これ何て呼びますか

撮像素子の大きさに対して、画素数がありすぎると良く聞きますが、メーカーはこぞって画素数を増やすのは、やはり売れるための戦略なのでしょうか、それとも増やすにはメリットがあるからなのでしょうか、携帯が画素数をアピールするのは分かる気がしますが、専用機であるデジカメがこうも画素数にこだわる理由は何でしょうか、お暇な時間があったら、お答え下さい。

A 回答 (6件)

もう見事な回答をされている方がいますので、補足程度ですが。



携帯電話のカメラこそが画素数は無意味なんですよ。だって、携帯で撮った写真なんてせいぜいあの携帯の画面で見るか仮にプリントしたとしても2Lサイズもあれば充分でしょう?2Lサイズだとしたら1400×1050dpiなんだから147万つまり150万画素もあれば充分ということになります。
それ以上の画素数になってもあまり意味はありません。そもそも写真の画質については画素数の他にレンズの性能も重要なんです。携帯電話のカメラのレンズなんて、安物もいいところです。あんなもんに高級レンズなんか使っても、手垢もつきますしね。
しかも、800万画素の画像データなんて送られたら、送られた方も迷惑ですよ。データ通信費がかかるのですからね。

携帯電話にしても、デジタル一眼レフカメラにしても、必要以上の画素数なんていらないのにそれでもまだ上がっていくのは「そうしないと売れないから」の一言に尽きます。
あるデジタルカメラメーカーで本当にあった話なんですが、700万画素程度のコンパクトデジカメを売っていました。それはバランスが良くて「名機」と呼ばれていました。ところが、営業の現場からプレッシャーがきたのです、「画素数を増やしてくれ。ライバルメーカーは画素数を増やしていてお客さんはそっちを買ってしまう。これでは戦えない。画素数を増やした機種を作ってくれ」とね。技術者は「これ以上画素数を増やすとかえって画質が落ちるからこれがいちばんいいんです」といったんですが、現場からは「お前は現場をわかっていない。いくら画質がいいといっても実際は売れないのだ」とね。
それで、結局現場の要望を受けて画素数を増やした新機種が出たのですが、案の定画質は低下してしまいましてね。そしたら、その前機種の中古の値段が上昇し始めたのです。もう手に入らないからってね。今でもその名機は同時代の他社機種に比べると高額で取引されています。

他の方も書いているニコンのD800なんて、全紙ポスターなんかを作るプロ向けの機種なんですよ。前機種のD700がフルサイズで1200万画素なので、大きくプリントする商業写真にはちょっと画素数が足りないのです。だから、画素数を思いっきり増やしたD800を出したのですが、3630万画素なんて、アマチュア写真家には関係ない世界ですよ。あくまでプロの世界だからこそ生きる世界です。だって、そんな高画素数の写真なんて、レンズも最高級の物じゃないと写真が荒れてしまいます。プロが使う1本20万円も30万円もするようなレンズを使って初めて意味があるのです。
ところが実際はお金があり余っている物好きのカメラマニアに飛ぶように売れているんです。それで、2Lに印刷して「やっぱりD800は違う」なんて悦に入るのです。
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この回答へのお礼

やはり営業サイドからの注文が影響しているのですね、ちなみに携帯が分かるようなと言ったのは、携帯ユーザーこそミーハーが多いので単純に画素を上げれば飛びつくんじゃないかと思ったからです。ありがとうございました。

お礼日時:2012/04/20 13:32

http://www1.harenet.ne.jp/~hiharada/plink/pl42/p …

集約でもなんでもありません
コダックの機械で外側をニコン、キャノンで作るから、というわけで作っただけだから画素数が同じになっただけです。
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この回答へのお礼

う~ん、昔のことを言われても??
ありがとうございました。

お礼日時:2012/04/20 18:36

 通好みで知られるリコーなど4年ほど前からメイン機種は1000万画素のままです。

CANONなどは低価格機種が画素数多く高価格機種が画素数少ないなどという状態で。やはり販売戦略上というのが大きいのでしょう。
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この回答へのお礼

リコーは1000までですか、知らなかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2012/04/20 13:27

プロ用デジタル一眼レフの画素数に答えが見えてきます。


・キヤノンEOS-1DX=1810万画素
・ニコンD4=1620万画素

そして、1990年代後半のプロ用デジタル一眼レフでは、600万画素を目標に開発されていました。
プロの意向を集約すると600万画素が一つ到達点だったワケです。

参考:当時のカメラ
http://www1.harenet.ne.jp/~hiharada/plink/pl42/p …

=画素数について=
必要な画素数というのは出力サイズの問題です。

・・・パーソナルプリント(家庭向け)・・・
例えば、一般家庭向きインクジェットプリンタならば、240dpiあれば充分です。
A4サイズを240dpiで計算すると1984×2806ピクセルです。
600万画素のデジタル一眼レフは2000×3000ピクセルです。
だから、家庭用A4インクジェットプリンタに出力する場合、画素数は600万画素あれば充分です。

近年、家庭用でもA2などのプリンタが出てきましたが、少し前まで、家庭用プリンターの最大サイズは、A3ノビ(329×483mm)でした。
A3ノビに必要な画素数は240dpiで計算すると3109×4564ピクセルです。
1400万画素のデジタル一眼レフは3272×4608ピクセルです。
家庭用A3ノビインクジェットプリンタに出力する場合、画素数は1400万画素あれば充分なのです。

これ以上、大きなプリントの場合。
大判プリンターの仕様では、推奨解像度が180dpiや96dpiと解像度が低くなります。
これは、大判プリントはA4サイズのように手にとって間近で見る事は無くなります。
大判プリントは鑑賞距離が長くなるため高い解像度のまま出力する意味が無くなるためです。

・・・商用印刷・・・
プロの世界では、家庭用よりも高解像度な350dpiが基準になっています。
350dpiでA3版(A4見開き)だと4093×5787ピクセル必要となります。
そして、350dpiでA3版(A4見開き)だと2400万画素になります。
一つ前のキヤノンとニコンのプロ用デジタル一眼レフの画素数と、だいたい一致していますし、頷ける画素数です。
・キヤノンEOS-1Dsマーク3=2110万画素
・ニコンD3x=2450万画素

冒頭の通り、キヤノンとニコンのトップエンドの画素数が減少した理由は、近年の超解像技術の向上です。
コレまでもプロの現場では元データの150%程度の拡大でも、充分なクオリティを保った出力が可能でした。
今般の新型機では、当初から、拡大される事が前提で、新型画像処理エンジンが絵作りを担当。
実証試験などにより、拡大されても崩れず、充分なクオリティが得られると判断されたモノであります。

> 撮像素子の大きさに対して、画素数がありすぎると良く聞きますが、メーカーはこぞって画素数を増やすのは、やはり売れるための戦略なのでしょうか、
・売れるからです。
3630万画素機のD800はボディ30万ですが、売れに売れて、メーカーが悲鳴を上げるほど品薄。
今般のニコンD800など、少し計算してみれば、如何に無謀な事なのか誰にでも分かります。
D800の能力を引き出すには、レンズ、PC、モニター、プリンタには金が掛かります。
まるで、踵の磨り減ったチビた靴を履いて、ビトンのバックを提げて歩くネーチャン見たいだ。

> それとも増やすにはメリットがあるからなのでしょうか、
・用途次第で、高画素記録が必要な撮影現場もあります。
たとえば、美術品や絵画の撮影など。

そして、高画素化の一番のデメリットが「回析」。
回析により、レンズ絞りの尤度が減少すること。
ニコンD800など、F8位から解析の影響が出始めてF11を越える絞りは使いたく無いカメラになってしまっています。
キヤノン5Dマーク3と比べて、1~1.5絞りの差があります。
だから、キヤノン5Dマーク3の方が使って楽しいカメラだと思います。
http://www24.big.or.jp/~antares/photo_gallery/ca …
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この回答へのお礼

3630万もあれば、美術館での記録に重宝しそうですね、ありがとうございました。

お礼日時:2012/04/20 13:26

一括りで語れるものではないと思いますよ。


要は、画像処理プロセッサー(エンジン)・レンズ性能とのバランスですね。

例えば、ニコンのD800。3630万pixel(画素)です。
キヤノンでは、RAW現像において、レンズのデータベースを元に、本来あるべき解像度に復元できるデジタルオプティマイザーと言う機能があります。
こう言う、高画素は否定できません。

一方、1/2.3型極小センサーに1600万pixelも詰め込んだものもあります。
このクラスだと、レンズ性能のバランスから、4~500万pixelで充分。
つまり、カタログスペックを飾る数値に過ぎない事に惑わされてはイケないと思いますよ。
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この回答へのお礼

やはりコンデジくらいでは500万くらいが良いようですね、ありがとうございました。

お礼日時:2012/04/20 13:25

一般ユーザーの多くは 画素数=画質と 思い込んでおられる方が まだまだ おられるので


メーカーも 数値表示で 分り易い 等 売るための方策として 利用して来たようですが
ただ 今の撮像サイズと製造技術では 限界に来ていると思います
また 必用十分な サイズまで プリントが 出ますので
コンデジでの画素数競争は 当分落ち着くと 思っています

使いやすさや 便利な機能で 競争が 今以上前面に出てくるのでは ないでしょうか?
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この回答へのお礼

そろそろ限界なんですね、ありがとうございました。

お礼日時:2012/04/20 13:24

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