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カテゴリ的に「電力発電」とこちらとどちらにするか迷いましたが、
時事として色合いが強いかと思ったのでこちらに。

国の電力政策を考える場合、「停電を起こさない」=「常に需要を上回る発電能力を備える」
ことが最も重要であると思います。
例えばですが電力需要が5000万kwある地域では
極論、夜に風が全く吹かない場合でも停電は起こせないわけですから、
火力・原子力等の安定的な電源を5000万kw以上常備しなければいけませんよね?
と、すると風力・太陽光などの任意に出力を調整できない発電設備は
そもそも余剰設備にしかならないのではないでしょうか?

仮にそうであれば風力・太陽光発電の意味は
「日照時間帯に火力発電などの燃料を節約する」
くらいしかない気がします。
しかも火力と比べても圧倒的に発電コストに劣る風力・太陽光を使用するわけですから、
コストで見るなら節約どころか逆に上昇しており、
そもそも環境エネルギー自体全く意味が無いのではないでしょうか?

環境エネルギーのコストは削減されるという試算が多く出されていると思いますが、
それらは全て量産効果が波及することを前提にしているものと思います。
実際にはアメリカのグリーンニューディール関連企業が次々と破綻し、
日本国内のメガソーラー構想などもほぼ立ち消え寸前になっている現状で
それらに信ぴょう性があるとは中々信じがたいです。

所謂自然エネルギーを利用する意味はどんなことがあるでしょう?

A 回答 (19件中1~10件)

>風力・太陽光発電って意味あるんでしょうか?



まず、風力ですが、ドイツの様に大陸国家であり、乾燥しておる国では、水力発電に不適なので、やむを得ず風力発電を利用します。一方の日本は、急峻な山に覆われた島国であり、多雨な亜熱帯性気候ですから、水力発電が一番あっています。

つぎに、太陽光発電ですが、地球の北回帰線よりも南でかつ南回帰線よりも北の地域に設置するのが正しいです。人類が所有する限られた太陽光発電設備を北回帰線よりも北にある島国に設置するのは人類的な損失です。

このような科学的事実は、政治的な思惑とは関係なく、厳然たる事実です。

しかし、多くの人は政治的な思惑から、日本国内で風力発電や太陽光発電をするべきだと主張します。

質問者さんがどのような政治的スタンスをとるかは自由ですが、科学的な評価は政治的なスタンスとは独立しているということを忘れないようにしてください。
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この回答へのお礼

>質問者さんがどのような政治的スタンスをとるかは自由ですが、
>科学的な評価は政治的なスタンスとは独立しているということを忘れないようにしてください。

全く同意見であり、新しい視点をいただきました。
水力発電については何故全く注目されていないのか私も疑問に思いました。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/13 22:21

自然エネルギーを利用する意味としては、現在の化石燃料に頼る(原子力もそうです)発電では近い将来に枯渇する懸念があり、また温暖化を促進します。

原発も海水を使った冷却システムがあり、膨大な熱が海に放出されていると言われておりますし、何より放射性廃棄物の最終処理が決まっていないのが問題です。

それに対して、太陽光発電や風力発電では、何十億年先まで枯渇する事のないエネルギーを使うという点と、出来上がった製品自体からは、熱やCO2は排出されないクリーンなエネルギーなので将来に渡って安心して使用する事ができる技術だということではないでしょうか。また、個人レベルでも導入できますので、各家庭や工場、オフィスビルなどがすべて太陽光発電になれば現在の大規模な発電所は規模を縮小できるかもしれません。
但し、太陽光発電や風力発電は、おっしゃるように自然現象に左右される不安定なものなので、蓄電システムの組み込み、コストダウンや性能の向上、スマートグリットなどの送電網の確立などが今後の課題となると思います。
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まず、太陽光に関してはこの夏とかで分かるように午後2時ごろの需要ピークと割合近い発電しますのでピークに対して設備投資としては意味があるかもしれないですね。



自然エネルギーは、自前で調達できるということがあると思います。

石油天然ガスは海外調達です。またその埋蔵量には限りがあると思います。またこのエネルギー源は温暖化の要因でもあります。

今の原子力発電の燃料も基本海外調達です。これも埋蔵量に限りがあると思います。
高速増殖炉でもないかぎり厳しい将来があるかもしれません。
また放射性廃棄物の処理の問題も解決できていません。

地球人口が増え新興国のエネルギー需要が増える将来に自前のエネルギー源を検討するこは意義があると思います。

全部自然エネルギーは当分無理でしょうが、他のエネルギーとの多様化は進むべき方向だと思います。

またエネルギー源の議論だけでなく省エネの検討もしないといけない時代だとも思います。
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原発より地熱発電の方が安全です。


アモルファスシリコンよりメガソーラーの方が効率的ですと述べました。
しかし、地熱発電以外、継続不可能な発電ですねとしか言えません。

>所謂自然エネルギーを利用する意味はどんなことがあるでしょう?
新たなエネルギー開発する前に、とりあえず間の持つエネルギーとして有効活用する
と言う意味なら有意義です。

次世代は、安全装置に時間が掛かりそうですが、燃料電池発電ならちょっと改良するだけで作れそうです。
水の電気分解にリフターの技術を起用し、原子の再結合に変わった思考を取り込むだけで現在の装置よりパワーアップしたりして。
また、装置から発する廃熱を利用すれば、積雪を水に融解し利用出来ます。

全ては政府次第でしょう。増税反対です。
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私は原発反対派です。



かといって、直ちに全部撤廃しろ、と言っても代替エネルギーがないので無理でしょうね。もっとも、今年の夏は、原発稼働してなくても、なんとか乗り切ったみたいですけど。

確かに原発は他の発電に比べるとコスト安いですが、一度事故を起こすとその費用は大変なものになります。そして、人間のやることに絶対はありません。従って、原発は0となることを目指して、他の代替エネルギーに転換して行き、その過程の補助として原発を使うべき、と考えてます。

だから、太陽光発電は、なるべく各家庭に付けるように奨励するべきです。また、夜間の使用のために蓄電池の設置も。

風力発電所も作れるところには作ったら良いと思います。一説に房総半島一帯に風発機を設置すると、東京の電力は賄えるとする試算があります。ただ、風発の怖いのは、羽が折れると大被害が出ることです。それで反対してる人もいるのですが。
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原発を止め、化石燃料発電を縮小し、自然エネルギー発電をやれば今まで多くの投資が無駄になるので、原発再開が今の所電力会社の命題になっています。

一番良いのは事故を起こさずに原発を続ける事です。事故が怖いなら原発は止めることです。
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感想を拝見して。



>ただ現状、ソーラーパネルなんかも中国の格安ソーラーに追われて正直落ち目ですし、
>そも環境ブーム自体が一過性のものではないと危惧している次第です。

確かに最終段階の製品シェアとしては、中国が世界トップになったみたいですが......。
ただ、太陽光には欠かせないシリコンウェーハーのシェアの過半は日本製で、実質日本がキーマンになっていると思います。
たしか、1~3位まで日本の会社(トップは信越化学)で、これで6~7割位のシェア。
残りの企業にも、日本企業が投資していたはず。

太陽光は高いですし、まだまだ普及もしていない。
製品と言う物は、ある程度普及するまで(30%くらい?)は苦労するけど、その一線を越えたら色々な理由で爆発的に普及し始めるって聞きます。

となれば、製品としては中国がガンガン安売りしてある程度まで普及させてくれると助かる。
味噌はウェハーで、それ以後の工程は、乱暴に言えば単純組み立てですからね。

日本はキーとなる原料でガッチリ設ける。
爆発しそうになれば、組立工場を本格的に作って儲けりゃいいかと思います。


環境ブームが一過性になるかどうか.......。
そうですね、確かにその危惧はあると思います。
四大公害病も、技術的対応(環境技術の開発と普及)については行政レベルが粘り強く規制(これがニーズ)したが故に普及したのであって、国民のかなりの部分はどこ吹く風!って側面がありましたし。

官僚を全否定する風潮があるんですが、戦後史だけを見ても、今の日本が世界に誇れる物(利益を上げている物。例えば車や、上に書いたウェハーや、環境技術)は官庁主導で成長したって側面があるやに思います。
この面でも功罪を冷静に評価しないと、せっかくの良い機構を日本人自ら壊して将来に禍根を残しそうですね。

でも、日本人は全否定か全肯定かの極論に走りたがる......。
最初に感情的結論ありきで、後から都合の良い理論を付けたして正論と信じ込むので。
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NO.6の続きです。


>最近では火力発電の主力はLNGに移りつつあるようですし、
>あまり意味のある議論とは思えませんが…

とんでもない認識不足といわざるを得ない。日本の電力需要は巨大であって、福島原発事故以前でも日本は60%を超える需要を火力発電で賄っていました。火力発電所の燃料は石炭・石油・天然ガス・LNGなのですが、どれも同じです。日本が高値で国際市場から調達しているのです。福島原発事故以降はさらに輸入量が増えて、石炭・石油・天然ガス・LNGは毎月値上がりを続けています。円高にもかかわらず東京ガスは311以降、8ヶ月か9ヶ月か連続でガス料金を値上げしました。

節約できるなら石炭だろうが石油だろうが天然ガスだろうがLNGだろうが何でもいいんですよ!わかりませんか?日本が世界を苦しめ、自分の首を絞めている。

OPECは、生産計画の協定を結んでいるだけで価格は国際市場で決まります。売り手が自由に価格を提示し、買い手が応じれば、それが価格になる自由価格です。日本はどんなに高くても買わざるを得ない。

火力発電所は一度石炭火力として建設されれば石炭を使い続けるしかない。それは石油火力もガス火力も同様です。夏と冬は冷暖房需要で電力需要が増えます。電力会社は手持ちの発電所をフル稼働させないと追いつかないのです。

ここまでいっても意味の無い議論だと思いたいですか?どうぞ好きにしてください。
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目的とセットでどの様に考えるのか行うのかという事でしょう。

例えば、現状の原子力発電でも原子力は止められないため余剰電力を使って水を汲み上げて蓄電設備として水力発電を併用しています。太陽光や風力もこの手の蓄電設備が必要になり、それが水の汲み上げなのか水素の貯蔵なのか酸水素ガスなのかその他なのか、といろいろな構想があります。

しかし現在の社会情勢としてマスコミや国民が情報として過度に反応するのが採算性です。どの構想であっても原油価格が10年ほど前の2000年水準になると、採算性の観点ではすべて上手くゆかなくなります。一方で07年付近の原油価格になると多くの新エネルギー政策、省エネ促進政策がプラスに機能します(円建てでの考察です)。

日本はこれまで安い資源を海外で買い付けて加工して使用してきましたが、これが高い資源という前提になると多くの事が上手く行かなくなります。日本は長期的な観点からのエネルギー対策が必要です。例えばそれが無駄になる可能性があったとしても不採算であるように見えたとしても、リスク軽減のための他国に依存しないエネルギー設備を持ったり徹底した研究開発などを行う必要があります。また現状天然ガスなどでは足元を見られて2倍近く高い価格で買わされていたりもしており、そういう意味でも自国のエネルギー自給率を上げる必要であるといえるでしょう。
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2003年4月15日、東電の全原発が停止しました。


しかし、節電要請もなく、停電は起きませんでした。
「停電を起こさない」=「常に需要を上回る発電能力を備える」
は、原発が無くても達成できるものです。
>夜に風が全く吹かない場合でも停電は起こせないわけですから
立地の問題です。
建てたはいいが、風が弱く、ほとんど発電できないところもありますが、
風力により十分な発電を維持できるところもあります。

太陽発電は、夜は発電出来ませんが、蓄電池を併用することで、ある程度緩和できます。
ガイアの夜明けでも紹介されたのですが、ある島で、太陽光、風力発電+電気自動車のバッテリ(蓄電池)で電力の一部をまかなっているところがあります。

太陽光、風力発電で全部をまかなうのではなく、火力をメインに、火力を太陽光、風力発電で補助すればいいでしょう。
コストだけなら合わないけど、マンションの風呂やトイレの排水を利用したマイクロ水力発電、道路に圧電素子を敷いて発電、駅の改札に回転式のゲートを設けて、その回転で発電、等もあります。
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この回答へのお礼

>太陽発電は、夜は発電出来ませんが、蓄電池を併用することで、ある程度緩和できます。
家庭の電灯を灯す程度はできるかもしれませんが、
電車を走らせ、工場を動かし、大都市を照らすにはほど遠い現状があるかと思います。

その他様々な発電手段を挙げていただいておりますが、
補助電力を用いたことで余計にコストが跳ね上がってしまっては本末転倒かと思いました。

一先ずは回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/13 22:27

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