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昔のバスのカセットは、テープは巻き戻しが出来ない構造と聞きました。

終点まで放送したり、途中で路上からお客様をお乗せする場合は、どう対応していたのですか?。

また、カセットの時は、LEDの、次の停留所の表示は、どうやって連動していたのですか?。

A 回答 (1件)

昔の Bus は下記参照 URL の 8 Track Tape を用いていました。



現在は Synthesizer (音声合成) Software を入れた Solid State 装置、つまり iPod などの MP3 Player みたいに駆動機構を持たない IC Chip のみで行なっている筈です。

IC Chip のみの回路ですと携帯電話回線を用いて本局 (Bus 会社) に Bus の現在地を報せることができますし、本局から各々の Bus 停留所にある LED 表示に Data を送信することもできます。

このような通信 System が完備されるようになったのは Digital 通信技術が発達してからのことであり、8 Track Tape が用いられていたのは Analog 時代のことですので、Tape 式 Announce と停留所の LED 表示とは時代が合いません。

ただし Bus のような公共機関は民生市場よりも新しい技術の導入が遅いものですので、1990 年代頃までは 8 Track Tape を用いる Bus があったようです。

8 Track Tape は 1960 年代から 70 年代前半ぐらいまでの時代に Car Stereo として Popular なものであったのですが、8 Track ありますので 15 秒の Announce を 96 停留所分録音しても 15×96÷8=180 秒の Endless Tape で事足りますので、180 秒の Endless Tape 早送りして元の位置に戻すのに 1 分とかからないでしょう。

ちなみに 8 Track Tape は Sensing 箔と呼ばれる金属箔を検出して Track を切り替えるなどの自動動作を行える機構が内蔵されていますので、15 秒ほどの Announce 毎に Sensing 箔を貼っておけば運転席脇の Switch で「次の Announce を再生 (2 度 Switch を入切すれば 1 停留所分 Skip)」させる」ことができます。

96 停留所分を Skip させるには 96÷8=15 停留所分を Skip させて Track を切り替えてやれば元の停留所の Announce 位置に戻ることになります・・・実際にはもうちょっと便利な手法があっただろうとは思いますが(汗)。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/8トラック
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この回答へのお礼

詳しく、ご丁寧にありがとうございました。

リセットして再生出来るのですね。
LEDの案内装置が出来た時は、既に現在と同じ方法だったのですね。

お礼日時:2012/05/05 23:46

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