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Jリーグ開幕しましたが、仙台・鹿島の試合視てて、鹿島はドタバタと無駄な走りで疲労困憊、パスも無駄蹴りばかりで繋がらないし、何でそこでシュート打たないんだ(どんどんミドルシュートでも打てばいいのに)という、3連覇したチームとは思えない余りにもヘタクソで(ガンバも)視ててイライラしてきました。

先日のW杯3次予選の敗戦も、遠藤がウズベクに徹底的にマークされ、かなり潰された?みたいに前線まで配球が回らなかった、と同時に、つまらないパス回しをカットされて、ボール保持率も悪かった。

しかし、CLのバルサとレヴァークーゼンでは、7ー1と圧倒的なバルサの勝ち方を視てたら、メッシの上手さは別格とは言え、後方選手はゆったりして運動量をセーブしたり、他の前線の選手の動きも全く無駄が無く、すぐさまメッシとの連携にカバーしたり、例えばイニエスタがおとりのように相手DFを釣って、そのスキに中盤のパサーからワンタッチ・ツータッチ位でメッシにボールが渡り、でシュートを打つ、実に気持ち良くパスも良く通るのを視ていると、上手さと言うより合理的で非常に気持ち良いサッカーです。


さて、質問なんですが、代表に限らずプロ選手なら当然いろいろなビデオ視て研究してるとは思うのですが、その一方で相変わらず進歩してないようにも思えます。
全般的に得点力が足りないのは、シュート意識が乏しい(パス重視?)のか、開幕戦の鹿島やガンバのように、シュートまで行けない主な原因は何でしょうか?

ジュニア・ユース、或いは高校サッカーやJFLなど幅広く日本サッカーの欠点(バルサのような合理性が全く無い)が原因でしょうか?

A 回答 (1件)

こんにちは。



多くのプロサッカー選手は東西問わずビデオで色々な試合見ていると思います。他の試合には興味はないみたいな中田ヒデみたいな変わり者もいるようですが・・・。

質問に対する個人的答えですが。

【進歩はしています・・目に見えない形で紆余曲折を経て永遠に】・・日本代表を初めて生で見たのは70年のフラメンゴ戦だったでしょうか。当時は各国のフル代表は相手をしてくれなくて、色々なクラブチームが日本に来てくれました。欧州からはアーセナル、マンチェスターシティー、トットナム、ボルシアMG、バイエルン、ケルン、ハンブルグ・・南米からはフラメンゴ・サントス・ボカ・アルヘンチノスJr・・などなど。

クライフ・ベッケンバウアー・マラドーナも生で見ました。長く見てきて、日本サッカーは世界で一番成長した国と言っていいと思いますよ。代表も、そしてクラブも。

70年代~90年代のころの日本のサッカーのメインは高校サッカーでした。そして多くの熱心な指導者たちがいました。彼らは世界のサッカーに協会の人より通じていて様々なスタイルを模索していました。そのなかで「日本的」なサッカーが築かれました。

「勝利にこだわらない」かつ「フェアーで美しく」かつ「パスサッカー」。結果として、負の側面ではストライカーが出てこない、得点力がない、シュートを打たない・・などが日本サッカーの特徴となりました。これはすぐには変わりません。四半世紀は必要でしょう。

一方で、日本代表は男女ともパス回しが「生命線」で、男子もなでしこも「まるでバルサみたいだ」といわれることが多々あります。私はこの方向性でいいと思います。「イライラ」はしますが、間違いなく「日本的なサッカー」ですし、そのスタイルが好きです。

俊輔・中田ヒデ・香川・本田など優れたMFがどんどん出てくるのも「日本らしくて」誇りにしていいと思います。

ただその中で代表もクラブも少しずつ変化が必要です。それこそが「決定力」であったり「シュートの意識」も強めていくことが必要です。長所である「日本スタイル」も伸ばしながら。

開幕日の鹿島もガンバも見ました。監督も変わって初の試合。選手も大幅に変わった。「すこしイメージかわったかな・・」という感じがしましたが、「こんなもんだろう」って感想です。

【合理性より創造性を】・・いきなり合理性にたどり着くわけでもありません。長い歴史の中で、「挫折」や「試行錯誤」「無駄走り」があって現在のバルサがあります。オランダのクライフが監督になったのが大きな転機になりましたね。

合理性がすべてという気にもなりません。バルサやスペインなどは「良いサッカー」とは思います。理想のサッカーにも近い。でも個人的には「日本スタイル」の方が好きです。まだまだ劇的な成長の予感を感じます。伸び白がまだ半分残っているような・・・。その意味では海外サッカーよりワクワクします。

10年の南アフリカW杯直前の状況・・・ファンや国民からも冷たくされ、期待もされてなかった状況。それが、その後多くの選手がヨーロッパへ渡り、昨年のアジア杯ではドラマティックな試合の連続でアジア王者に、なでしこも「誰も期待してなかった」のに奇跡的な粘りでワールドチャンピオンに。共通しているのは育ててきた「組織力」と「パスサッカー」と「あきらめない心」でした。本格的にサッカーを見だしてから半世紀、昨年は「最高の年」のひとつでした。

組織力といえば鹿島、パスサッカーといえばガンバでしたね。両チームはある意味クラブ史での転機に来ているのではないでしょうか。世代後退期にも同時にぶつかっている・・。どちらも伝統あるチームですのでしっかり立て直してくると思います。相手の仙台・神戸が素晴らしかった点も差し引いてあげてもいいのでは。

うまくいえませんが、「欠点」を直していくのは当然ですが、だから「長所」が失われることはあってはなりません。現在の日本サッカーの幼稚園児から大人まで、女子も含めた「育成システム」は世界に類のない素晴らしいものだと考えます。

紆余曲折、うまくいかない時期もあるでしょうが方向性は間違っていないと思います。少なくとも「合理性」を重んじるサッカーより「ひらめき」とか「自由」を重んじるサッカーを目指してほしいです。

【日本サッカーがすき・腹が立たない】・・・暴動やラフプレーには腹が立ちますが、それ以外ではプレーのミスや戦術に腹が立つということは全くなくなりました。すべて「過渡期」。もっともっとよくなる「予感」。

ホーム国立で日本代表が北朝鮮のクラブチームに0-4で完敗した試合。(74'東京国立 日本0-4ピョンヤン4・25)さらに五輪予選でタイにボコボコにされた試合(もちろんフル代表、87年ごろバンコク・タイ5-2日本)とかの惨事を見たものにとっては「腹を立てることも」忘れてしまったようです。ただただ情けなかったですが・・。日本サッカーの方向性は今のままがベストに考えます。

長々と申し訳ありませんでした。書きながら懐かしかったです^^。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

>多くの熱心な指導者たちがいました。彼らは世界のサッカーに協会の人より通じていて
>様々なスタイルを模索していました。そのなかで「日本的」なサッカーが築かれました。

>いきなり合理性にたどり着くわけでもありません。長い歴史の中で、

確かにそうですね。日本的なスタイル・・。性急に合理性ばかりで勝てるほど甘くはないですし。


やはり、歴史が違いますね。良く言われるのが「ドーハの悲劇」ですが、当時に比べてもさほど意味はありませんし、個々の技術面を見れば相当に進歩したと言えるかも知れません。


>すべて「過渡期」。もっともっとよくなる「予感」。


我が国の良さや欠点が極端なところも、まだまだ進化の過程と言えるのでしょうか。

何よりも、本場ヨーロッパでたくさんの日本人選手が活躍するようになりましたね。それだけ認められ、評価される証でしょうか。彼らの活躍がいずれフィードバックされことでしょう。

サッカーは世界中で愛されるスポーツです、一喜一憂、熱くなれるのもサッカーならではの魅力。
五輪と、W杯最終予選、ACL、今年も目が離せませんね。

熱い思いで楽しませてくれる選手に心から応援しましょう!

過去の事例も大変興味深いものがありました。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/03/13 00:04

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