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田砂を新しく水槽に入れた場合、水質はアルカリ性になると思います。

田砂を水槽にて長期間使い続けた場合、水質が酸性に傾くようになるということをネット上で見たのですが、本当なのでしょうか?
それは、田砂に含まれるアルカリ性物質が、水槽における使用で、消滅するということでしょうか?

もし、そのような事実があるとしたら、一般的に、どのくらいの期間、田砂の使用を続けると、アルカリ性から酸性へと水質が変わるのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

> 田砂を新しく水槽に入れた場合、水質はアルカリ性になると思います。


・正解。

> 田砂を水槽にて長期間使い続けた場合、水質が酸性に傾くようになるということをネット上で見たのですが、本当なのでしょうか?
・本当です。
地球上の、ほぼ、総ての物質は酸素と結合し酸化します。
水槽設備全体(底砂に溜まったスラッジ、濾過器内のスラッジ、水槽設備内の枯れたコケ、金属類など)が酸化します。
田砂も、時間の経過とともに表面に炭素が結合し有機化するので、水中の酸素と結びついて酸性化します。

水槽設備全体が酸化する原因は、毎日水槽へ投入する餌(有機物)と水中の酸素。
だから、防ぎようがありません。

水槽の寿命を延ばすには、水が酸化しようとするとカルシウムイオンを放出する珪酸カルシウム系の濾過材の比率を徐々に増やす方法など。
最初から使うと、水槽水はアルカリ性に傾いてしまうので、最初は一般的な濾過材を使用。
時間の経過、pHの低下を見ながら、数年ごとに少しずつ珪酸カルシウム系の濾過材を増やし酸性化を遅らせます。

> もし、そのような事実があるとしたら、一般的に、どのくらいの期間、田砂の使用を続けると、アルカリ性から酸性へと水質が変わるのでしょうか?
・餌の量、元水(水道水のpH)、水替えの頻度、底砂や濾過材の清掃頻度などにより大きく変わるので一概には言えません。
販売メーカーでは、60cm水槽の寿命を7年程度で見積もっています。(7年ごとに、底砂などは交換される計算)
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この回答へのお礼

なるほど、長期間かけて酸化するのですね。
できればすぐに田砂が弱酸性になってほしいものです・・・

丁寧にご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/08 22:17

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