No.2
- 回答日時:
これから実用化する技術だとか、普及を図る必要があるのも
つまり伸び代(成長する余地)あるかどうかという観点で考えているのではないか?
ダムを用いた水力発電は枯れた技術で、これ以上増大させる余地は少ない。
小水力発電とか、マイクロ水力発電と呼ばれるものは、既存の水力発電とは別カテゴリで捉えられているのではないか?
No.4
- 回答日時:
別の回答者さんも言ってますが、揚水発電を水力発電の内に含めているのでしょうね。
揚水発電は原発の(夜間)余剰電力を浪費して水を高所に汲み上げ、電力ピーク時間帯等に水を落下させ発電させてますが、原発は短時間での出力調整が難しいので実は揚水発電所で夜間の原発電力を消費させておかないと原発運転が不可能になります。
原発には必ず電力の捨て場所としての用水発電所が必要となり、ですので原発のコストに揚水発電所のコストも含めなければならないのですが、日本原子力村は原発コストを安く見せかける為に揚水発電所を切り離して計算しています。
質問者さんの見かける不自然な統計手法はその為です。
原発の付属品である揚水発電所の存在を秘匿しているのです。
そもそも原子力エネルギーの範疇に入れるべき揚水発電を、その存在を一般から隠して形態的に似ている水力発電に分類している。
なので水力発電を再生可能エネルギーとは言えなくなっているんでしょう。
将来再生可能エネルギーが増え、原発が消滅していけば、再生可能エネルギー電力で揚水できるようになります。今の揚水発電所も無駄にはなりません。
本来の純粋な水力発電は再生可能エネルギーの代表格で、普通に利用されてます。
全世界の水力発電余力は膨大なもので、それだけで全世界の消費電力を賄えます。しかもそれが再生可能で無尽蔵に使える。
原発のウラン燃料はあと30年で枯渇しますが、水力を初めとした再生可能エネルギーは枯渇しませんので、今後は再生可能エネルギーに頼るのがベターですね。
また、米国や中国は次の原子力発電方式であるトリウム原発の研究に着手してますが、日本は全然してない。こんな日本ですからもう原発は諦めましょう。
馬鹿な日本は世界の主要国が諦めた増殖炉にはまだしがみついて、変なのを諦めない。
バカに刃物で、日本の原子力村には原発を運営する能力がありません。ハクチ並みですね。デタラメ委員長というのもいましたし。
No.5
- 回答日時:
広い意味での再生可能エネルギーには当然水力を含むと考えていいと思います。
再生可能エネルギーというのは自然エネルギーや生物によるエネルギーで、使用する以上に再生されるエネルギーということであり、当然に水力エネルギーは含まれます。
しかしながら、狭い意味で使われる場合は水力発電の場合は小水力に限定して使われています。
趣旨は採算性が悪くても積極的に推進すべきエネルギーとして位置づけられているもの別に表示する場合や、法律や行政等によって保護・推進する目的で分けて分類しているものです。
>再生可能エネルギーカテゴリに含まれない水力発電とはなんですか?
ということで一般には小水力のみが含まれているようです。
ついでに忠告しますが、
前の回答者さまのように根拠・知識もなく回答するのはやめていただきたいと思います。
またその回答に乗っかって質問の趣旨とは関係無い主張をされるのもいかがなものかと思います。
>昨年度までの水力発電の大半は揚水発電
どこにそのような統計があるのか教えていただきたい。
揚水発電は水力発電の1割強です。 (資源エネルギー庁の統計を探せば明白です)
また揚水の動力はマイナス表示で別掲されていますので、ポンプアップ分がどれだけか明確になっています。
No.6
- 回答日時:
宝は灯台もとくらしのとこにあるんですよ。
コストもクソもない。
Co2を減らさないと人類滅亡。
北極の万年雪も溶けてるし、南極も異変がある。
太陽エネルギーとか自然エネルギーにかえないとね。
すでに
間に合わないかも。
No.7
- 回答日時:
人の回答にケチつけて、自分勝手に興奮している人が出てきてますが、水力発電は広義でも狭義でも再生可能エネルギーですよ。
更に「再生可能」というのは「自然」や「生物」の意味ではあらず、文字通りの「再生可能」であるエネルギーを指す。
通常のダム式水力発電も、落差数mから始まる小水力発電も、再生可能エネルギーとしては等しく「再生可能」である。
問題の揚水発電というのは、日本の現状では原子力発電所の余剰電力を吸収する目的のために原発とペアになって建造されている揚水発電所が殆どであり、その単位時間当たりの発電量は巨大原発を凌ぐほどの規模であり、日本の発電施設の中ではずば抜けた高能力を有する場合が多い。
現在の日本では原発の発電する電力が大き過ぎ、深夜の余剰発電量を吸収させるのに四苦八苦してます。
この原発余剰電力の吸収先が揚水発電所。
揚水発電所が単独で発電するのではあらず、原発電力をいわば蓄電させておく施設。
原子力エネルギーはウラン235等を燃料とする「枯渇性エネルギー」ですよ。
質問者が他の回答者のお礼に書いておいたような「再生可能エネルギー」ではあらず。間違ってもらっては困る。
この揚水発電所の形態は通常のダム式水力発電所と酷似しており、発電時の形態も水力発電所と同等のため、原子力村主導の統計では多くの場合に水力発電の分類に入れられてしまう。
これが質問者を迷わせ、質問に向わせたのでは?
私の先の回答が質問者の疑問への回答。。しかし質問者はお礼も付けておらん。
日本原子力村は原発発電のコストを低く見せかける為、原発とペアで建造される揚水発電所のコストを計上していない。
揚水発電を秘匿し、その存在を抹消してきたのが電力業界。
去年のあの騒ぎの最中でも、電力量計算の中で、この揚水発電は一切秘匿されてましたわ。
揚水発電を隠し通してきた過去、その歴史は調べてもらえばアチコチで見れる。
しかしまあ、通常の水力発電を、「水力発電」のカテゴリに入れていないなどと主張する回答者が出てきたのには、、呆れますわ。
どこの原発村なんですかね。
No.8
- 回答日時:
>再生可能エネルギーと水力発電が別カテゴリで
書かれているデータをよく目にするのですが、
「再生可能エネルギー」という、仰るようにわかりにくい言葉はごく最近、一定のイデオロギーを込めて言われ始めた言葉なのです。つまり
原発の危険性や火力発電のCO2を含む環境汚染問題、そして大型水力発電に必須の巨大ダムが及ぼす環境などへの負の作用、それらからフリーな発電方式としての大型風力、太陽光発電、他にも小規模水力、ゴミ発電等もあったかもしれませんが、それらの新勢力発電方式を総称して「再生可能エネルギー」とくくったのです。
本来の語義からは離れていますので誤解されやすく、私はこの言葉はあまり使うべきでないとお思います。
No.9
- 回答日時:
再生可能エネルギーって結構恣意的に用語がつかわれてますので非常に注意してみる必要があります。
水力と再生可能エネルギーが分離している場合には、たぶんダム水力は再生可能エネルギーに入らず、小水力だけが再生可能扱いになっていると思います。(理由はダム水力は環境負荷が高いからだそうです)
揚水発電はあくまでも揚水発電だから水力には含まれてないと思いますよ(取水量の制限があるから、流れ込み、揚水兼用でも計算上分離はできます)
統計によっては遺伝子組み換え農産物によるバイオ燃料は再生可能エネルギーに含まれない統計とかもありますので、個別にどういう内容なのか確認する必要があります。
あと、実際の発電量と、認可発電量はまったく別な値ですから、これも要注意。
(認可発電量はピークですが、水力などは稼働率あまり高く取れません)
No.10ベストアンサー
- 回答日時:
諸説出ていて、なんだかなぁ~と感じながら。
まずは純粋な回答部分のみ。
>再生可能エネルギーと水力発電が別カテゴリで
>書かれているデータをよく目にするのですが、
ご覧になられたデータが、再生エネルギーの中から一部の水力を切り出して表示しているなら、それは九分九厘『EDMCエネルギー・経済統計要覧』のデータを引用しているから.....です。
この資料は毎年出されるんですが、そこでは再生エネルギーも種類ごとに分類していますし、何より「水力のうち、1万kW以下の小水力」については他の水力と別の扱いをしています。
>再生可能エネルギーカテゴリに含まれない水力発電とはなんですか?
揚水式の水力発電です。
確かに「発電に利用するエネルギー」としては水力に分類されますが、エネルギーの生まれる元は「電力エネルギーを利用して位置エネルギーを稼ぐ」ですから、再生エネルギーに分類しません。
「水の力を使った蓄電池」という分類になるんです。(←ここが重要)
□
>どうして別で書かれているのですか?
水力は、発電技術(および一部の法律)の上から、設備容量(出力)によって5種類に分類されています。
大昔はマイクロ水力が無くて4種類でした。今ではマイクロ水力の下にもう一つカテゴリーがあるようです。
・大水力:10万kW以上
・中水力:1万~10万kW
・小水力:1000kW~1万kW
・ミニ水力:100kW~1000kW
・マイクロ水力:100kW以下
中および大水力というのは、一般の方のイメージにある「ダムを持った大きな水力発電所」と思ってください。
代表例は黒部渓谷などにある発電所ですね。
日本はアメリカや中国と違って、短時間で十分なエネルギーを得られる(&四季を通じて水量が余り変化しない)河川がありませんので、一度ダムに水を貯めておいて十分なエネルギー(=水量)が溜まったころに発電を行うこととなります。
大水力はダムが相当大きいので、1年を通じた水量変化(雪解けの6月ごろは多く雪が降る2月ごろは少ない)をある程度吸収できます。
中水力は大水力よりダムが小さいので、1週間程度の水量変化(雨が降るか降らないか)程度の水量変化しか吸収できません。
小水力以下は基本としてダムを持ちません。
正確に言うと、小さな水槽に水を貯めてそこから水車に水を誘導するって構造はもちますが、この水槽は「日間以上の水量変化を吸収する=調整機能と言います」を目的に作られる物ではありません。
一般的には「自流式水力」などと呼ばれます。
一端まとめ。
「小水力というのは、ダムを持たない、それゆえに発電量が小さい水力である。」と考えられると結構です。
この点が別分類の大きなポイントになります。
ダムがあるということは、当然ながら大規模な環境影響があるわけですから、関連法規、例えば電気事業法だとか環境影響評価に関わる諸法令等の規制も厳しくなります。
となると、中~大水力は、発電を専門に行う電力会社以外には手をつけられない物となります。
ところが再生エネルギーの一つの狙いとして「どんな小さなエネルギーでも貪慾に回収して利用しようよ!」という点がありますし、小水力は「その土地(河川)を管理している一人一人が自ら発電する」(≒電力会社が大規模な用地買収しなくても発電所が作れる。)という性質の物です。
おまけに、小水力に比べて中~大水力は、年間の発電量も桁違いに大きいので、小水力を別分類で把握して行かないと、これから伸びていく量が明確に把握できないってデメリットが出るんです。
よって、冒頭で紹介した資料では、小水力以下を切り分けて数値把握しているんですね。
ちなみに。
小水力以下(特にマイクロ水力以下)については、ダムも無い等々のことから設置に関する法令等の規制も緩やかですし、各種の法(RPS法等)で公的助成も行われています。
□
蛇足ですが、余りに影響が大きな事なので少し。
Q:揚水は原子力が無くなれば不要になるのか?
A:決してそんなことはありません。
電力ってのは瞬間瞬間で、それこそ秒単位で需要が変化しますが、火力発電他の「蒸気タービンを使った発電」では、需要の変化速度に追従出来ないんです。
追従出来なければ、当然ながら家庭の周波数などに影響が出るし、電圧にも影響が出る。
となると、これらを守る保護装置が働く。
結果として発電所が保安停止して大停電となります。(架空の話ではありません。NY大停電の際も、揚水発電があれば大停電を回避出来たのでは?という考察も残っています。)
この変化を最もうまく吸収できるのが水力ですが、出てくる水をわざわざ絞ったり増やしたりするのは非常に危険ですし経済的にも不利になります。
ダム河川の下流を見ればわかりますが、水量をいきなり増減されると、それこそ人身災害に繋がりますしね。
また、今後小水力が普及した場合「電気が余ってるから貴方の所の水力を止めて!」と言われても誰も応じませんよね?
(そらそうです、儲けの元である設備を止めたくないですもん。)
火力でも同じです。
火力も、最も効率の良い出力帯というものを持っていますから、出来るだけそこで発電したいとなります。
となると、急な出力変化にも追従出来て蓄電池効果も持つ水力は、今後も火力発電のために必須となります。
纏めると。
原子力のためだけに揚水が存在する訳でもない。
御質問者様の見られた水力には揚水は含まれていない。
Q:世界のエネルギーは水力だけで賄えるか?
A:賄えません。
各国のエネルギー使用量に占める水力の割合をBP統計から見ます。
世界で最も水力の比率が高いブラジルで4割弱、世界で最も水力の立地点に恵まれていると言われるカナダで3割弱。
そらぁ「これから水力をどんどん増やして云々」等の架空の話もあり得ますが、トップランナーでもこんな状況ですし、中国アメリカなんて大消費者となると10%にも満たない。
世界平均で7%程度です。
だからこそ、EUでは「風力も取り組もう」「原子力はEUとしては否定しない」としている訳です。
好き嫌いを抜きにして、現実を見つめるとするなら、原子力を軽々に否定は出来ない、それこそプロセスをしっかりと考えた先に「見えたら良いな」程度の物が現時点の脱原発です。
この回答へのお礼
お礼日時:2012/02/17 02:05
詳しくそれぞれの質問に答えていただき、
ありがとうございました。
再生可能エネルギーについて勉強をしていたところ
見ていたサイト等でのデータほとんどが
同様の書き方だったので何が違うのかわからなかったので
大変助かりました。
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