
例えば
別表第六 小型単相変圧器、電圧調整期および放電灯用安定器、(6)絶縁性能、ロ 基準
(イ) 器体の外部に炎又は溶融した絶縁性充てん物が出ないこと。
(ロ) おもちや用変圧器にあつては、熱電温度計法により測定した外郭の温度上昇は、70K以下であること。
(ハ) その他の変圧器にあつては、熱電温度計法により測定した外郭の温度上昇は、110K以下であること。
(ニ) 熱電温度計法により測定した試験品の底部に面する木台の表面の温度上昇は、120K以下であること。
(ホ) 附表第三1(2)に規定する試験を行つたとき、これに適合すること。
(ロ)を挙げるとしたら、「70K以下であること」これは温度の差の話であることはわかりました。
ですが、ケルビンをセルシウス温度に換算すると70Kは
70[K]-273.15=-203.15[℃]になると思います。
すると、文章は
(ロ) おもちや用変圧器にあつては、熱電温度計法により測定した外郭の温度上昇は、-203.15℃以下であること。
・・・このように置き換えることができる話ではないのでしょうか?
もし置き換えられたとしても私には意味が理解出来ないです。
また・・・
「ケルビンの温度差70K=摂氏の温度差70℃」
このように説明を受けたことがあるのですが、上記の式ですと、「K=℃」。そんな訳ないですよね?
このK(ケルビン)はどういった意味でしょうか?
もしくは、この「K」は「ケルビン」ではないのでしょうか?
しつこいようですが最後に・・・、もし
「ケルビンの温度差70K=摂氏の温度差70℃」
この解釈が合っているとしたら、なぜわざわざ「K」で記載されているのでしょうか?他の文では大体「℃」が多く見られます。
以上、どうか宜しくお願いします。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
>なぜわざわざ「K」で記載されているのでしょうか?他の文では大体「℃」が多く見られます。
日本国内の場合、「計量法」という法律で、単位表記について定められています。
あくまで国内限定。というのは、米国が例外にあたり、温度の場合華氏を使うから。
法律によると、基本的にはSI単位。 温度の場合、ケルビンでも摂氏でも、単に「度」でもアリ。
※「度」の場合、華氏とは解釈しない、という意味程度と考えてください。
※※ということで、法律上は、ケルビンと摂氏の決め手は何もナシ。
で、
>温度上昇は、110度以下であること。
と書いたとします。
華氏は国内ではNGなのでこちらは無いものとしますが、
度というのが摂氏だとすると、うっかり者が、
温度上昇した結果、摂氏110度(=384K)になった と読む可能性があります。
実際は、現在温度=摂氏25度として、摂氏 409度まで大丈夫なんですが。
しかし、
>温度上昇は、110Kであること。
と書いたら、温度上昇した結果110Kとは誰も読みません。(地球上にそんな場所は無いので。)
よってこの場合、ケルビンで書いたほうが意味を誤解される可能性が少ない、といえます。
あえて理屈をつければ、そういうこと。
とはいえ、説明書を書いたヒトの趣味の範囲、と考えるべきなんだろうけど。
お返事がおくれてごめんなさい・・・。
>※「度」の場合、華氏とは解釈しない、という意味程度と考えてください。
>※※ということで、法律上は、ケルビンと摂氏の決め手は何もナシ。
頭の中のもやもやがすっきりしました。決めてはないんですね。。。
>度というのが摂氏だとすると、うっかり者が、
>温度上昇した結果、摂氏110度(=384K)になった と読む可能性があります。
私のようなうっかり者がこのように勘違いをしてしまうんですね…。
これで理解できました。本当に有難うございます。
電安法についてはまだわからない事だらけで、他の項目についても質問させていただくと思いますので・・・(もちろん自分なりに努力は致します)その時は宜しくお願いします。。。ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
SI では温度の単位として K を使うから, かな.
お返事がおくれてごめんなさい。。。
K(ケルビン)のことを理解していませんでした。degree Cに273を引いたり足したりするだけで換算できるということは、単位の表現は違えど数値の幅(差?)は同じなのですね。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
ケルビン(K)は-273.15℃を0ケルビン(K)とする温度の単位です
1Kと1℃は同じなので
0℃=273.15K
1℃=274.15K
だから、「差」なら℃=Kになります。
g4330さん、有難うございます。
今、ようやく理解することができました。
私の解釈が合っているかまだ不安ですが、
0℃=273.15K
1℃=274.15K
上記の換算は「値」の話で、℃とKの1と言う数字の目盛り(?)容量(?)は同じなので、単位表示は違えど、「差」は同じ数字で表すことができるということですね!?
上記については理解できました。
しかしそうなるとますます、「なぜわざわざ℃と言わずにKというのか?」
電安法を書いた人が、差の話の時はKにしといて、見分けをつくようにしたかったからでしょうか?
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