
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
塩(食塩)も加熱することで溶けますよ。
ただし温度が砂糖のように低くないので、普段目にすることは無いでしょう。正確なところは忘れましたが確か800℃くらいの温度で液体になります。ただし、この実験は危険(溶融した食塩に水が混入したりすると水蒸気爆発を起こします)なので、十分に安全を確保できない場合は行わないでください。砂糖は炭素と水素の化合物で、加熱するとそれぞれが空気中の酸素と反応して燃焼すると言うことが比較的簡単に起きます。ところが塩はナトリウムと塩素が結合した分子で酸素と簡単に結合する原子が含まれていないので、簡単には燃えてくれないのです。
この辺の話を詳しく調べるのであれば、イオン結合や有機物と無機物などをキーワードにして検索するか、その種の書籍(いきなり専門書はとっつきにくいので講談社のブルーバックスシリーズなどで探してみてはいかが?)を読んでみるのが良いでしょう。
No.4
- 回答日時:
No.3の回答に関して補足です。
金属ナトリウムは、ナトリウムの塩類の混合物を電気的に還元するか、
アジ化ナトリウムを熱分解することにより合成されますが、
塩化ナトリウムの熱分解という方法では合成されません。
また金属ナトリウムの沸点は880度と非常に高温です。
塩化ナトリウムの沸点は1400度と観測されており、
エントロピー増大による熱力学的な熱分解平衡は
沸点以下では観測されていません。
つまり塩がナトリウムと塩素に熱分解してガスとなるというのは誤りです。
塩素の元素分析は、塩化水素を発生させて、そのイオン量を測定する
という方法で行われています。含塩素化合物がダイオキシンを発生する
メカニズムも、水分などの反応で発生した塩化水素が関わっています。
(現在食塩がダイオキシン発生に関わることを否定する人はいません。
ほんの数年前は測定方法に問題があったと非難されていましたが、)
No.2の回答で「塩が燃える」と表現してしまいましたが、
正確には「塩が分解されて灰になる」でした。
No.3
- 回答日時:
塩は塩化ナトリウムという1種類の化合物の結晶の粒を集めた物です>
(実際の商品の塩には不純物がかなり含まれています)
そのために、溶ける温度がかなり高く、空気中で加熱すると融ける前に燃えてしまいます。
砂糖は、炭素の化合物が非常に多く集まってできています、
成分の化合物は、1種類ではなくて複数の種類で構成されています。
砂糖を加熱すると、燃えるよりも前に融けてしまいます。
砂糖は炭素を含む化合物で、内部に燃えない成分や燃えにくい成分があるために、燃やすと灰ができます。
塩は不純物を除くと塩素とナトリウムだけなので、燃やすと全てがガスとなって出てしまいます。
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