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古い掛け軸の様なのですが、価値がどの程度あるのか分かりません。
お分かりになる方がいらっしゃいましたら、ご回答宜しくお願い致します。

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A 回答 (2件)

価格的な価値としては、ほとんどないと思います。



掛け軸に限らず、贋作の問題はとりあえずおいといても需要と供給のバランスなので、かなり有名な画人でないと価値はほとんどありません。

以前、誰もが知っている有名な古物商で、日本画に詳しい人なら誰でも知っている、ある画人の掛け軸を見てもらったのですが、近年人気(需要)が落ちていて価値がかなり下がっていると言われました。
(まあ、それは私も感じていたので予想通りでしたが)

ある程度名が通っている画家でもそんなものです。
来舶画人でしたら、沈南蘋などの作品ならば、出来具合によりかなりの値が付く場合もあります。
(保存状態がよく、もちろん本物でなければなりませんし、なかなか出会えるものではありません)

誰でも知っている画家でいうならば、若冲や応挙、そして横山大観などは、現在も相当な金額で取引きされています。
(少し前に、岸田劉生の静物画が1億数千万で落札され話題になりましたね)
逆に言えば、そのクラスかそれに準ずるクラスでなければ市場での取引上の価値が薄いということです。

また、No.1さんも指摘していますが、贋作は本当に多い。というか贋作だらけです。
(画に限らず、陶磁器なども贋作だらけです)


美術品等の取引きは、時に高額な取引きも行われることから当然のことながら厳しいですよ。たとえ有名な画家の作品でも保存状態の良し悪しのチェックも想像以上に厳しい。

また、余程の名家でない限り、なかなか価値ある上物はそうそう身近に眠っているものではありません。
私どものような名家ではない一般家庭で生まれた人間が価値あるものを手に入れるためには、なんとかお金を用意して購入するしか手立ては少ないです。
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確率の話だけをすると、価値なし、の可能性が


9割以上です。9割のうち8割は「偽物、パチモノ」
1割は「作者が無名のため、古いけど価値なし」
ですね。だいたいこの手の中国の絵は非常に
偽物が多いんですよ。

ただ、残りの1割弱が「それなりに価値がある」
場合があるんで・・・。

まあ、その場合も数十万円なんて可能性は
非常に低いと思いますが。
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