好きなおでんの具材ドラフト会議しましょう

こどもの歯列矯正を考えています。

床矯正は危険らしい、スーパーモダン矯正だと、非抜歯だし、側方拡大はしないし、1年と短期治療で治るというし、スーパーモダンいいんじゃん!と思うんですが、近所には、取り入れている歯科はありません。
話を聞きに行こうにも、高速を使って車で1時間以上かかりそうです。

また、「スーパーモダン矯正は、すすめない。」という意見をみつけてしまいました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
ただし、ここには根拠は、かかれていなかったのです。

矯正は、方法がまだまだ確立されておらず、また、それぞれに、学ばれた知識・会派などが違うとは思うのですが、スーパーモダン矯正とは、具体的にどんな弊害があると考えられますか?

A 回答 (4件)

No.3です。


他の方へのお礼でなんとなくの雰囲気がわかってきました。

>>スーパーモダン矯正は、有料の研修会で学ぶ手法のようですから、ここで、疑問がでてくる
>>のです。なぜ、新しい手法を学ぶのか?

一般に矯正の認定医を取るには卒後大学病院に5年以上残る必要があります。
私は矯正をするのであれば一番大きな学会である日本矯正歯科学会の認定医が
良いとお勧めするのですが、その一番の理由が技術力というより、矯正に人生をかけている
証だからです。大学を6年行って、研修医になって、さらに五年残ってというように
他でつぶしが利かないような時間を矯正にかけていますからね。

一方で大学で専門的に学ばなかった一般開業医の先生が、
経営が厳しいなどの理由で矯正に手を出す場合があります。
その際に、そこから大学に5年行くわけにも行きませんので、矯正の研修会に参加しますが
スーパーモダンなどはその一つです。
デンタルダイヤモンドなどの歯科医師が読む雑誌には毎号広告が出ているような
商業的に有名な先生ですからね。

ですから、矯正の認定医などの先生がスーパーモダンの研修会に参加することはなく、矯正は素人の一般歯科の先生が参加する研修です。

私はスーパーモダンの研修テキストを入手して見てみたことがあるのですが
基本的に矯正の認定医であれば、誰でも知っているような内容でよくも悪くも普通でした。
奇抜な内容だと逆に困るのですが。

>>実際に研修を受けて、良いものだと取り入れる先生と、納得できず取り入れない先生と、
>>どのぐらいの比率なんでしょう?納得できなかった理由はなんなのでしょう?

所詮は矯正の素人が集まって参加しているだけのものですので、あまり関係がないと
思いますよ。
取り入れない最大の理由は、習得できなかったという事になると思いますし。

最後にですが
あまりマイナーな方法だと、うまくいかなかったときに最悪誰も助けてあげることが
できなくなります。他の先生のリカバリーが不可能になります。
ですので、お勧めはできないですよ。

あと、8歳であれば、基本的に成長が終わるまでが矯正期間です。
それはどの方法でやろうと例外はありません。
1年で並んでも成長のアンバランスがあればまた乱れます。

私はそれでも成長を利用できるので、成長期にやるべきだと思いますが
ごくごく少数ですが、成長が終わってからやったら良いのでは?という
意見の先生もいるぐらいです。

>>抜歯は違う病院という点で納得できません

基本矯正に人生を捧げた先生は矯正以外の事は何もできません。
単純な抜歯すらできない先生が多いです。
ただ、抜歯というのは技術もいる外科処置ですので、
矯正の先生が抜歯をするのは、医科でいうと内科の先生が外科をやるようなもので
やらない先生を医師免許を持っているのになんで外科ができないのだと攻めるような
ものです。
特に矯正の抜歯は元気な歯を抜くので、途中で折れてしまう事があり、その場合
折れた歯を抜くのは、口腔外科の先生も汗をかくような結構な技術力がいる場合も
多いので、抜歯は他院で得意な先生にというのは最終的には患者さんのメリットに
もなり、おかしな話ではないですよ。

自分の専門以外には手を出さない、自分のできない事は他の人に任せるという姿勢は
医療事故を防ぐために有効で、医療人として正しい姿勢だと思いますよ。
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この回答へのお礼

再び、丁寧でわかりやすい説明をありがとうございました。

>私はスーパーモダンの研修テキストを入手して見てみたことがあるのですが基本的に矯正の認定医であれば、誰でも知っているような内容でよくも悪くも普通でした。
>取り入れない最大の理由は、習得できなかったという事になると思いますし。

貴重な情報と、見解をありがとうございます。

>自分の専門以外には手を出さない、自分のできない事は他の人に任せるという姿勢は
医療事故を防ぐために有効で、医療人として正しい姿勢だと思いますよ。

ご説明をいただき、納得できました。ありがとうございます。

>あと、8歳であれば、基本的に成長が終わるまでが矯正期間です。それはどの方法でやろうと例外はありません。1年で並んでも成長のアンバランスがあればまた乱れます。
>成長が終わってからやったら良いのでは?という意見の先生もいるぐらいです。

そうなんですね。
考えてみれば、当たり前ですが、直しても、次々と出てくる訳ですね。

なるほど・・・。短期治療という言葉にひかれていましたが、やはり、長期で考えていかないといけない、ということがわかりました。

今回は、本当にお世話になりました。
ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/28 10:33

まず、今日の矯正治療は歯にブラケットという小さな金属をつけて、そこにワイヤーを


通すマルチブラケット装置と成長期であればそこに拡大装置を併用していきます。

そしてマルチブラケット装置には大きく、エッジワイズ法とベッグ法があるのですが
エッジワイズ法が現在の主流となっています。
ベッグ法は全国の歯科大でも新潟大学だけが最近までベッグ法でやっていましたが、
近年新潟もエッジワイズに変わったと記憶しています。
これが矯正治療の大きな幹であって、あとは基本的にこれらの亜流です。

スーパーモダンもエッジワイズの変法の一つです。
一番の問題は、デーモンシステムなど他のエッジワイズの変法は矯正歯科医の多くが
取り入れられるなど、大々的にやっているので予後が多いのですが

スーパーモダン矯正は、亀戸の先生が個人的に開発したとしてやっているだけの
矯正であり、症例数が少なく、ですので触れ込みの真偽不明です。

ただ、亀戸の先生が特別というわけではなく矯正治療は、有名所では各務先生の3D矯正
など、一開業医が独自で開発して個人的にやっている、もしくは少数の弟子とともに
ほそぼそとやっている手法が結構あります。
スーパーモダンもそのひとつですし、また会派と呼べるような新しい矯正ではなく
エッジワイズを少し変形させた変法です。

であれば、デーモンシステムなどもひと通り並ぶのは一年ぐらいで並べられたりしますので
そちらのほうがメジャーですし、症例数も多いので安心ではないでしょうか。

床矯正は拡大装置だけで治そうというものですが、三次元的に並べるのは難しいですし
成長期でなく成人の場合はそんなに拡大もしないので、これはなかなか困難だと
思いますよ。

最近は取り外しが可能な透明なマウスピースで治療をするマウスピース矯正という
ものもでてきました。(インビザライン、アソアライナーなど)
口腔内にマウスピースを20時間ぐらい入れておく方法です。
ほとんどいれているわけですが食事中に外せるのでご飯が美味しいというメリットが
あります。
ただ、これに関してはごくごく小さな前歯の乱れ程度しか治療する事ができません。
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この回答へのお礼

詳しいご説明をありがとうございました。

3D矯正というのもあるんですね。知りませんでした。

なにしろ、小学生の子どもですし、私も、同じ思いのママ友仲間も、必死です。
確実に治ること、成長する子どもの口の中や睡眠・食事などに負担のかからないもの、いじめなど精神的につらいことにならないよう、できるだけ短期に治療できるものを探しています。

>スーパーモダン矯正は、亀戸の先生が個人的に開発したとしてやっているだけの矯正であり、症例数が少なく、ですので触れ込みの真偽不明です。

この矯正方法は、有料の研修会に参加するようですね。
DBA デンタルブレインのHPを見ました。

実際に研修を受けて、良いものだと取り入れる先生と、納得できず取り入れない先生と、どのぐらいの比率なんでしょう?納得できなかった理由はなんなのでしょう?
何か、ご存じでしたら、またよろしくお願いいたします。

お礼日時:2011/07/26 11:07

歯科医師です。

矯正専門医ではありませんが歯列矯正を少し勉強しています。
スーパーモダン矯正の理論について記載されているサイトを発見できませんでした。
歯科医院のサイトはたくさんあり、似たようなことが書いてあります。

>矯正は、方法がまだまだ確立されておらず

方法は確立しています。ただし、その方法を実現するためのツールの改良がおこなわれています。
テレビ放送はアナログから地デジに変わり、ブラウン管から液晶やプラズマディスプレーなどに変わりつつありますが、テレビという方法が確立されていないわけではありません。画像を映すツールの改良がおこなわれているだけです。

顎に歯が生えるときに、顎の大きさと歯の大きさの兼ね合いで、歯の方が大きければ歯がうまく並ぶことができず歯列の外へはみ出して、歯並びが悪くなります。狭い駐車場にたくさんの自動車を入れようとすると駐車場の外へはみ出してしまう車が出てくるのと同じです。駐車場にきちんと自動車を入れるためには駐車場を大きくするか、自動車の数を減らすかしなければなりません。歯も同じで、小さな顎に大きな歯を並べることはできません。歯をきれいに並べるためには、顎を大きくするか歯の数を減らすかしなければなりません。これは確立した理論です。というより当たり前のことです。そのうえでどういうように歯を動かすのか、どんな道具を使ってどういう方向へ動かしてゆくのか、などに関していくつかの方法があります。

>床矯正は危険らしい、側方拡大はしないし

多くのサイトにこのような記載があります。歯が生えるためのスペースが足りない時にスペースを作るために側方拡大をするのですが、これをしないということは、スペースが不足することになります。しかも歯を抜かないということになると、歯を並べる方法は二つしかありません。

1つ目の方法は歯を後ろへ動かすことです。一番奥の歯の後ろへインプラントを埋め込み、これを使って歯を後ろへ動かします。これは現在では多くの矯正歯科で行われている方法です。しかし、この方法には条件があります。それはインプラントを埋める場所は、将来歯が生えてこないことが確実な場所でなければならない、ということです。ですから、6歳臼歯が生えていてもその後ろの7番目の歯がまだ生えていない場合、インプラントをどこに埋めてよいかわからないので、7番目の歯が生えた後で親知らずがない場所に埋めなければならないということです。つまり、小学生は適応外であるということです。ですから成人が対象となります。

2つ目の方法は、歯を外側に傾けて並べるという方法です。この方法ですと歯を抜かなくて済むのですが、しばしば口元が前に突出した顔貌になってしまいます。この方法も、突出の度合いが少なくて目立たない場合にはしばしば行われています。しかし、非抜歯をうたった矯正歯科で、術後の顔の形に不満を生じることが多いので、ときに訴訟になります。


結局、スペースが足りないということにどのような方法で対処しているのかを明確に記載しているサイトは見つかりませんでした。
いくつかのサイトを読んだ限りでは、あまりお勧めできないという印象を持ちました。理由は歯列不正の原因に対してどのように対応するのかが全く書かれていないからです。本当に優れた方法であるのなら、このような方法でスペースを確保するので抜かなくてよいし拡大もしなくて済むのだ、という方法論が書いてあるはずだと思うからです。
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この回答へのお礼

こんにちは。

>あまりお勧めできないという印象を持ちました。理由は歯列不正の原因に対してどのように対応するのかが全く書かれていないからです。本当に優れた方法であるのなら、このような方法でスペースを確保するので抜かなくてよいし拡大もしなくて済むのだ、という方法論が書いてあるはずだと思うからです。

詳しいご説明、また明確なご意見と理由をありがとうございました。

なにしろ、小学生の子どもですし、私も、同じ思いのママ友仲間も、必死です。
確実に治ること、成長する子どもの口の中や睡眠・食事などに負担のかからないもの、いじめなど精神的につらいことにならないよう、できるだけ短期に治療できるものを探しています。

>顎を大きくするか歯の数を減らすかしなければなりません。これは確立した理論です。

ありがとうございます。
やはり、それしかないのですよね。

顎を大きくする=何かの拡大装置を使う、ということですよね?

ここで、よろしければ、ひとつ質問をさせてください。
「側方拡大」と、「歯を外側に傾けて並べるという方法」は、違うのですか?

てっきり両方とも、「床矯正」といわれるもので、同じものかと思っていました。
「左右の噛み合わせがあわなくなる」「上下の歯が閉じなくなる」「もっこりした顔になる」というデメリットがあるのだと思っていましたが、違うのでしょうか・・?

お礼日時:2011/07/26 11:22

こどもさんはおいくつでしょう?それによっても違ってきますが・・・



とにかく、複数の歯医者からどういうプランで矯正を行うのが最適と思うか、セカンド、サードオピニオンをもらっておくことで選択肢は増えると思います。
スーパーモダン矯正が、あなたのお子さんには最適なのかもしれませんし、そうでないかもしれないということです。
従来の矯正方法でも非抜歯のケースはいくらでもあります。

HPなどの広告は良いことしか言いません。当然です。
実際、スーパーモダン矯正を検討していた患者さんで「上1本だけ抜歯と言われました」という話も聞いたことがあります。(セカンドオピニオンを求めて来院されました。うちの医院ではその方のかみ合わせの関係上、1本だけ抜歯はありえない、非抜歯でも良いのではないかという結論でした)
また、スーパーモダン矯正だったのかは私は存じ上げませんが、治療期間の短縮にこだわりすぎて、急いで歯を動かしすぎたのでしょう、歯茎の骨がとんでもなく下がり、歯の動揺が著しく、数年後には総入れ歯か・・・というような20代後半女性もいたそうです。歯は健康なのにもったいないことです。

お子さんの一生のことです。慎重に、複数のカウンセリングを受けられることをおススメします。
矯正以外の治療方法でも、「これが一番良い!」というのは無いと思います。今後もそのように確立するようなことはないでしょう、医学も歯学も日進月歩です。その患者さんにとって一番良いのは何か、を選べることが大事だと思います。
(保険診療ですと、保険のルールに則った治療が行われるだけですから、あまり普段は意識しないところかもしれませんね)

ちなみに、私が矯正を行うにあたって、選ぶ基準とすれば
・ブラッシング指導を行ってくれること(装置が付いていれば、汚れが残りやすく、虫歯になりやすいので)
・口腔内のこと全体を診てくれること(矯正専門なので虫歯や歯周病、抜歯の治療は行わないと基本すら出来ない先生は怖い)
・噛み合わせの調整、顎関節症の知識がある(見た目だけ良くして治療を終わる先生もいる)
・後戻りについての説明をしてくれる(たった数年で後戻りするような治療をする先生もいるので)
でしょうか。もし参考になれば・・・
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この回答へのお礼

詳しい体験談、また明確なご意見とアドバイスをありがとうございました。

子どもはもうすぐ8歳になります。
おっしゃるとおり、一生のことですし、私も、同じ思いのママ友仲間も、必死です。

負担のかかるものだから、確実に治ること。
そして、成長する子どもの口の中や睡眠・食事などにできるだけ負担のかからないもの、いじめなど精神的につらいことにならないよう、できるだけ短期に治療できるものを探しています。

>実際、スーパーモダン矯正を検討していた患者さんで「上1本だけ抜歯と言われました」という話も聞いたことがあります。(セカンドオピニオンを求めて来院されました。

スーパーモダン矯正は、有料の研修会で学ぶ手法のようですから、ここで、疑問がでてくるのです。なぜ、新しい手法を学ぶのか?

非常に勉強熱心な先生で、新しい手法をどんどん受け入れ、その中から患者に最善の方法を選ぶために学ぶためなのか、経営的に厳しく患者確保の為に学ぶのか。
後者の場合、患者優先ではなく、利益優先で手法を選ばれそうで怖いのです。

最低3件は、歯科医を回る予定です。
1件は大阪歯科大卒で矯正学会の認定医を選び、訪問済みですが、抜歯は違う病院という点で納得できません。ブラッシング指導、後戻りの説明はありますが、まず1年、そしてすべて永久歯になってからも治療するので、数年かかるのが前提でした。長期間の負担が心配です。

矯正専門の認定医さんは、どこも同じことになりそうなので、違う手法の医院を探さざるをえない状況で、困っております。

お礼日時:2011/07/26 11:40

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