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もし、建家なら上部に穴があれば少しずつ放出されて爆発は防げると思いますが?

A 回答 (3件)

ご指摘のとおり建屋上部に穴があれば、水素はかならずそこから外部に放出され、建屋内部で爆発する可能性は低くなるはずです。

通常の可燃性ガス使用設備を設置する建屋は、そういう風に配慮されています。
原子炉格納建屋は、放射性物質の外部飛散をおしれて、建屋上部に可燃性ガス(水素ですよね)が放出されないよう密閉構造になっていたものと推定されます。 一方格納建屋全体を完全に密閉するような構造にはなっていないため(真空容器になっていませんよね)、各所から空気がはいることは防ぎきれず、原子炉から水素が放出されてから一定の時間がたつと建屋全体が爆発限界に突入し、水素爆発したものと思います。

水素を取り扱う常識人なら、建屋上部に防爆仕様の緊急排気装置を設置し、建屋内の可燃性ガス濃度が上昇した時点で(勿論可燃性ガス検知装置を建屋上部複数箇所に設置しているはずですよね)で緊急排気できるようにするはずなんですが。
そういえば福島の原子炉格納建屋は見た目では、直方体で窓がありませんね、可燃性ガス(水素ですよね)は軽いため建屋上部にあつまるため、通常屋根を三角屋根にし、先端部分に可燃性ガスをあつめ、そこから排気させるとか、不幸にして爆発したさい建屋全体が破壊しないよう、建屋にガラス窓などの強度の弱い部分をもうけ、そこから燃焼したガスが吹き出て、建屋全体の破損を防ぐという構造にするはずなんですが。

そういう意味ではドーム型の屋根とか煙突形の屋根は意味があると思います。

福島の専門家は、原子炉から水素ガスが漏れ出すという事態が生じるというリスクを一切念頭においていなかったと思います。 3/12のNHKの現地中継で解説していた東京大学の教授の話を聞いて「こりゃあかん、こいつ素人やんか」と恐れおののいたことが思い出されました。 あの人今どんか顔して大学で講義してるんやろ。
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この回答へのお礼

有り難う御座いました。
こんな簡単な事を設計する段階で考慮しないんだろうか?
少しずつ放出されれば建家内に貯まらず爆発して遠方に大量に飛散することが無かったと思います。

お礼日時:2011/09/28 12:17

Massy57です


言い忘れました。建屋上部から水素ガスが放出すると、まわりの空気と反応し爆発するだけという素人の反論がありそうですね。これは単に水素ガスが高温であればまわりの酸素と反応し、着火するだけで建屋内がどうことということにはなりません。これも可燃性ガスの安全対策として常識です。石油コンビナートで塔のてっぺんに煌煌と炎がはためいているのと同じですね・
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その少しずつ放出が爆発につながったのでは。


水素100%では爆発しませんし、大量の空気と瞬間で混ぜれば爆発はしませんけど、
少しずつの放出があるということは、
裏を返せばどこかに少しずつの空気の吸入があるということです。
空気って酸素が含まれていますよね。
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