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以前、DVD-Rは光によって色素が分解されるので、長期保存に関してはDVD-Rより、DVD-RAMやRWの方が適している、というのを聞いたことがあります。(つまり、太陽光を長時間受けるとDVD-Rはだめになってしまう)

これはブルーレイディスクについても同じことが言えるのでしょうか?
そうならば、大切なライブラリの長期保存にはRを使わないようにしようと思います。

A 回答 (1件)

はじめまして。



DVD±Rは記録素材が有機色素です。
DVD-RAM、DVD±RWは相変化無機素材です。
BD-Rは無機素材です。
BD-RLTHは有機色素です。
BD-REは相変化無機素材です。

と言うわけで素材的にはDVD±RとBD-RLTHが同様。
ただし元々無機素材でスタートしたBDで、媒体の低コスト化と普及を目論んで策定した規格で、製品も余り優れたものではないのでBD-RLTHは使用しない方が良いでしょう。
BD-REに関しては繰り返し使用が公称約1000回ですのでDVD±RW同等です。
通常のBD-Rは繰り返し使用ができない無機素材を使用しているだけです。

直射日光下では記録型DVDもBDも壊滅しますよ。
紫外線に対する耐性は無機素材の方が上ですが、熱に対する耐性は有機色素より劣ります。
そのためにDVD-RAMやDVD-RW、特にDVD-RWは長期放置すると固化して相変化が上手く働かず、認識不良を発生する場合があります。
我が家ではDVD-Rは6年以上前のものでも再生可能ですが、DVD-RWは4年前のものでもNGなものが続出です。
定評あるVictorの国産のDVD-RWでもそんな状態です。三菱化学(Verbatim)のはまだ持っています。
もちろんなるべく光に当てない環境で保存しており、同じ条件下での保存なのですが、DVD-RWの方が持ちは確実に悪いです。
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この回答へのお礼

大変詳しく回答していただきありがとうございました。
以前も記録型DVDに関しては、長期保存のことを気にしてDVD-RAMやDVD-RWを使用していましたが、DVD-RWの方が長期保存に向いていないことには驚きでした。

ブルーレイを使用するようになってからも長期保存のことが気になり質問したしだいです。
お話のような感じですと、ブルーレイに関して言えば、長期保存ではBD-Rが最もいいということですね。価格もRWより安価ですし、再記録することは基本的に無いので、今後はBD-Rを安心して使っていきたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/26 10:05

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