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アメリカでは銃乱射事件が起こるたびに護身用の銃が売れる銃器メーカーバブルが起こるそうです。

毎回買ってたら、古い銃はどうしたんだって思うけど、銃の中古買取売買店は乱立しているのでしょうか?

A 回答 (2件)

アメリカに住んで居たことがあります。

テキサスではありませんが、銃規制の緩い州でした。

銃の中古取引売買店はそれなりにありますが、古い銃は下取りもしてくれます。なにせ新品の銃が普通にウォールマートやKマートで売っているような国です。
日本でいえば、ヨーカドーとかイオンのキャンプ用品コーナーと釣り具コーナーの間に銃コーナーがあるような感じです。

アメリカ人が銃を持ちたがるのは、広大な土地を守るために必要だったからです。それにアメリカの警察権というのは基本的に自治なんですね。保安官という役職は日本でもおなじみですが、保安官は実は「選挙で選ばれる市民」なんです。今はそうではない州もけっこうあり、NYやLAのような大都市は日本と同様な警察組織になっていますが、郡:カウンティと呼ばれる地域は「選挙で選ばれる保安官」が管理している場所も数多くあります。

ようするに西部劇の時代から「俺たちの街は俺たちで守る」という伝統があるわけで、だからこそ「個人で武装する」のです。

アメリカで乱射事件が起きると銃が売れるのはそういう「自分で自分を守らなきゃ」という意識が刺激されるからで、日本でいえばどこかで大きな地震があるたびに「防災用品が売れまくる」のと同じ構図であるといえます。

なんで防災用品が売れるか、というと賞味期限が来てたり、災害を見て買い足しするからですよね。銃は基本的にきちんと手入れしないと撃つ時に暴発したり、撃てなかったりすることもあります。
 特に可動部のオイルメンテナンスをきちんとやっていないと、油が固着して動かなくなります。アメリカ人といっても本当に銃が好きな人じゃないと手入れはしないもので、テキサスのような銃の携帯許可が簡単に取れる地域ならそれなりにするでしょうが、銃は買えても携帯許可が厳しい地域だと「買って安心する」ようなところがあり、乱射事件があるたびに「買い替えて安心する」ような心理もあるのです。

だから、乱射事件が起きるとスーパーマーケットの銃売り場に相談窓口ができて、家に仕舞ってある(箱から出していない人も結構います)銃を下取りに出して、新しいものを購入したりするのです。

また、銃が一般的な地域でも意外に銃器の扱い方を知らない人も多いです。私は現地では「外国人」だったので、銃を所持することはできませんでしたが、それでも一応銃器の扱い方は習って、撃つ練習もしてあります。いつ何時撃たれるか分からない(まずめったにないけど、日本と違って絶対あり得ないとは言えない)から、特性ぐらいは知っておきたいし、一応そういう場合反撃するのは合法だったからです。

そこに銃があっても扱えないのではどうしようもない、のがアメリカです。
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この回答へのお礼

有難う御座いました

お礼日時:2017/10/14 11:38

テキサス州に在住です。

銃を持っている人は、他州よりも多いと思います。自主独立の気風なので。

うちの例です。夫が結婚前に買った、重くて、頑丈な、型の古い銃が、金庫に入っています。もう、三十年以上も経つので、もし使いたければ、掃除をして、きちんと操作できるか、お店に持って行って確認してもらわなくてはなりません。(たぶん、夫は自分でやりたがるが、暴発する危険性もあるので。)家に置いておくぶんには、ライセンスはいりません。今回のような事件が起きると、州で発行される、持ち歩く許可(Concealed handgun license)をとって、持ち歩くのに便利な、軽いピストルを自動車のグラブ・ボックスに入れておこう、と言い出します。古い銃は、二束三文で買われて、鋳つぶされるんじゃないでしょうか。

お隣さんは、ライフルとピストルを、護身用に持っています。ご夫婦ですが、男性用と女性用は違います。男性用は、女性用には重すぎるし、女性用の銃では、男性の手には、小さすぎます。

猫を飼っていて、たまに、生きたままのネズミをもってきて、半死半生のネズミを家の前に放すことがあり、昼は人を呼びますが、夜で誰も呼べないときには、仕方がないので、”22口径をもってきて、あそこの枝にぶら下がっているのを撃ったのよ”と聞いたことがあります。

夫に言ったら、ライフルのことで、22口径という言い方をするなら、まだ、ほかにも、持っているんだろうなぁ、ということでした。

夜、ネコちゃんの散歩に出るときは、女性用の小さなピストルを持って歩いておられます。

長くなりましたが、今のところ、ペッパー・スプレーを持ち歩いている私ですが、逃げ足に自信がなくなったら、やはり、お隣さんのように、ピストルを持とう、という日が来るかもしれません。

一年に一度、大きなガン・ショーが、公会堂のようなところで開催されます。常駐のお店も、小都市で一軒か二軒、大都市ですと、何十軒もあります。狩猟の盛んな土地柄です。

二十代の若い人たちは、銃をもって自衛しよう、という、考え方は、あまりしないように思います。やはり、家庭を持つとか、年老いてきたときの考え方ですね。
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この回答へのお礼

有難う御座いました

お礼日時:2017/10/14 11:39

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