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~問題文~
変形しない軽い棒AB があり、A 端はちょうつがいで壁に付けられ、
B 端には重さWのおもりがつるされている。

糸CD をAB の中点に付けて図2のように支えたときで、
糸の張力T およびA 端がちょうづかいから受ける抗力の大きさR と向きを求めよ。

~質問内容~
図2が理解できません。
点Aまわりの力のモーメントで考えて式を立てるのはわかるのですが…
そこからもう手づまりです。

「棒のつり合いの問題です。」の質問画像

A 回答 (5件)

棒に作用する力のすべてを、その向きまで含めて洗い出すことから始めます。

もし必要なら(後で計算が楽になるなら)その力を2方向に分解しておくことも考慮します。

C点に掛かる力は糸CDからの力で、糸はピンと張っていますから、棒には張力Tが、糸が縮む向き、つまり右向きに作用しています。

B点には、荷物の重さWが、鉛直下向きに作用しています。

問題はA点で受ける力です。次のように考えるのが良いでしょう。
もし"ちょうつがい"で固定されていなかったとしたら、棒は落下するのは明白ですよね。つまり棒はA点で上向きに"引き上げられている"わけです。これをF1とでもしておきましょう。
また、A点で固定されていなければ、壁から"引きはがされる"ことも想像するに難くないでしょう。つまり棒はA点で左向きに"引っ張られている"わけです。これをF2とでもしておきましょう。

おわかりでしょうが、壁からの抗力Rを、F1とF2とに分解しているわけです。Rはその方向が問題文からでは想像し難いので、Rそのものを考えるよりも、Rを水平方向と鉛直方向とに分解してみた方が扱いが楽になるわけですね。この辺は、問題をたくさん解いて慣れておくしないでしょう。

さて力をすべて調べ尽くしましたから、今度はそれらの間に成り立つ関係式を作る番です。

棒が、静止したままの状態(釣り合いの状態)にあるなら
合力=0
各力のモーメントの和=0
が同時に成り立っているはずです。

水平方向の釣り合いは
T=F2  式(1)
鉛直方向の釣り合いは
W=F1  式(2)
モーメントの和を考えるときは、たくさんの力が作用している点を回転軸として計算するのが得策ですから、A点を回転軸としてモーメントを求めておきましょう。左周りを正の方向として
Tのモーメント=T・L・cos30° ここで、LはAC=(1/2)ABです。
Wのモーメント=-W・(2L)・sin30°
∴T・L・cos30°=W・(2L)・sin30° 式(3)
 
(1)~(3)を連立方程式として解けば、T,F1,F2が求まります。
ちょうつがいから受ける抗力Rとは、F1とF2との合力のことですから
Rの大きさ=√(F1^2+F2^2)
から求めます。もし、Rの方向を知りたいなら、F1からF2の方向に角度φを考えれば
tanφ=F2/F1
が成り立っています。
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この回答へのお礼

あのあとじっくり考えていたら
張力は求まったのですが
抗力がわからず迷ってましたが…

おかげさまで、解けました。

つり合いで解けないと思ってましたが…

この文を読んでひらめきました。

丁寧な解説ありがとうございます。

お礼日時:2011/06/13 17:39

回転と並進の両方で力が釣り合うように式を立てればよいので



棒の長さを L、ちょうつがいから抗力を (Fx, Fy) (Fxは左向き、Fy は上向きの力)

回転(ちょうつがいを回転中心とする):
(おもりのトルク) = 糸のトルク
Wg(L sin30度) = T(L cos30度) ⇒ T = 2√(3) / 3 ・wg

並進
上下のつり合い
Fy = Wg,
左右のつりあい
Fx = -T = - 2√(3) / 3 ・wg
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この回答へのお礼

皆さんの解答を読んで

冷静に考え解きなおしたら、

モーメントとつりあいでどちらも求まりました。

図1とあまり変わらなかったのですね。

ありがとうございます。

お礼日時:2011/06/13 17:32

図1は出来たようですが、・・・



図1ができて図2で分からなくなった理由が分かりません。
その部分をていねいに書いていただかないと回答も焦点の合わないものになってしまうでしょう。

この回答への補足

すみません。

A 点周りの力のモーメントは、ただの計算(?)を間違えただけでした。

よって、図2も張力Tは出せたのですが…

本題は、抗力R の出し方。

図1のように釣り合いの式でできればいいのですが…
どうやら違うようなので困ってます。

ちょうつがいは向きや大きさがわからないから、
そこの点周りを力のモーメントの中心(?)と考える。

ものだと思ってるのでそもそもが間違いでしたすみません。

補足日時:2011/06/13 17:23
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図1も図2も同じように解きます


図2は重りをつるした棒を横から引っ張っている状態です

角度がよく読めないのですが30度と60度と仮定すると
A点周りのモーメントより
Mg*Lsin30=T*Lsin60
これからTを求め、棒の力の釣り合いからRを求めます
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点A回りのモーメントの釣り合いだけでなく、棒に働く力の釣り合いも考えます。

蝶番から受ける力の水平成分は糸の張力と釣り合い、同じく垂直成分は錘に働く重力と釣り合います。
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