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カテゴリ的に「電力発電」とこちらとどちらにするか迷いましたが、
時事として色合いが強いかと思ったのでこちらに。

国の電力政策を考える場合、「停電を起こさない」=「常に需要を上回る発電能力を備える」
ことが最も重要であると思います。
例えばですが電力需要が5000万kwある地域では
極論、夜に風が全く吹かない場合でも停電は起こせないわけですから、
火力・原子力等の安定的な電源を5000万kw以上常備しなければいけませんよね?
と、すると風力・太陽光などの任意に出力を調整できない発電設備は
そもそも余剰設備にしかならないのではないでしょうか?

仮にそうであれば風力・太陽光発電の意味は
「日照時間帯に火力発電などの燃料を節約する」
くらいしかない気がします。
しかも火力と比べても圧倒的に発電コストに劣る風力・太陽光を使用するわけですから、
コストで見るなら節約どころか逆に上昇しており、
そもそも環境エネルギー自体全く意味が無いのではないでしょうか?

環境エネルギーのコストは削減されるという試算が多く出されていると思いますが、
それらは全て量産効果が波及することを前提にしているものと思います。
実際にはアメリカのグリーンニューディール関連企業が次々と破綻し、
日本国内のメガソーラー構想などもほぼ立ち消え寸前になっている現状で
それらに信ぴょう性があるとは中々信じがたいです。

所謂自然エネルギーを利用する意味はどんなことがあるでしょう?

A 回答 (19件中11~19件)

論理が飛躍しすぎですよ。

原子力発電擁護のために意図的にそうしているのですか?それとも知識が足りないのですか?

 100%を風力・太陽光からの供給に頼るわけではありません。火力・水力・民間発電、さらに太陽光も「発電所」だけではなく「住宅発電」も利用します。

 ドイツはフランスからの買電も利用するとはいえ、原発を廃止するというのはそれなりの見通しがあってのことです。では、日本はどうしてそれが出来なかったのか

・延々と電力供給の決め手は原子力という洗脳を行ってきた
・それに合わせて、原子力発電以外の発電技術への技術投資を行わなかった
・というより、様々な技術が生まれるでもその技術革新や実用化を「法律(規制)や予算」で電力会社と過去の 「通商産業省」が結託して潰してきた。
・結果的に先進国の中でも原子力・火力・水力以外の発電技術が立ち後れてしまった

 まあそんなところでしょう。

 例えば私はマンション住まいなのですが、日本全国にある莫大な数の分譲マンション賃貸マンションでは太陽光発電ができません。太陽光発電パネルの設置さえ法律で認められていないのです。
 いろいろ問題はあるでしょうが、30年くらい前から原子力以外の代替電力を真面目に作り出そうという気があるなら、法整備から補助金の支給などやれることはいくらもあったでしょう。が、現状は先に述べたとおりです。

>しかも火力と比べても圧倒的に発電コストに劣る風力・太陽光を使用するわけですから、

 原子力発電も検討枠に入れないと不公平でしょう。推進側は「原子力は安い」と主張してきたのですが、今回の事故でその論理は破綻しました。さらに「圧倒的」な現状は、新規の発電技術を改良・普及させてこなかったことにも理由があることは先に述べました。このような決めつけは公平さに欠けます

 そもそも、電力料金が「総括原価方式」を元に算定されているのが、日本の電力料金が他の先進国の二倍近い実態の根本にあります。そのために衰退した産業さえあります・・アルミ精錬等です。
 原発のような大規模投資を行えば行うほど、総括原価が上がり、電力料金を高くでき、電力会社の利益も増やせる。電力供給が不安定だった時代ならともかく、今の時代にはまったくそぐわないやり方です。

 今の制度の中では今回の原発事故に伴う賠償金も「総括原価」の中に含まれることになります。なので東京電力というヤクザ企業は「電力料金の値上げ」によって賠償金を捻出しようとしました。こんなヤクザまがい、いやそれ以上の企業エゴは聞いたことも見たこともありません。
 地域独占と総括原価方式という時代にそぐわない電気料金の決定システム、電力会社の保護政策がこのような東電の発想を生むのです。時代にあった制度に変更するときが来ています。失礼ながら質問者様の疑問にはこの面での視点がまったく欠けています
 

 電力は大幅に余り、高い電力料金を押しつけ、さらなる無駄遣いを勧めてきたのがこれまでの日本社会の実態ではないですか。これを省電力社会、省資源社会に変えてゆくのに、自然エネルギーの開拓、地域独占の見直し、総括原価方式の見直し、送電と発電の一体化の見直し等々をセットにしてゆけば新しい時代の電力供給システムができあがると思います。

 仮に電力料金が少々高くなっても、今の福島の惨状を思えば我慢できる範囲だと考えます。
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この回答へのお礼

回答者様が原子力発電に反対されていることは伝わりましたが、
今回の質問の本旨から凡そかけ離れた回答につきコメントに困ります。

できればもう一度質問の本文を読み返して、
賛成であれ、反対であれ

「環境エネルギーは余剰電力にしかならないのではないか」

についてお答えいただければと思います。

お礼日時:2011/12/13 22:14

太陽光発電はまだまだ未成熟な技術で10年後になるとかなり性能アップする。



だから、意味ないかもしれないですね。成り行きでやっているだけっていう・・・?

風力はどうなのか知りませんが、発電量は少ないみたいですね。
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それは自然エネルギーと蓄電池のセットを使って、自然エネルギーの電力とためながら使うということになっているようです、



ですから質問者さんの考えていることと、実際に行われようとしていることは違うようです、
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この回答へのお礼

それほど高性能な蓄電池があれば、の話ですね。

現状は車を動かすにも四苦八苦してる有様ですから、
それが実現するのは遥か未来の話かと思います。

一先ずは回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/13 22:08

例え、雀の涙であっても石油を節約することには大きな意味があります。

日本が輸入量を減らすことが出来れば、世界の多くの国がその分の石油を輸入できるようになるのです。日本のことだけを考えてはいけない。世界あっての日本です。日本は食糧自給率が40%を切りました。日本人は世界から食糧を輸入できなくなれば8000万人が餓死する国です。食糧を輸入する為には、その代金を輸出で稼がねばなりません。せっかく稼いでも、石油の代金に使ってしまえば、食糧を輸入することはできません。二重三重の意味で日本は石油の輸入量を減らさないと国が成り立たないのです。日本はそういう国です。日本人は一人当たりでインド人の10倍以上も石油を消費しています。現在、インドでは田植などは女の人が腰をかがめて行っています。日本人のように田植機で楽々行っているわけではない。本当はインド人だって田植機を使いたいはずです。ところが日本が高値で石油を買い占めているのでインドでは十分な石油を輸入できないのです。そんな風に日本はインドだけでなく世界中を苦しめています。日本人はパチンコの玉を弾くのでさえ電気に頼り、石油を燃やして電気を起こしている。あの東日本大震災の時には、そのインドでさえ救援物資を送ってくれたのです。その日本が石油を買い占めてインド人を苦しめている。そんな我まま勝手がいつまでも許されると思ったら大間違いだ。
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この回答へのお礼

需要が減れば供給が絞られるだけで価格は変わらないと思いますよ。
その為のOPECがあるのですから。
最近では火力発電の主力はLNGに移りつつあるようですし、
あまり意味のある議論とは思えませんが…

一先ずは回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/13 22:06

?



現状の原子力発電+火力発電主体の場合は
原子力発電は一日中一定、火力発電所は昼間運転、
夜間は火力発電所を止めて発電量を調整して
余剰分を夜間電力として安く提供しているので
昼間に発電してくれる太陽光発電に
全く意味が無いとは思えませんが。

まぁ、送電コストを考えれば水素電池みたいなのの方が
将来性あると思いますし、買取制度を無くした方が
全体的にメリットある
(利用者の一般料金に買取分の手数料が
含まれてるのが気に食わない)
と思いますが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

本文が分かりにくくて申し訳ありません。
コスト面で劣るのなら、最初から全て火力で賄ってしまった方が良いのでは、みたいな話です。
昨今はシェールガスの掘削が進んだこともあり、燃料価格が高止まりしそうな要素も少ないですしね。

買い取り制度反対なのは同意見です。

お礼日時:2011/12/13 22:05

「総量論」と「現在の価値観(消費者ニーズ)」から考えれば、仰ることは正しいかと思います。



ここで「国の電力政策=”全部の人に対して致命的な”停電を起こさない=常に”要求を上回る発送電”能力を備える」と置きます。

企業だけが停電しない!じゃ、家庭が切り捨てられちゃう。
そうなると、やはり国民からの避難が私企業に向けられる。

発電(総量論)だけじゃありません。
幾ら発電したって、消費者一軒一軒まで届く(送電)できなきゃ意味ないですしね。

加えて「品質=停電しない」と「価格=弱者でも使える」の両立が重要ということは言うまでもありませんよね。


となると、需要を上回る供給力を用意すると共に、あらゆる影響(じょう乱と言います)も考慮しなきゃならない。

供給力については質問者様の仰る通りで、天候悪化時に補えるだけの設備を備えることが”必要なら、どうしても余剰設備が出てしまう。
充電設備(昨今流行りの電気自動車を考慮しても)だけで要求品質を賄えるか。
そもそも備え付け義務もない、供給義務もない各家庭の充電設備をあてにしていいのか?(出来るのか?)

現在の流れであると「天候が悪くなりましたので送電できません。」「御家庭の車は使わないで送電網に繋いでください。」と言った場合に、各個人単位で協力するのか、非難をしないのか?
協力が確実でないor避難の声が上がる可能性があれば、供給側は「自力での蓄電設備準備」が必要となる。

つまりは「品質を変えないなら、発電方式だけを変えても駄目。人々の意識の変更が必須となる。」ですよね。



報道等では見逃されがちな送電系統の安全性について御説明します。

現在の意見のまま、原子力分を自然エネルギーで置き換えた場合、ほぼ確実に大停電が起きるでしょう。
「どの程度の頻度?」とは正確に言えない(自然エネルギー施設分布などが未定なので)のですが、直感的には1年に数回は起きるんではないか。

発電所と言うのは、出力の増減に速度制限が掛かっていて、その制限速度を超えると保安装置が働いて施設が停止します。
一端停止すると、復帰するまでの時間は停止状態次第で、最良なら数分~最悪なら数時間掛かるでしょう。

解りやすく例を。
人が重い荷物、例えばエンストした車を押していると思ってください。
満身の力で押している時に急に車が発進したら、つんのめってコケちゃいますよね?
その時に上手く転べば直ぐに立ち上がれるけど、膝を打ってしまうと悶絶して暫く動けない。
これが「一定の発電をしているときに、急に太陽光が割り込んできて、既存発電所の出力が不要となった」場合です。

坂道の下に人が立っていて、上からエンストした車が転がり落ちて来ると思ってください。
車が軽いorスピードが遅いor鍛え抜かれた人なら、なんとか受け止めることも可能でしょうけど、失敗すれば弾き飛ばされる。
上手く受け身を取れれば直ぐに立ち直れるでしょうが、失敗すると.....。
これが「急に発電量の出力を上げた」状態です。


また、一つの発電所が倒れると送電網全体に受給のアンバランスが生じて、同一の送電網に繋がっている他の発電所まで連鎖で自動停止します。(倒れると言います。)

何人かでロープを繋いだロッククライミングで考えてください。
一人が滑落した場合、他の人が支えられれば善し。支えられなければ他者も巻き込んで滑落しちゃいます。


つまりは発電能力(総量論)だけで論じられるものではない、その面の考えが大きく論じられていない、だからこそ自然エネルギーに対する「説得性ある反論=過去実例と理論を完備した反論」が存在する、故に国民の意見盛り上がりだけでは導入されない.....となるわけですね。

ちなみに、EUではこれを回避するために、域内全部で送電融通をしています。
個別の理由は省きますが、需要を遥かに上回る(数倍とか数十倍とか)の予備力を持たせることで、上の状況はかなり軽減(絶滅ではありません。あくまで軽減)できます。

日本の例なら、韓国・中国・ロシア極東と送電網を繋ぐことが考えられ、孫さんのプランはこれを視野に入れています。
ただしこれもデメリットがあり、繋がる他者の品質が悪ければ、品質が高い国の送電網はそれに引っ張られる.....ともなります。



自然エネルギーの導入に意味があるとするなら。
「天気が悪ければ使用制限も仕方ないよね」と意識改革してくれれば、当然CO2の削減も出来るし、中東の政情に影響を受けることも無い。
技術自体を突き詰めれば、輸出だって出来るでしょう。(新しい輸出産業の創出)

これは決して無視できないことだと思います。
実際、現在の日本の環境技術・省エネ技術は、立派な輸出ネタにもなっていますし。
もちろんこれは、「環境技術は金を生まない、むしろコスト増大になって製品に跳ね返る。でも、それを受忍してでも推進する方が良い。」って、前向きに言えば国民の合意(意識するしないに関わらず)があった、消極的に言えば国民から非難が出なかったから。


蛇足ですが。
大切なことは、賛否両論とも感情的にならず、しっかりと限界と可能性を見据えて、それを支える意識を一人一人が持つって、至って解りきったことに落ち着くんだよなぁ~思います。
そうなりゃ、現在のマスコミ報道も政権の動きも、違った面で批評に晒されるんじゃないですかね?
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この回答へのお礼

送電品質の話、とてもよく分かりました。

>実際、現在の日本の環境技術・省エネ技術は、立派な輸出ネタにもなっていますし。
これは良いことですね。
ただ現状、ソーラーパネルなんかも中国の格安ソーラーに追われて正直落ち目ですし、
そも環境ブーム自体が一過性のものではないと危惧している次第です。

>大切なことは、賛否両論とも感情的にならず、しっかりと限界と可能性を見据えて、
>それを支える意識を一人一人が持つって、至って解りきったことに落ち着くんだよなぁ~思います。

私もそう思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/13 22:01

そのためにスマートグリッドがあり高度な送電技術が必要です。



これは、国が資金を投入しなかったつけです。

原発利権を廃止し、スマグリに国は金を投入すれば可能となります。
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この回答へのお礼

スマートグリッドはデータ通信を利用して
電力配分を調整し、効率的に電気を運用する技術であったと記憶しております。
発電能力がそもそも足りない場合に解決策となるものではないと思いますが…

一先ずは回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/13 21:56

国立公園法変え又、原発の補助金で地熱発電改良する必要が有る、



資源が無い日本が設備投資するのは、地熱発電です、資源は無料です、又安定発電出来ます
この技術世界一です、富士電気等です。

霧島温泉で、温泉地に温泉利用小規模発電してます(廃温利用も)。


蓄電池が安く成らない限り、太陽光発電に対応するため、火力発電所は増えます、(原発はコントロール出来ない)
故にエコ発電では無いのです。
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この回答へのお礼

>資源は無料です
んなわけないでしょう。
まず単位設備辺りの発電量が低いので真っ当な量を得ようとすれば初期投資に莫大な金が掛かり、
次いで膨大なランニングコストを注ぎ込み続けなければ発電できません。

一先ずは回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/13 21:54

国の試算では太陽光より風力の方が総電力供給量としては上だと云う事です。

それはやはり夜発電出来るから。あとの問題は何処に作るかですが、海上と云うのが一番候補だそうです。
此処までしてやる理由は原子力より安全で、価格が不安定な火力より安心と云う事だと思います。アメリカは石油が安いですからあまり参考にはなりませんが、日本は中東の情勢次第で電気料金は上がります。今後100年で原油価格がどうなるかは非常に厳しい状況だと思います。
当然環境問題と云うのもありますが、それよりもすでにお安定した電力供給手段が無くなってきていると云う事でしょうね。
まあ家庭の電力は、個別の太陽光で、工場などは風力でと分散してくるのでは?。
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