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これから山登りをはじめようと思っています。今まではハイキングのレベルを日用の服を着ていましたが、山登りをするには機能性の良いベースレイヤーを着た方が快適と雑誌などに書かれていました。機能としては、速乾性と消臭性が高いものがほしいと思っています。おすすめのメーカーや商品名を教えていただければ、助かります。よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

こんにちは。

もし防臭性を重視されるのでしたら、ウールのアンダーウェアという選択肢もあります。スマートウールやアイスブレイカーと言ったウールでも普通に洗濯機で洗えるアウトドア用ウールアンダーウェアがあります。モンベルからもスーパーメリノウールという名前でアンダーが出ています。
アウトドアで主流のポリエステル製アンダーよりも肌触りがよく、防臭性が高いのが特徴です。弱点は速乾性がポリエステルに比較して低い(濡れても暖かいという面がありますが)ことですが十分アウトドアで使うことができます。
試しに2週間ほど毎日着てみましたが、確かに臭くなかったです。皮脂でぬるぬるになりましたが。。
ポリエステルアンダーは保温性に重きをおいたものと、涼しさを重視したものに分かれますので、その点だけ注意すれば大同小異と言えます。
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登山用アンダーウエアにおける「機能性素材」の「機能」とは何か、というと、それは「汗を吸ってウエア外へ放出する機能」です。



かいた汗がアンダーに吸われずに体表に留まっていると、その汗は蒸発する際に体温を奪っていきます。これが「汗冷え」です。
汗冷えは単に快不快の問題だけでなく、条件によっては生命の危機にも簡単に結び付きます。

また、せっかく汗を吸ってもそれが効率よくウエア外へ放出されなければ、アンダーのキャパを越えた時点で汗が吸われなくなり、結局は汗冷えを招きます。

綿シャツは汗を吸うという点では満点なのですが(なのでアンダー用の機能性素材が出る前、私が登山を始めた30年ほど前までは、登山用アンダーとしてほとんど唯一の選択肢でした)、繊維自体が保水するため放出ができず、シャツが濡れたままになるため汗冷えを招きやすいので、登山用アンダーとしては不可、といわれているわけです。

速乾性アンダーは、ポリエステル繊維で作られています。
これは繊維自体は保水しないので乾きが早いのは当然です。
ですが、繊維が保水しないので汗を吸う機能も極めて小さく、かいた汗がそのまま体表に留まるので、とても汗冷えを招きやすいウエアです。条件によっては綿の方がまだマシ、ということが多々あります。

登山用アンダーの機能性素材は、ポリエステル繊維の編み方を工夫して、毛細管現象を利用して積極的に汗を吸う機能を持たせたものです。
また、吸った汗をそのまま外側に出すのではなく、細かく拡散させて外側に出すことによって蒸発しやすい状態を作っています。
よくできたアンダーを着て大汗をかくと、シャツの表面に霧で吹いたような非常に細かい水滴が浮いてきます。

登山用ウエアといえばゴアテックス等の防水透湿性素材が注目されますが、ゴアテックスも機能性アンダーと組み合わせないと、その機能を十分に発揮することができません。
綿シャツにしろ単なる速乾性アンダーにしろ、汗が水蒸気になる際に体温を奪うので、ゴアテックスが水蒸気を放出する意義が薄くなってしまいますし、蒸発そのものも起きにくくなるので「蒸れる」→「さらに汗をかく」という悪循環に陥りがちになります。

ですから、機能性のアンダーは必須です。条件によっては綿シャツでも速乾性アンダーでも十分なことも多々あるのも確かですが、機能性アンダーが命を救うような悪条件はいつでも起き得ますから。
特にアンダーの場合、その「悪条件」は、天候などの外的要因の他に自分で作り出してしまうこともあるので。

具体的な素材は、まずデュポン社のダクロンがあります。アンダー用の素材を自社開発していないウエアメーカーは、たいていこのダクロンでアンダーを作っています。
他にはモンベルのウィックロンとジオライン、パタゴニアのキャプリーンあたりが定評あるところです。
モンベルのウィックロンは夏にTシャツとしての用途、ジオラインはアンダーウエアに特化した造りです。パタゴニアのキャプリーンはデザイン的にはTシャツとしても着れるのですが、仕様は基本的にアンダーウエア優先の、身体にピタリとしたフィットなので、体型に自信がない私には着れません。

吸汗拡散性という機能では、ウィックロンは非常に優れています。
ですが防臭性という弱点が。
機能性アンダーの素材は、汗を吸って拡散させるので、すなわち「細菌の棲みか」を豊富に作ってしまいます。拡散性が優れているほど細菌の棲みかも増えるので、臭いの問題は機能性アンダーの宿命のようなもので機能的に優れているほど臭いも強いということになりかねません。
ウィックロンは今季モデルから防臭対策を施しているので、どの程度臭いを抑えているか興味はあるのですが、まだ購入して試してはいないので何とも言えません。

ジオラインもシャツもして着れるデザインではありませんが、「下着」としての機能は群を抜いています。下着としちの仕様に徹底的に特化しているので、そのあたりが中途半端なキャプリーンよりもアンダーウエアとしては優れています。
ジオラインは防臭性も良いですね。
ジオラインの中厚と厚手のものは、保温性が抜群です。見た目は頼りないほど薄いのに、どうしてここまで、と思うほど暖かいです。
ジオラインの厚手、バタゴニアのR2、それにアウターというレイヤリングで、厳冬期の北八ヶ岳の10m以上の強風が吹く山頂で平然と1時間も休憩できるほどでした。そのまま歩くと大汗をかきそうなので、山頂直下まではアンダーとアウターだけで歩いていたくらいです。

防臭性ではキャプリーンは比較的評判が良いようです。
私はあまり重視していないのでよくわかりませんが。

ファイントラックのフラッドラッシユも、使用している人の評判は良いです。
ただ、ファイントラックはかなり先鋭的な考え方でウエアのレイヤリングを構築しているメーカーなので、よく考えないと自分が既に確立しているレイヤリングに組み込みにくいことと、ミドルレイヤー(つまり中間着)系のウエアの考え方に一部素直に納得しかねる部分があるので、私はまだ使っていません。

他にいくつか、よく知られている素材があるのですが、私に使用経験がないので機能性については述べることができません。
登山用品の専門店で見て店員さんにいろいろ聞いてみると良いですよ。スポーツ量販店では聞いても無駄でしょうけど。
登山のけっこうなベテランのなかにも、アンダーの機能性で速乾性しか意識していない人が多いくらいですから、量販店の店員はまずなにも知らないと思った方がいいです。
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No3です商品名を間違えましたフラッドラッシュでした。

失礼しました。
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吸湿速乾性に関しては、最近ではどこも大差ないような気がします。


ベースレイヤの更に下に着用するもので、ファイントラックのフラッシュラッドスキンメッシュというのが最近口コミで広まっています。私も試して見ましたが、汗の濡れ戻りを防ぐもので、これからの季節は特に汗冷えを防ぐのに有効だと思います。

http://www.finetrack.com/product/floodrush_skinm …

このメーカモンベル当たりと比べるといささか高価ですが、使うとやめられなくなりますよ。
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速乾性と消臭性って汗をかくから問題なんですよね。


では、汗が少なくなればいいやという発想で、ユニクロなどで売っている安物のTシャツを肌に直接着てTシャツ一枚で行動することをお勧めします。
実際に真冬の雪のある低山で、重い荷を背負って長時間歩いていると体が温まってくるので、一見すると寒そうですが、運動による体温の上昇具合と、外気温で奪われる熱のバランスがとれていて心地よく歩けることも多いですよ。もちろん、休息時は体が冷えないようにウィンドブレーカーを羽織ります。
それに、春や夏なら水場で、マラソン選手がスポンジで体に水をかけて走ってる感覚で、Tシャツの上から水を浴びて歩くような荒っぽいことも出来ます。
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モンベルですね。

ジオラインシリーズなんてどうでしょう。
http://webshop.montbell.jp/goods/category.php?ca …

登山用具から衣類まで、安くて機能的なことで定評があります。
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