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隕石が落下した時の被害を防ぐため、爆薬を仕掛けるとかミサイルを撃ち込むなどで粉砕し、大気との摩擦で燃やしつくすというアイデアがあります。

SFでもそういう作品がありますし、落下物がコロニーなどの人工物の場合は、大きな質量がそのまま落着したらヤバイということで強制的に分解させるシステム(ラピュタのバルスみたいなもの)を作動させたりします。

しかし、落着する前に燃え尽きてそれでめでたしめでたしと安心していいのでしょうか?


大気との摩擦で発生する熱は?

隕石やコロニーの類は、可燃物でないなら単純に熱で気化するだけで物質としては健在。可燃物だとしても燃焼ガスが発生。

落着した時の被害が甚大だというなら、摩擦熱もそれらが燃えたり蒸発したガスの量も膨大なもののはず。
これらが地球環境に影響を及ぼさないはずが無いと思うのですが、そこらへん突っ込んでる作品って見たことないです。
無視していいくらい軽微なもので済むのでしょうか?

A 回答 (2件)

 流れ星は隕石が大気圏に突入して、空力抵抗で発熱して発光します。

燃え尽きるものもあれば、地表まで落下するものもあります。落下したものは、宇宙研究にとって、貴重な研究材料となっています。毎年毎年たくさん落ちていますし、流星群なども時々ありますが、今のところ、その程度では地球環境に影響はない模様です。

 両極端な例で考えてみましょうか。
 既に小さい隕石なら、地表まで落下してもしなくても、大きな影響はないようです。

 では、前世期20世紀末にヒットしたアルマゲドンのような巨大なものだとしたら、どうなるか。映画では、巨大隕石に穴を掘り、そこに核爆弾を仕掛けて爆発させ、隕石を二つに割って、二つが離れるようにして、それぞれが地球の脇を通過、地球は無事に助かったことになっています。

 そういうことが可能かどうか、コンピュータシミュレーションで調べた論文が学会で発表されています。
 論文では、アルマゲドンのように一つの巨大な隕石の場合、二つの巨大隕石が連星となっている場合、多数の小さい隕石が群れとなっている場合について、これを巨大隕石は小さいけれど、充分な大きさの隕石を充分に加速して巨大隕石にぶつけてみたという想定で、様々にしきゅレーションを行っています。

 その結果は、巨大隕石が上記3種類のどれであっても、ぶつける隕石をどう操作しても、地球にほとんど全てが落下、地球上は壊滅的打撃を受ける、というものでした。

 巨大隕石が直径400kmくらいだと、以下の動画のような状況、経過になると予測されています。



 そこまで行かないような巨大隕石ですと、まだ確定ではありませんが、恐竜絶滅の原因が巨大隕石だという説が想定するようなケースがあり得ます。隕石落下が、大量の粉じんを上空高く舞い上げ、太陽光を遮り、地球の寒冷化を招き、多数の生物種が絶滅するというケースも想定できます(恐竜絶滅の原因か否かはともかく、隕石による粉じんのシミュレーション自体は信頼できそうです)。
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この回答へのお礼

>アルマゲドンのような巨大なものだとしたら
まさにこれくらいの大きさをイメージして質問した次第です。
リンクの動画みたいな事態を回避するため砕いたとして、
これらが燃えた時の熱は?
燃焼、蒸発した構成物質がどうなるか?

しかし前提となる全て砕き燃やしつくすというアイデアは
>多数の小さい隕石が群れとなっている場合
と変わらなくなるわけで、
>どう操作しても、地球にほとんど全てが落下、地球上は壊滅的打撃を受ける、というもの
となると、この質問自体が的外れですね…。

膨大な質量ならびに位地エネルギー、運動エネルギーの前には人間の科学など屁の突っ張りにもなりませんね。
宇宙船作って逃げるほかなさそう。


詳しい回答をありがとうございました。

お礼日時:2011/10/16 11:06

四六時中、太陽から浴びている膨大なエネルギーに比べれば、微々たる物です



砕く必要のない隕石は、毎日何トンも降ってきてるし
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この回答へのお礼

うーむ、何トンも降ってきてるとなると、落着の被害に比べればそれまた微々たるもののようですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/16 10:58

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