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タイトルに記入した通り、クラリネットの音がキツくて困っています。

私は中学校二年生でclでは2ndを中心に吹いています。
最近では、先輩の引退に伴い1stを吹く機会が多くなりました。

ですが、高音の部分をパート練習していた時に先輩から
高音がキツイと指摘されてしまいました。

さらに、もうすぐコンクールでやる曲の高音部分の本数を減らすことになり、
私は2ndだったのですがcl4人でのオーディションの結果
私を含める2人が落ちてしまいました・・・。

私の学校ではその時によってパートが異なるのでこのままでは1stを降りることとなってしまいます。
高音のパートは1stをやるなかでも重要だと思いますし、どの曲にもついてくるので困っています・・・
自分なりにいろいろ調べてみたのですが、なかなかいい改善方法が見つかりません。

なにかいい練習方法や直し方があれば、できるだけ具体的に教えていただきたいです。

回答よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

高音がキツいといっても、色々なケースが考えられますが...



基本的に、(高音に限らず)音がキツくなったり、荒くなったりするのは、「息の乱れ」が原因です。「吹奏」の文字通り、「吹いて鳴らす」楽器ですから、音に関する問題は、究極的には全て息の問題だとも言えます(テンポ感やリズム感さえ、息の問題と言っても言い過ぎではありません)。

そして、「正しい息の使い方」さえ確立できれば、実は曲を吹くことは、それほど難しいことではありません。プロの人たちは、譜面を渡されてわずか数回の練習で本番に臨むことも珍しくありませんが、それでも吹きこなせるのは、息の使い方が乱れないからです。

息の使い方の練習というのは、まさに基礎練習の中でするものです。ロングトーン、スケール、エチュードなどは、正しい息の使い方をマスターするための練習なのです。

コンクールまであと2週間もないと思うので、あまり基礎練習に時間を割くことはできませんが、次の点に注意してみて下さい。

まず、マウスピースとバレル(たる)だけを繋いで吹きます。出てくる音は、ソ#(F#)です。正しい音程が出ているかチューナーで確認しますが、「音程を合わせること」が重要なのではありません。アンブシュアをゆるゆるにして、息が漏れず、ほっぺたが膨らまない最小限の力だけ残します。そのまま息を入れると、たぶん、ペターっとした締まりのない音になる(音程もかなり低くなる)と思いますが、それで構いません。そのまま、「息のスピード」だけで正しい音程を出せるように意識します。チューナーでF#の音を鳴らしながら、その「音のスピード」に合わせていくイメージです。

これで息のスピードが付いて来たら、自然と音程も合って来るし、音も太くて豊かな響きがしてきます。リラックスして、深く息を取り(このときからスピードのイメージが大事)、何も考えずに吐き出すだけで良いのです。あとは、そのスピードを維持し続けるだけで、正しい音程、豊かな音色を出すことができます。

それが確認できたら、上管・下管・ベルを付けて、開放のソ(F)を吹きます。楽器が付いた分、抵抗が増えますが、やることは同じです。音程や音色よりも、まず「音のスピード」「息のスピード」をしっかりイメージします。

開放のソが良い音色で吹けるようになったら、そのまま、ミ、ドと下がります。このとき、ソのロングトーンをしたまま、指がパタパタ閉じるだけ(ロボットのように)、というイメージを持つと良いでしょう。つまり、「息のスピードがブレてはいけない」ということです。難しければ、ソ・ファ・ソ・ファ・・・ファ・ミ・ファ・ミ・・・とやっても良いでしょう。

ずっと下がっていって、最低音のミまできちんと繋げられたら、最低のファかソを吹いたまま、レジスターキーを押して(これもロボットのように)チューニングのド(かレ)に飛びます。ここでも、息のスピードをイメージしましょう。絶対に、「あ~~ウィーー!」と下からこねり上げてはいけません。もし上がった音がキレイに出なければ(音が途切れたり、音程や音色が悪かったり)、それは「息のスピードが足りない」ということです。下の音のときに、もっとスピードを上げなければならない、ということです。

そのまま、開放のソの下のファ(上がった音はハイBb)まで跳躍で上がっていきます。あるいは、最低のファ→チューニングBb→レミファソラシドー(ハイBbでロングトーン)といったスケールでも構いません。その後、ハイBbからドーシラソ・・・チューニングBb・シラソ・・・ドー(ローBb)と下りてきます。

ここまでマスターできれば、もう基礎練習は自分1人でできます。教則本などのスケールや指の練習を、上でマスターしたことを意識しながらやって行けば良いのです。

もちろん、曲の中でも意識することは同じです。アンブシュアや何やではなく、常に「息のスピード」をイメージしましょう。そして、合奏練習(パート練習、セクション練習、アンサンブル)で大事なことは、「みんなの息のスピードを揃える」ことです。

人に見てもらわないと、なかなか「息のスピード」というのは分かりにくいものですが、これができれば絶対に音は良くなります。バンド全員ができるようになったら、金賞は間違いないと保証します。

時間がないので、どこまでできるか分かりませんが、音の問題は全て息の問題ですから、そこを解決しないことには音のキツさも取れません。最初は音が余計に汚くなって辛いかも知れませんが、ここが改善できればメキメキ上達します。頑張って下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
具体的な練習方法まで書いてくださって助かりました。
さっそく練習に取り入れて改善していきたいと思います!

お礼日時:2011/07/21 22:08

こんにちは


>ですが、高音の部分をパート練習していた時に先輩から
>高音がキツイと指摘されてしまいました。
 音の長いフレーズ、速いフレーズとか、どんなフレーズを練習していての状況なのか判りませんが..


 音色/音量だけではなく音程が合わないとかアタックが汚いといったポイントでも「音がキツイ」と表現されることもあります。

 そんなときは12種類の長音階を最低音から質問者さんの出せる最高音(上加線4本のソぐらいまで)の範囲までいろいろなアーティキュレーションで音階練習しましょう。
 ポイントは高い音だからと構えずにクラリオン音域から息入れをなめらかに最高音まで一気に駆け上がることをいろんなアーティキュレーション(たりらり、たりらり/たたらり、たたらり/たりらた、たりらた/たりたり、たりたり/たたたり、たたたり/たりたた、たりたた/たたりたりたりたり..その他)で練習です。

 少しでも躊躇する(時間ができる)と無意識にアンブッシュアが変わってしまいます。
 これで高音を扱うコツをつかんで下さい。

 誰でも高音はキツイ音ですがキツイと思わせない演奏技術は確かな息のコントロールです。それがタンギングやフィガリングで乱れると高音域では大きく影響が出てしまうのです。

 練習を楽しんで下さいね(*^_^*)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
音の長いフレーズの練習方法も良かったら教えてもらえないでしょうか?

お礼日時:2011/07/21 08:15

クラの高音はキツいと周りととけませんね。




まずは口の中をこれでもか!というくらい広くとります。
すなわち喉をあけるってことですね。
卵をたてに入れて吹くイメージで!

これだけでずいぶん変わります。

あとは、リードを噛みすぎないことです。
高いから力んで噛みすぎていると思います。
肩や喉の力を抜いて、あまり噛みすぎずに練習してください。


基礎練では、高音は大きな音じゃなく、優しい音で練習してみてください。



研究熱心なあなたならきっとメキメキ上達しますよ
頑張れ!
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この回答へのお礼

分かりやすい回答ありがとうございます!
さっそく意識して吹いてみようと思います!

お礼日時:2011/07/20 19:02

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