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先ほど池上彰氏の番組でアメリカの銃社会のことを問題にしていた。
アメリカでは年間1万人以上が銃で撃ち殺されているらしい。
しかし、そういう深刻な問題でも、銃が必要であると考える人は、
銃は悪くない。それを使う人間に問題がある。と考えているようだ。
しかし、それはどうだろうか?
これが銃ではなく、包丁なら、その言い分はわからないでもない。
包丁はもともと調理するためのものだからだ。
金属バットも野球で使うものだ。
つまり、もともとは正式な用途があるものであれば、それを使う人に
問題があるだろうが、銃というのは撃つ以外に何もあるまい。
鳥や鹿をうつのでれあば、猟銃をつかうだろうが、リボルバーの
ようなものは、人を撃つ以外の用途などない。
護身用だといってみても、とどのつまり、最終的には人を撃つ事になる。
銃が悪くないのなら、地雷はどうだ、ナパーム弾がどうだ、原爆はどうだ。
本当にそれらは悪くなくて、使う人間に問題があるのだろうか?
僕は人を殺傷する目的でつくった物自体、悪いものだと思うのですが。
みなさんはどー思います。
A 回答 (10件)
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No.10
- 回答日時:
>とどのつまり、最終的には人を撃つ事になる。
そうですがそうとも言い切れない。
ここ日本では殆ど開発されてしまい実感出来にくいかも知れませんが、アメリカなどの広大な国土の国々ではアウトドアライフも野生の熊などの動物に対して最低でも.44Magnum程度のピストルは必需品なのです。
当然身を守るためです。
狩猟に行くわけでもないのにライフルやショットガンを持つなんてナンセンスです。
「飛び道具とは卑怯な」と日本人はどちらかと言うと銃に対してアレルギーがある民族なのです。
同じ武器とはなりますがヌンチャクと言うのがあります。(40代以上にはお馴染)
現在はちょっと調べていないので変わっているかも知れませんが、アメリカの州の中には銃はOKでもヌンチャクはNGと言う法律があったりします。
これは「銃は大きな音がして周りに知られるが、ヌンチャクは音も無く簡単に人を撲殺出来る」と言う理由です。
私が小学生の頃なんて男の子の殆どがヌンチャクを持ってたりしたものです。
No.9
- 回答日時:
>銃は悪くないのか?
銃は悪くないと思います。ただ危ないだけです。包丁も悪くないと思います。少しばかり危ないとは思いますが、この論法でゆきますと原爆も悪くは無いと思います。大変危ないというだけのことではないでしょうか。
クリスチャンなのでなんでも聖書にあてはめようとしてしまうのですが、聖書では次のように書かれています。
、「人から出て来るもの、それが人をけがすのである。すなわち内部から、人の心の中から、悪い思いが出て来る。不品行、盗み、殺人、姦淫、貪欲、邪悪、欺き、好色、妬み、誹り、高慢、愚痴。これらの悪はすべて内部から出てきて、人をけがすのである」(マルコ7:17~23)。
この前の言葉は以下の通りです。
「あなたがたも、そんなに鈍いのか。すべて、外から人の中にはいって来るものは、人を汚し得ないことが、わからないのか。それは人の心の中にはいるのではなく、腹の中にはいり、そして、外に出て行くだけである」
聖書の見解ではアダム以後の人は生まれながらに罪びとで、なにか長じて悪いことを学んだ結果、悪人になるのではない。生まれながらに悪人であるという見解です。最初の質問に戻りますが、銃であれ、包丁であれ、原爆であれ、それを使うのは人間です。その人間の側に欠陥があるときにどのようなものでも凶器になりえます。つまり凶器は自分でたちあがって人をあやめたりはしません。銃そのものはやはり道徳的に悪いとかよいとかの吟味の対象ではないと思います。
自動車の発展の歴史の中で何人の人が車に関する事故でなくなったかわかりませんが、現実には銃以上に危険なんだろうと想像します。しかし車が悪いという人は少ないと思います。
問題はそのような銃や原爆を作る人や国家があるということと、そのようなものは包丁とは比較にならないほど重大な結果を招くと言えますので、作る人間の質を論じる必要があるように思います。
聖書はアダム以前に人類が戻る方法を提供していますので、そのような社会では銃も原爆もなくなると期待されます。
No.8
- 回答日時:
僕は人を殺傷する目的でつくった物自体、悪いものだと思うのですが。
○その通りですよ。悪いのですね。この世界には悪い物を創って支配を広げようとする人や生き物がいるのですね。もしそのような人や生き物が地球環境にいなければ、銃や兵器など考えもしないでしょうね。
アメリカ大陸、アメリカ、メキシコ中南米は全て銃で支配した大陸ですね。元の原住民は銃を持っていなかったですからね。アフリカ大陸、インド、東南アジアみな銃で植民地化されましたね。日本は明治以降強固な軍事力を作りで支配を逃れましたが、それは悪いものには悪いものでしか対抗できなかったからですね。最近は中国や北朝鮮が核ミサイル、軍拡をしていますのでわるい物たくさんつくっているのですね。こんな悪い隣人にすででいっても島取られるだけですね。さて、あなたは支配され、奴隷として売られても甘んじてその環境に耐えていきますか。それとも悪いもを手にしますか。という命題を常に身近に考えているかどうかなのですね。銃で奪ったものは銃で取り返される、それ故、銃で守る。それがアメリカという国家の性なのでしょうね。日本だって歴史的には何度も狙われたんですね。その都度、兵器を手にして追い返してますよ。
No.7
- 回答日時:
>銃は悪くない。
それを使う人間に問題があるというよりも、銃は悪いにしても、その「悪い銃」から自分を守る
ためには、銃が必要だ、という考えです。
その延長が、核攻撃の「抑止力」としての核兵器ですから。
それは、その社会集団による個人のコントロール(社会性)が
どこまで強いかによります。
日本のように集団主義的傾向が強ければ、「互いに向け合った
銃を、同時に降ろさせる(銃砲業界のロビィストも含めて)できま
すが、そうでなければ「お前が銃を降ろしたら俺も降ろす」という
にらみ合いになります。
(ギャングの収入源を断つために禁酒法を施行したら、闇で余計
に大儲けさせただけだった国だから)
No.6
- 回答日時:
銃のように、その目的が本来的に人を殺傷することに
ある道具は、性質上の凶器と言い、包丁などは用法上の
凶器と言います。
性質上の凶器には、銃や刀があります。
用法上の凶器ですが、トラックもそうだ、とした
判例があります。
ここは哲学版ですから、そもそも性質上の凶器の存在そのものが
悪か、という問題を提起されたのだと解釈します。
これは「何で人を殺してはいけないの」の変形ですかね。
物、それ自体に善悪はあるのか、という問題ですが、銃を例にとって考えます。
銃は性質上の凶器ですが、警察官が持てば、市民を護る道具になります。
場合によっては、家族を護り、祖国を防衛する道具にもなります。
日本刀や銃は、美術品にも骨董にもなります。
つまり、性質上の凶器でも、その善悪はケースバイケースということ
になりますから、銃その物だけで善悪は考えることは出来ないでしょう。
やはり善悪は人間の属性である、と考えるものです。
米国の問題は、銃の存在そのものにあるのではなく、
銃が多すぎること、誰でもが銃を気軽に持てること
その根底にある考え方にあるのではないでしょうか。
No.5
- 回答日時:
この問題は、哲学の問題と言うよりもむしろ社会学の問題ですね。
質問さんは、1)「銃は悪くない。それを使う人間に問題がある。」
という言葉に何か論理的な意味があると全く誤解しているようです。
実は、これはアメリカの銃器メーカーが作っているアメリカ・ライフル協会の連中が考え出した宣伝文句です。いわば、原子力村の連中の言う
2)「原子力は安全です」
と言うのと、完全に同じレベルです。哲学を語る人は、私には少なくとも首尾一貫した態度が必要だと思えますので、1)が哲学的な対象になると思えるのなら、2)もそれと同じ意味で哲学の対象とするのが筋です。
さて、1)を社会学的に理解するには、アメリカ社会と銃の関係の歴史を知る必要があります。昔の西部劇の映画を見ていると、アメリカ西部には銃が溢れていたように描かれていますので、皆さん大きな誤解をしているようです。昔の銃は手入れも大変で、使わないときには錆びないように油漬けにしておかないと行けないような代物だったそうです。さらに、値段も高かった。だから、あんな西部劇のように皆が銃を持ってはいなかったそうです。
ところが、今から150年ぐらい前の南北戦争で、現在のような手入れの簡単な拳銃とライフルが大量に生産された。ところが、戦争が終わってしまい、銃が余ってしまった。そこで銃器メーカーが気が付いたのは、戦争に必要がなくなった作り過ぎた銃を通信販売することだった。これによって銃が安価に手に入るようになり、アメリカ中に銃が氾濫して現在の銃社会が出来上がって来たそうです。だから、アメリカの銃社会は西部劇時代の後だそうです。
更に、その銃の販売で巨額の富を手に入れた銃器メーカーは、アメリカ独特の汚職機関であるロビイストを使って政治家に金をばらまき、銃に関する法律をどんどん銃器メーカーに都合が良いように変えて行きました。現在でもアメリカ・ライフル協会の献金はトップクラスです。そして、民主党も共和党も殆どの議員がライフル協会から多額の献金を受けています。その結果、例えばアメリカではそれが危険だからと、車を運転するのに免許証がいりますが、鉄砲にはそんな物がありません。また、アメリカでは、一つの製品を除いて、オモチャも含めてどんな製品でも必ずその安全性を政府が調べて、政府の安全基準を満たさない物は売れないようになっています。ところが、一つだけ例外がある。それが銃です。時々国会で、銃の安全機銃を法令化しようとする良心的な政治家が出るのですが、それが常に残りの政治家達によって、潰されて来たのがアメリカの歴史です。
さらに、ライフル協会に都合が良かったのは、アメリカ合衆国憲法第2条の人民の武装権に関する次の条項があることです。
「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、市民が武器を保有し、また携帯する権利は、これを侵してはならない。」
だから、アメリカ人の中には、銃を持つことは人間の基本的人権であると思っている人が一杯います。ライフル協会から金をもらっている政治家の連中は、銃反対はが出て来るたびにこの憲法第2条を持ち出して、基本的人権を守れと主張して、銃器メーカーの売り上げを伸ばすことに加担しております。
まあ、日本の原子力村の連中が日本人を今までどれだけ洗脳して来たか思い出して下さい。ですから、これは哲学の問題と言うよりも、社会学の問題なのです。従って、上の1)の論理的整合性や意味論を論じるのは、どれだけ無意味で明後日なことを言っているか、お判りでしょう。
No.4
- 回答日時:
今のアメリカって国は、銃で武装し、銃を持っていないネイティブアメリカンを追い出して、土地を奪取するところから始まった国ですから、銃が悪いなんちゃたら自分たちの先祖が悪いっちゅうことになって都合が悪いじゃろう。
だからアメリカでは銃は悪くない。
でも、地球はアメリカじゃあないよ。
アメリカ以外では銃は悪い。だから制限する。取り締まる。
アメリカだけが少数の例外ですな。
No.3
- 回答日時:
>僕は人を殺傷する目的でつくった物自体、悪いものだと思うのですが。
確かにそのとおりだと私も思います。悪いものだけれど、現実として世界には武器があふれており、なくなることはありません。それなりの必要悪としての役割をになってもいる。これが現実です。
日本では幸いにして銃器の規制が成功しましたが、米国での銃規制はなかなか進みません。その原因のひとつとして、仰る米国人の意識
>銃は悪くない。それを使う人間に問題がある。と考えているようだ
があることは確かでしょう。そしてそれも荒野の一軒家の弱者にとってはさほど間違った認識ではないと思います。
こういった現実を見据えた国民性はなかなか直らないと思います。マイケル・ムーアの例の映画「ボウリング・フォー・コロン場員」がヒットした後も銃規制は進まなかったのです。
はやい話、核兵器をなくすのにもあの最大権力者オバマさんが「自分の生きている間に出来るかどうか?」と弱気なほどです。核兵器と異なりこれほど社会に普及した銃は以後百年といわずなくならないでしょう。
No.2
- 回答日時:
正当防衛という言葉を一から勉強しなおしましょう。
銃社会において、犯罪に銃が絡む事も多い。したがって、その制圧に銃を用いる事に何の矛盾もない。
物のせいにして規制を謳う愚か者が、現代日本には急増しているが、質問者はその轍を
踏まないよう熟慮する事を強く奨める。熟慮するためには、TV視聴を止めるのがいいですよ。
TVでの発言は世論誘導の色が非常に濃い古都を忘れてはいけません。
科学技術の発展は、軍事技術からの転換という一面を常に持っている。
「物」のせいにすれば、結局、全てを否定する事になる。
No.1
- 回答日時:
>包丁はもともと調理するためのものだからだ。
包丁と言うより刃物は元々は的(敵)を殺傷するのが目的。
調理はその後の話。
包丁は良くてドスだったら?
見かけは殆ど同じだが。
>鳥や鹿をうつのでれあば、猟銃をつかうだろうが、リボルバーの
ようなものは、人を撃つ以外の用途などない。
小動物に対して猟銃はデカすぎると言う事はご存じないようで。
アメリカの田舎ではバーミントやキツネ等の害獣を追い払うのに最も手軽なピストルを使う事も多い。(アメリカ以外の国の殆どはピストルによる狩猟を禁じているそうだ。)
では弓はどうだろう?
元々は狩りや敵を殺傷させるために考えだされたものだ。
しかし「弓道」がある。
弓道部の学生が大会に出場するのは何故?
人を殺める腕を磨くため?
>銃が悪くないのなら、地雷はどうだ、ナパーム弾がどうだ、原爆はどうだ。
それは論理の飛躍のし過ぎ。
これらには人を殺す以外の用途が一切無い。
私も「銃が悪いのではなく使う人が悪い」とハッキリとは言えません。
銃と言うのも根本を辿れば人間の欲望を達成するための道具なのだから、無ければ無いで別のものが発明されていると思う。
包丁だろうが金属バットだろうが灰皿だろうが壷だろうが銃だろうが人間の欲望がある限り本来の目的とは関係のない事にも使われるでしょう。
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