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拒食症になると今ついている
脂肪は必ずなくなるのですか?


どんなに体脂肪率が高くても
太ももや二の腕が
たっぷたぷでも
顔に肉がいっぱいついていても
拒食症になるか拒食症の
1歩手前にいくぐらい痩せると
脂肪はほぼおちるもん
なんですか?


ふと疑問に思ったので…

A 回答 (2件)

拒食症は精神病ですので軽々しく使わない方がよい言葉だと思います。



ほとんど食べずにすごく痩せるとどうなるか?という質問とすれば、元がどんなに太っていようとも脂肪は必ず無くなるというのが答えですね。
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 拒食症の一歩手前というのは、普通に食べています。

ですから、発症してから、食事量が変わりますので、そこまでは何も変わりません。
 拒食症は、お腹がすかなくなるということではありません。不眠症の人が、眠らなくても平気なのではなくて、夜の適切な時期になって横になっても眠れず、昼間ぐったりしていたり、居眠りが出てしまうのと似ていますね。

 もちろん、拒食症になると食べられなくなります。体脂肪は摂取カロリーが少なくなったときにのために蓄えられていているのですから、当然使われて、これは減って行きます。

 ただ、同時に筋肉のうちでも大きな力を出す速筋も緊急エネルギー源として使われます。これをできるだけ防ぐには、特殊なコツが要りますが、拒食症くらいに本当に食べられなくなると、難しいでしょうね。速筋はプロポーションを作る決め手ですから、どんどんスタイルが悪くなって行きます。

 顔の形は変わらないことがほとんどです。胸が落ちるまで痩せてきても、丸顔の人は丸顔のままですね。ですので、ゆったりした服だと、拒食症になって食べていないことが、他の人にはなかなか分からなかったりします。

 体脂肪は、結構痩せた人でも充分持っているものです。だから、痩せているように見えるマラソン選手は42.195km走れるわけです。先に使い果たすのは、ビタミン、そしてミネラルでしょうね。ビタミンCが欠乏すると壊血病、ビタミンB(群)欠乏は脚気をを起こします。どちらも放置すれば、間もなく死んでしまう怖い病気です。

 炭水化物不足になると、筋肉の蛋白質を、糖新生といってブドウ糖に変えて行きます。ブドウ糖は、少なくとも脳にとって唯一のエネルギー源で、不足すると脳が働かなくなり、さらには脳が死んでいきますから、体は何をさておいてもブドウ糖を作るわけです。そでも足りなくなってきますので、体脂肪を分解して、ブドウ糖代わりに使えるケトン体というものも作り始めます。ケトン体は酸性物質で、腎臓が健常であれば大丈夫ですが、機能低下を起こしていると、ケトンアシドーシスという死に直結する緊急事態と言える症状を起こします。腎機能低下は気づいていない人が多く、10人に1人くらいと推定されています。

 さらにミネラルが不足して、いろいろな症状が起こりますが、怖い物の一つとしては、カルシウム不足は骨を壊してでも使いますので、骨がスカスカになって行きます。ちょっとしたことで骨折、特に背骨の圧迫骨折だと、一生歩けないか、歩けても杖にすがって歩くことになります。

 ビタミン、ミネラルをなんとかして、炭水化物も最低限は補給したとして、痩せて行くことができます。ただ、痩せて行くほどに体型は醜くなります。これは当然で、プロポーションを良くする工夫をしながら、あるいはプロポーションのことを考えて痩せるのではないのですから、当然と言えます。気を使って手入れしてないものは、駄目になることはあっても良くなることはありません。英語の勉強をしてるのに数学の成績が良くならない、と文句を言っている人がいたら、可笑しいですよね。
 お腹ポッコリとか、下半身だけ太いとか、いろいろ体型の不満が大きくなります。

 早めに医者にかかることができ、治せたらいいですけど、ある程度以上に痩せることが進むほど、治すことが難しくなって行きます。入院が必要なほど痩せてしまうと、どんなに医者が頑張っても、10年以内に半分くらいの人が死んでしまいます。
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