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こんにちは。

移行上皮癌の疑いのある4歳日本猫(オス)の飼い主です。

経験のある方、獣医学の知識をお持ちの方、など、もし宜しければご意見お聞かせいただければと思います。

二週間前に血尿をしました。検査をしたところ、結石ではなく、細菌も見つかりませんでした。

エコーにより膀胱三角部付近に10mm×4mmの腫瘍が発見されました。

尿沈査で少量の移行上皮が確認、また大きな病院を紹介いただき精密検査をしたところ、移行上皮の形態異常がおこってるものが微量ながらみられたとのことでした。

血尿は坑炎剤(ピロキシカム)を貰ったのを飲ませておさまっています。

ただ、針での細胞診では、うまく結果がわからなかったそうで、切開・膀胱も開けて細胞を取らないと現状ではわからないとのことでした。

膀胱内のできものは8~9割癌とのことなのであれば転移が心配なので、先生にその必要があれば考えたいと言いましたところ、回復しての細胞診については、やり過ぎという感じがする、とのご意見で、腫瘍は、とにかくまだ小さいので、1,2週間投薬しながら様子をみるのをおすすめします、とのお返事でした。

手術になると尿道形成も考えなくてはならないかもしれないので、本猫が元気な今すぐに手術を考えるには速いということなのでしょうけれど、4年に満たない若い猫なので、進行も早そうで転移が気になります。

先生が「まだ小さい」と何度もおっしゃるので、なるほど、とは思ったものの、折角早期発見できても早期治療が出来なかったと後悔したくないので、それが本当に腫瘍として小さい段階なのか、現段階で判断の基準をどこに置いたら良いのか、、、(猫の幸せはなにかもふまえて判断してゆきたいと考えております。)出来ましたら、どうかご意見お聞かせいただけたらと思います。

A 回答 (1件)

移行上皮癌=膀胱にできたなら尿路上皮癌(urothelial carcinoma)とも言いますね。


比較的少ない癌であると言われます。

一般的に癌であることの確定は
 ・血液検査による「腫瘍マーカー」
 ・超音波や磁気、X腺画象診断
 ・細胞診断
などによって原発部位の位置や大きさ、程度、転移の有無などを調べることを言います。

原発部位の程度はT分類(tumor)で示します。
癌細胞がリンパ節にまで転移した場合はN分類(nodes)です
それによって遠隔転移がおきた場合はM分類(metastasis)です。

mimikinokoさんのネコの場合、癌であったとしてもTNM分類においては、上皮にのみ小
さく発生していますから、すぐに摘出を考えるべきではないでしょうね。
ステージもI~IVのうちIIを超えてないかと思われます。
まだ微小浸潤癌(初期浸潤癌)にも至ってないので、不要に恐れすぎないでください。

>1,2週間投薬しながら様子をみるのをおすすめします、とのお返事でした。

妥当な判断であると思われます。
原発部位が、今後どのような浸潤や増殖、転移をするかによって、治療方針が決まると思
ってください。
摘出しても実際上差し障りのない臓器(子宮など)にできた腫瘍なら、怪しい場合は先に
取り出してから検査に回すことも多々ありますが、膀胱はなるべく残しておきたい臓器で
すからね。。
抗がん剤でもある「抗生物質」くらいは処方されているかもしれませんが、現段階では
どのくらいの治療が必要なのかがはっきりしません。
悪性腫瘍の場合は、検査や治療による副作用も大きくなりますから、特に慎重になるべき
ですね。
獣医さんの判断では、慌てて治療にとりかかるほど切羽詰ったものではない、とのことで
しょうから、あまり悲観的にお考えになることもないと思われますね。

(元 飼育屋)
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