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(症状)
3番シリンダーからの白煙

・前回乗車から数時間から1日経過してからエンジンをかけると、エンジン始動後猛烈な白煙(オイル)が出る(又はオイルでプラグがかぶり、3気筒状態で始動する)
・その後、徐々に白煙は収まって、暖機終了後はかなり改善される

そこで、ヘッドを外してバルブステムシールを交換しました
(その際の状態)
・INバルブはオイリーである
・EXバルブはオイリーで、カーボンの付着が多い
・INポート内はオイリーである
・EXポート内はオイリーでカーボンが厚く付着
・ピストンヘッドがオイリーで、カーボンが厚く付着、カーボンが剥離してアルミ地が出ている部分も多い
・ヘッドに亀裂は無い
・バルブステムに亀裂は無い
・バルブステムの緩みは無い
・バルブステムとバルブの躍動にガタは無い
・バルブステムシールは硬化していたが傷やめくれは無い

シール交換で白煙は無くなると思ったんですが、全く改善されません。
停止時にオイルが下がって燃焼室(又はINポート)に溜まる現象の原因がわかりません。

ヘッドのオイル溜まりよりもバルブステムシールの方が高いところにあるので、ここからポート内に落ちていくとは思えないんです。
ヘッドのどこかに亀裂があってINポートに繋がっているのなら納得できるんですが、亀裂は見つかりませんでした。
バルブステムとヘッドの隙間も無いですから、なんだかキツネにつままれたような、理解不能な状態です。
経験豊かなメカニックの方、ご指導いただけないでしょうか。

(特記)
・シールはIN・EXそれぞれ部品番号が違いますが、組み違えてはいません
・シールはオイルをたっぷりつけて、指で真っ直ぐに押し込んで「パチッ」と音がする事で「入った」と判断しています
・バルブスプリングの圧縮しすぎによるシールの押し潰しはありません
・暖機終了後は高回転まで回しても白煙は激しくないので、オイル上がりとは考えていません

A 回答 (3件)

高回転の方がオイルが出やすいというのは


オイル上がりの一つの傾向であって、
それがないからオイル上がりはない!
と考えられる物ではありません。
=高回転の速いピストン運動の方がオイルがあがらない
・・・バイクエンジンですから当然ウェットサンプでしょうし、

結局、
気筒間のばらつきがあるのかないのか?
ヘッド故障やピンホール(鋳物の巣など)を疑う場合
一様にオイルが吹くような故障をするとはいえませんので
かならず気筒間にカーボン付着状況の差が出ます。
下がりにしても上がりにしてもです。
全部が全部というのであれば、
「シリンダーの破損」が疑われちゃいます。

まあ。
おおむね「上がり」事象だと思えます。
=そんなにそんなにエンジン亀裂などないです。
(事故車は除く)
ヘッドの故障を疑う前に、
シリンダー抜いた方が良いでしょう?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
停車中のオイルが溜まるというのが現象で「オイル下がり」と考えていました。
明日、シリンダーを抜いてみます。
何か判ればうれしいのですが。

お礼日時:2012/02/12 20:39

全気筒ともステムシール替えたんでしょうか。

3番だけなら他の気筒が原因かも知れませんが、ヘッドをはぐった時点でダメなところは修理しますよね。ヘッドの亀裂もないってことですが、プラグ穴周辺も大丈夫?そうするとオイル下がりじゃないってことになると思います。ピストンリングの摩耗やオイルリングのへたりで冷間時にオイルが上がっちゃうんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
シールは全部交換しました。ついでですので。
結果、やはり3番だけがダメでした。
亀裂は一切無かったんです。

冷間時にオイルが上がるとは考えもしませんでした。
それを踏まえて、じっくりシリンダーをチェックしてみました。
なんだか油膜が厚いような気がします。
ご指摘のとおりリングの可能性がありますね。
明日、シリンダーを抜いてみます。

お礼日時:2012/02/12 20:47

うーん。


詳しい状況は判りませんが、書かれている症状のみを見るとオイル下がりの様な気もしますねぇ。
始動直後って事ですし、ピストンヘッドがオイリー等々・・・。
インレットで起こる場合が多いですが、アクセルを戻した時の白煙等はなかったですか。

点検・測定時の状況が判りませんが、
バルブステムの磨耗(変磨耗)は規定内だったか、もしくは曲がりはないか。
バルブガイド自体に問題はなかったか(また各部の磨耗は規定内だったか)。
バルブステムとバルブガイドすき間は規定内だったか。
等々。

コンプレッションはどうだったのでしょうか。
オイル上がりの場合だったら、3番のコンプレッションは落ち気味だったかも?と思うのですが。
いずれにせよ、一度シリンダーもバラすとの事ですから。
上がりの場合はその後判断が付くでしょうね。
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この回答へのお礼

シリンダーを外してみました。

意外にも酷い状態では無かったのですが、チェックしてみると2番3番のセカンドリングの動きが渋く、特に3番は固着していて戻らない状態でした。
よくよくピストンを眺めれば、1番4番に比べて2番の方がピストントップのカーボンは若干多い感じがします。もちろん3番は強烈です。
なぜ動きが渋いのかを調べてみました。
なんと、リングがねじれていました。
特に3番はねじれと言うより曲がりという感じで、溝に入れたら全く動きません。
このエンジン、過去に開けられた形跡があるもので、その際にリングの組み付けが雑にやられたのだと考えられます。

ですので、原因はコレではないかと思われます。
これからリングを発注します。
みなさんのおかげで原因が特定できたこと感謝します。
ありがとうございました。

また、万一原因が違っていたら再度質問する事になるでしょうから、その際は宜しくお願いします。

どなたか一人しか「ベストアンサー」に選べないのは残念ですが、最初にご回答下さった方に代表して入れさせていただきます。

お礼日時:2012/02/13 11:51

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