
トランスのリーケージインダクタンスについて質問があります。
3点ほどお聞きしたいのですが、
1次側を測定端子として、2次側をショートした時に
リーケージインダクタンスを測定できますが、
このリーケージインダクタンスは何を意味しているのでしょうか?
ウィキペディアより、「リーケージインダクタンスは、変圧器の一次巻線、または二次巻線に直列にチョークコイルLeが接続されたものとして表される。」
とありますが、これはトランス(回路)にどのような効果があるのでしょうか?
スイッチング電源に使用するトランスは、
リーケージインダクタンスをあえて増やすことをしている場合があります。
それはどういう理由でリーケージインダクタンスを増やすのでしょうか?
1次巻線と2次巻線の結合は良いほうがいいと思ったのですが。
わかりにくい文章で申し訳ありませんが、どなたかご回答をお願いします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
薄型テレビに使われているスイッチング電源は「LLCコンバータ」が圧倒的に多いです。
その「LLCコンバータ」に使われているトランスは、リーケージインダクタンスをあえて増やすことをしています。
理由は共振インダクタンスとして使うためです。
これがわかりやすいでしょう。
http://www.fairchildsemi.com/an/AN/AN-4151.pdf
こちらの説明のほうが一般的でわかりやすいかも?
http://eetimes.jp/ee/articles/1106/16/news104.html
No.1
- 回答日時:
漏れインダクタンス(リーケージインダクタンス)は,通常はトランスの性能を妨げるので,小さくなるように作ります。
すなわち,トランスは1次と2次の巻線を電磁誘導で結合させるための機器ですが,その回路に直列にコイルが入った形になり,結合を邪魔します。ネオンサインの電源トランス,電気溶接用のトランスなど,出力電流を制限するために,わざと漏れインダクタンスを大きくした漏れ変圧器が使われることがあります。
スイッチング電源のON-OFF型回路(フライバック回路)に,特殊なトランスを使います。このトランス(機能的には2巻線のチョークコイル)は,励磁インダクタンスを下げてあります。ONの時間帯に1次側の電源からのエネルギーをいったん磁気エネルギーとしてコイル内に蓄え,OFFの時間帯にそのエネルギーを2次回路に吐き出します。1回あたり蓄える磁気エネルギーを大きくするために,励磁インダクタンスを小さくします。この場合でも,漏れインダクタンスは小さい方が良いはずです。
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