります。
参考:
http://pintograss.web.fc2.com/pintogurasu_8-7.html
http://pintograss.web.fc2.com/pintogurasu_8-8.html
・35mm判カメラ以下では、
絞りを大きく絞り込むことによりピントの合う範囲を調整する方法が一般的。
ただ、一部のメーカーではアオリ量に制限はあるものの、35mm判カメラ用の「アオリ撮影用レンズ」も発売されています。
参考:
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/ts-e/index.html
カメラについて詳しく勉強される方が読まれると、知識が広がりそうなURLですね。
今後、こういった事を勉強していこうと思います。
アオリという語句も、今回初めて知りました。
回答、ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
カメラに限らず、レンズは厳密には1点でしかピントが合いませんが、ピントのズレが人間に関知できない場合、ピントの合う距離の前後、ある程度の幅はピントが合ったように見えます。
これを被写界深度といいます。被写界深度は、レンズの有効径(絞り)と撮影倍率(レンズの焦点距離及び被写体との距離)により変化します。撮影倍率を低く(広角レンズを使う、距離をとる)して、絞りはできるだけ絞れば、ピントの合った(ように見える)範囲は広くなります。
そうした意味では、レンズが交換できて、絞りのコントロールができる一眼レフなどの方が有利です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%AB%E5%86%99% …
http://shinddns.dip.jp/
分かりやすく被写界深度の事を教えて下さり、
カメラの事に詳しくない私でも理解しやすかったです。
完璧には合わないけれど、ピントが合ってないと分からないくらいの精度で合ったような写真が撮れるんですね。
回答、ありがとうございました。
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