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原発事故から九ヶ月経ちますが、チェルノブイリと福島ではどちらが事故として酷いのでしょうか?
がんや白血病などの身体的影響はまだ時間があさく比較出来ませんが、飛散した放射性物質の量など違う観点から比較して下さい。

A 回答 (8件)

原発事故で何が最も影響が大きいのかといえば、環境に降下した放射性物質の量。


チェルノブイリ事故でのそれは、核実験時代のそれを下回っていて、日本では1ヶ月当たりせいぜい200Bq/m2~1Bq/m2。
一方、福島原発事故でのそれは、300万Bq/m2超~1万Bq/m2の地域が、福島・宮城・岩手・山形・新潟・栃木・群馬・茨城・埼玉・東京・千葉・長野・山梨の各県に広範囲に広がる。
200Bq/m2以上の範囲まで下げれば更に、神奈川・静岡・秋田の各県が入る。

最早比べる必要も無いほど悲惨な状況です。

文部省の航空機モニタリング結果
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_ar …
↑この資料のこのページ↓の
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1910/2011/11/ …
「参考1」の各地の放射線量率
「参考2」の放射性セシウム134、137の地面への沈着量
更に末尾には「参考6」として平成23年3月~6月の全国各地の月間降下物の量

チェルノブイリ事故は遥か遠方の一種の閉鎖国家内で発生した封印された事故であり、その影響は地球規模で拡散した放射性降下物によるものだけです。
しかし福島原発事故は我々の直ぐそばで発生し、今後とも数十年間に渡り大きな影響をもたらします。
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この回答へのお礼

そんなに悲惨な状況だったとは。単位が違いますね。なぜここまで酷いのに大論争が巻き起こらないか不思議ですね。詳しい回答とサイト情報に頭下がります。

お礼日時:2011/12/11 00:07

チェリノブイリ原発事故:


事故時の直接の死亡者33名。事故以降今日までの死亡者数百人。事故による汚染地域ベラルーシ、ロシア等数千km2。避難者数数百万人。原因は従業員の操作ミス。事故により飛び散った放射性物質は広島の一千倍。
東電福島第一原子力発電所事故: 
事故時の放射線による死亡者数0。事故以後の放射線障害による死亡者数0。事故原因、直接は地震と津波だがその対策が不完全だった為。広島の200倍の放射性物質。
以上のように同じレベル7の原発事故ですが全然規模が違います。放射性物質により少路への影響も少ないのですが、公には発表されていません。
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この回答へのお礼

なかなか比較難しいんですね。
詳細回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/16 17:37

そりゃ正直、福島です。


原子炉3基同時、チェリノブイリ、スリーマイル事故に続き、まさに3度目の正直です。
なにしろ、絶対安心・安全の国のお墨付き原発の深刻事故ですから。
おまけにボロボロガタガタ、爆発寸前の原発を“原子炉は堅牢で健全”と云い続け、
そう云ってるそばから、TV画面で原発爆発を世界中に配信したセンセーショナルな深刻事故ですから!
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この回答へのお礼

とっても参考になる回答をありがとうございます。
あの数日間の事は一生忘れられないですね。

お礼日時:2011/12/16 17:40

チェルノブイリ(C)は、周りがほとんど陸地、したがって、その土地への立ち入りを規制すれば放射性物質の拡散は防ぎやすい。



ではなくて、
チェルノブイリ(C)は、周りがほとんど陸地、したがって、その土地への立ち入りを規制すれば放射性物質の被曝は防ぎやすい。
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この回答へのお礼

続けて回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/12/16 17:41

チェルノブイリ(C)は、周りがほとんど陸地、したがって、その土地への立ち入りを規制すれば放射性物質の拡散は防ぎやすい。


福島(F)は、半分が海であり、風向きからすれば、海にかなりの放射性物質が拡散している。そして、海におちた放射性物質の拡散は防げない。単位体積あたりでは薄まるけど、総量は変わらない。

Cは、最初の運転終了時の事故、したがって、せいぜい運転1年分の放射能燃料廃棄物しか溜まっていなかった。
福島は、30年以上の運転の放射性燃料廃棄物が溜まっていた。しかも4基分も。
放射性燃料廃棄物の量からすれば、はるかにFが多い。
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この回答へのお礼

理解しました!大変勉強になる回答でした。
過去の負の遺産まであった訳ですね。

お礼日時:2011/12/16 17:54

事故の規模は現時点では間違いなくチェルノブイリが大きいでしょう。


しかし、フクシマはこれからも延々と放射性物質を放出させ続けそうな様相ですのでいずれは逆転すると思います。

これから何年、水をかけ続けないといけないのか?
その水かけも綱渡り状態というのが明確になりました。
この状態で今後何十年も問題が発生しない可能性はとても低いと思います。
水かけシステムが破綻すると、事故の規模も即チェルノブイリを超える可能性が高いですね。

事故の人的被害状況については、現時点で結果を出せませんが、人口密度を考慮するとフクシマはかなりやばい状況でしょう。

根拠の無い楽観論ではなく、現実を見つめそれから正しい対応策を考えることが重要です。
そのときは楽観論ではなく楽観的思考で行動するのですよ♪♪♪
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この回答へのお礼

そういう見方もあるんですね♪一人で悩んでた疑問解決しました。祈るしかないですね。

お礼日時:2011/12/23 23:01

ここをみていると、放射性物質の飛散量が過去最高。

というムネの書き込みをチラホラみます。
私にはどれだけ調べても、また、事故の状態考えてもチェルノブイリ上回るとはずがありませんが・・・

こっちは水素爆発で建屋が吹っ飛んでいますが、あっちは完全に核反応の暴走で施設丸ごと吹っ飛んでいるのですから。
チェルノは圧力容器が破裂。燃料棒は木っ端みじんで燃料ペレットがむき出し。減速材の黒鉛ブロックの上で燃えていた位ですから。

ウィキペディア観ても詳しく書きすぎてあるのでよく判らないと思いますので事故の原因を簡単に。

あの日、炉は定期点検のため停止する予定でした。予定通り炉を停止。
しかし、点検の完全停止前に実験をする予定でした。それは炉を止めた後でも発生してる蒸気で発電気を回し、炉を再起動させると言うもの。
実験の内容自体は特別ではないのですが、ここからが問題です。

再起動作業中に色々なメーターが異常値を示し、警報・警告音が鳴ります。
しかし、これらをことごとく無視。
炉が暴走状態になって「やばい!!」と気が付いて制御棒をスクラム(炉の緊急停止作業)をしようと思った時にはすでに遅し・・・。肝心の制御棒が熱変形でスクラム出来ずに炉は暴走して大爆発。圧力容器と減速材の黒鉛ブロックと燃料棒はもとより建て屋までをも破壊。世界中に核生成物質等をばらまきました。

これはもうメルトダウンとは言いませんね。極小規模・極短時間の核爆発が起こった様なものです。
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この回答へのお礼

とっても参考になる回答をありがとうございます。簡単に比較できないなと思いました。

お礼日時:2011/12/23 23:03

それはチェルノブイリ原発事故ですよ


なぜならチェルノブイリ原発事故が起きたとき
原発は作動したままで爆発したのです
半径20キロの人はまず生きてはいないでしょう
それに比べ福島原発は運転停止状態で 特別大きな爆発も
無く 周りの汚染率も低いです
ただ この後福島原発周辺に住んでいる住民は
長く周辺に住んでいると何らかの異常が発生しやすくなります
今回比較したところ 福島周辺住民は一年にレントゲンを10回撮ったぶんの
被爆量ですね 
それにくらべ今でも住むことのできないチェルノブイリ周辺1キロいないに行く途中の
道のりの時間だけで およそ一年に50回レントゲンを撮った被爆量になります
おまけに原発内部に五分いたらその場で倒れて死にます
福島原発は原発内部でも作業ができるくらい被爆量が少ないとみられますよ
特別福島にいるからすぐ死ぬってもんじゃないですよ
これくらいしか答える事ができません
がどうぞ よろしく
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この回答へのお礼

そういう見方もあるんですね。感謝感激です!!疑問が解決しました。

お礼日時:2011/12/23 23:05

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