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発電事業における各社の強みは何でしょうか?
また現在の発電事業における順位と今後の成長性について教えて下さい。
三菱重工は設計からアフターメンテナンスまで全て自社で行っていることは知っているのですが日立と東芝の強みはどこのあるのでしょうか?

東芝はWH買収で原子力2通りを作ることができるから今後伸びていくのかなと個人的には思っているのですが他社は今後について対策をしているのでしょうか?

A 回答 (4件)

三菱(あるいはアレバ)に対する東芝あるいは日立の強みといえば、WH


やGEの持つ営業力でしょう。アメリカ国内で展開するにしても世界で展開するにしても、やはりアメリカでの政治力は大きくものを言います。実質アメリカが認めない国には原発は導入できませんから。

そういった意味で長年強力なロビー活動をしてきたアメリカ企業を手中に収めたり提携したことは強く生きると思います。

もちろん沸騰水加圧水両方対応できることは、どこにでも営業をかけられるといった意味があるので大きな強みです。

これに対する対抗策として、三菱は当然アレバとの提携です。
日立GEですが、ここは加圧水型を手に入れるのは、たぶん不可能です。
ただ原発関係の営業力では最強を誇るのがGEがついてますですので、正面突破で沸騰水型原子炉の市場を席巻することを目標と掲げるのではないでしょうか?


各社の強みを一言で言うと、東芝は一人で加圧水、沸騰水を持つこと
三菱アレバは、加圧水、沸騰水を持つことに加えヨーロッパでの営業力
日立GEは、GEがもつアメリカおよび第三世界での営業力となるのではないでしょうか?

独断と偏見で順位をつければ、日立GE>東芝>三菱アレバとなると思います。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます!!
疑問点が出てきたので、いくつか質問があります。

1、アメリカの政治力は大きな影響を持つというのはわかるのですが
  他国に対してもアメリカの承認みたいなのがいるのでしょうか?

2、GEは原発関係の営業力では最強みたいですけど、実際にプラント  建設実績みたいなのを見ることができるHPがあれば教えてほしい
  です。

3、三菱アレバはヨーロッパに強く、日立GEはアメリカ、および第三世界で強いということですが、発電プラント需要を考えた場合は、やはり日立GEが強いのでしょうか?

東芝が沸騰水加圧水両方対応できることで、強いのかなと思っていたのですが、日立のGEがそれほど力を持っていたとは知りませんでした。
日立が状況悪くなっていくのかなと感じていましたので。

お礼日時:2008/06/06 17:36

原発の中で炉というのは、実際に核反応をしているボイラーのことです。

原発の心臓部にして最重要部です。プラントといってしまうと、一時冷却系、二次冷却系タービンを含めた全体になります。
きわめて高温になり、圧力もかかるため、物理的にきわめて強い必要があります。
(これ以上強い鉄の容器はこの世に無いのではないかというくらいです。)
そしてこういった鋼鉄の溶接技術が最も強いのが、造船業になります。彼らの仕事は鋼鉄の板を曲げてくっつける仕事ですから。あと巨大タービンも蒸気機関の一部ですから、造船業の専門分野です。

東芝の原発の炉を主に作っているのは、確か石播だったと思います。(違ってたらすいません)
タービン関係について言えば、ウエスティングハウスは老舗中の老舗です。
 1社で事業の利益をすべて独占できることは、利益の最大化に役立ちます。市場が小さかったり縮小傾向にあるときは利ざやが縮むので特にです。
 ただ原発は、どう見てもこれから拡大傾向にあります。こういったときに大事なのは、いかに多くの仕事を取ってくるか、市場の黎明期拡大期にどれだけ先行して大きなシェアを取れるかです。だから日本の企業が積極的に海外の会社と提携に走ったと考えています。
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こんばんわ。



話題が原子力のようですので別な視点から…。

地球環境問題があるので火力は衰退するだけとも思えますが、東芝に炉を作る技術は無いと思いますょ。
清掃工場なんかを見てみると、東芝の炉はなく、日立造船、三菱重工業等の造船部門を持っているところが有利になります。
また、こうした造船部門の会社はタービンを製造・販売できる強みがあります。
東芝が原子力に力を入れたのはそのためと思いますょ。

次は自然エネルギー発電でしょうか。
風力になると、上述の造船部門が強く、質問にない富士電機あたりも出てくるでしょう。
富士電機は火力における炉を持っていませんが、タービンを作れます。
タービンが作れれば風車を製造するだけのノウハウを持つことになると思います。

太陽光になれば、デバイスとしてシャープ、サンヨーが強くなり、明電舎も出てきます。
稚内だと思いましたが、ビッグ太陽光発電所では明電舎が入っていると思います。

ガスタービンになってくるとIHIなんかは強いですね。
GEのタービンエンジン部門と手を組んでますから、FとかBで採用されている航空機転用ガスタービンをポンスカと持ってきますょ。

国内では文殊が根っこにあり、原子力に目が行きがちですが、海外では環境問題も密接に関係するでしょうし、アメリカ主導のIAEAに嫌気をさすところも多いので原子力が世界的に延びるとは言い難いところもあると思います。

発電所においては、蒸気を作りだすものと蒸気から電気を取り出すものが個別に製造できますので両方を持っている部門が強くなると思います。
自然エネルギーは、これから…って状況ですので今は判断できないと思いますょ。
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この回答へのお礼

東芝は火力がダメだから原子力に力を入れたという見方
もできるんですね。
確かに環境問題を考えると風力がよいというのは聞いたことがあります。

初歩的な質問なのですが炉というのはプラントのことですか?

あと、風力になると造船部門が強いとありますが日立も風力発電に力を入れているのでしょうか?三菱の風力発電の話は聞いたことがあるのですが。

お礼日時:2008/06/07 00:26

1通常IAEAに加盟して、その承認と査察を受けないと大騒ぎになります。

そして隣国の核開発や原発導入に反対する国はも多いですから、こういったプロセスも簡単とは言い切れません。ここでアメリカに反対されると絶望的です。アメリカがバックにつけば何とかなります。
 あとインドの例を見ればわかるとおり、アメリカがよしといえばそれで終わってしまうことが多いです。

2私も素人なので、そういったサイトは知らないです。ただ一般的にGEの営業力には定評があります。
それから単純に主管企業の受注実績を見てもわからないと思います。技術的には一社で完結するのに、なぜかGEがともに名を連ねるケースが多いです。多分こういうケースでは、GEの営業力や政治力が絡んでいると思われます。

3日立GEにも弱点はあります。
加圧水型を持っていないことです。加圧水型のほうが、放射性物質を一次冷却系に閉じこめることが出来るため、放射能漏れが少ないと思われています。あと制御棒の脱落が起きないという点でも有利です。
(一方沸騰水型のメリットは、エネルギー効率そしておそらく経済性に優れる点です。)
これらを勘案すると、加圧水型のほうが若干有利だと思われます。
それを覆すだけの力が日立GEにあるかということだと思います。
(私はあると思いました。)
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この回答へのお礼

なるほど、よくわかりました!原発のために承認と査察を受けなければいけないことは知りませんでした。

GEはやはり力を持っていそうですね・・・
GEのことを考えると、日立はかなり強い
イメージを持ってしまいますね。

お礼日時:2008/06/07 00:18

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