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耐電圧試験の基本として、交流主回路の開閉器はどう処理するのでしょうか。端子間を短絡して試験すると聞きましたが、電気用品技術基準を読んでいても書かれていないようですが。

A 回答 (3件)

耐圧試験は電源の開閉器を閉じて、L1,L2一括とFG間に電圧をかけます。


電源回路などの充電部分が耐圧を確保するよう、設計・製作されていることを確認するのが目的です。
試験電圧は規定の電圧で行ないます。 電源のノイズフィルターなどにコンデンサーなどが使われていますが、これらの部品の耐圧定格を超える電圧をかけてはいけません。

この回答への補足

(1)「開閉器を閉じて」とありますが、どのようにして閉じるのでしょうか?
端子間を電線で短絡する? そうでなければ、開閉器のコイルを励磁する(運転しながら?、別回路を組んで励磁?)?
(2)ノイズフィルタのコンデンサなどに電圧をかけない(規格でもこのようなことが規定されているようですが)のは、絶縁耐圧として技術的にどのような意味になるのでしょうか?
実運転時には、サージが侵入し、コンデンサが破壊されるが、絶縁距離を確保するような破壊となり、その後の絶縁耐圧は保たれるということでしょうか?(絶縁耐圧を保たれないような破壊モードはないのでしょか?)

補足日時:2012/01/11 09:32
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まず、ご質問からは、どの電気製品の区分に該当するかわからなかったため、


一般の電気用品である別表第八をご紹介しました。

耐電圧試験の記載は、
附表第三 絶縁性能試験
2 絶縁耐力試験
充電部と器体の表面との間

電安法技術基準には開か閉かという記載はありません。
個別の電気製品によって、実情にあった試験基準を作っていくことになります。

補足でお伺いした様子では、閉で試験するのがよさそうですね。
そして、電安法技術基準はあくまで最低限の基準なので、
実際の製品は電安法技術基準の3倍程度の電圧を印加させて、
絶縁破壊が生じず、漏れ電流が10mA以下などと規定するメーカーが多いと思います。

絶縁破壊が生じたら、爆発音と火花が散るので、すぐにわかりますので(さらに痛い)、
破壊が生じた箇所の絶縁が適切かどうか、再設計してください。

その他、電圧の印加の仕方を1分間でなく、短時間にするやり方などもありますが、
試作段階では1分間でされるのが手堅いと思います。

既にご覧になっていることとは思いますが、耐電圧試験の簡単な図はこちら
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/dena …
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耐電圧試験の目的は、絶縁区間に高電圧を印加したとき、


絶縁破壊が起こり、火災・感電等が起こらないことを試験することが目的なので、
主回路は開でよいと思います。

開として、
入力両極 - 筺体 間
出力両極 - 筺体 間
などで、電圧を印加すればよいかと。

参考
電気用品安全法技術基準 別表第八
JIS C 0704

この回答への補足

電気用品安全法技術基準 別表第八 のどこに、開でよいというのが記載されているのでしょうか。

また、加える高電圧というのは、実際の使用状況では、運転中にも電源部から入ってくるので、開閉器を閉じたときと同じ状況での試験をしなければ、製品としての安全性を確保できないのではないでしょうか。

補足日時:2012/01/06 23:00
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