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殆どの水草をLEDライトで綺麗に生長させるのは可能でしょうか?

例えば、今使っている水槽が縦29cm*横35cm*幅16cm、CO2添加なのですが、キューバパールグラスやグロッソの絨毯をLEDライト作ることは可能でしょうか?

可能なら、製品も教えて下さい。 宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

> 殆どの水草をLEDライトで綺麗に生長させるのは可能でしょうか?


・条件付きですが、可能です。

「キューバパールグラスやグロッソの絨毯」に必要な光量は、1Lにつき1W~2W(蛍光灯換算)です。
29×35×16cm(約15L)水槽の場合、計算上15W~30W(蛍光灯換算)になります。

消費電力(W数)比較では、LEDは蛍光灯の1/2~1/3になります。
「キューバパールグラスやグロッソの絨毯」は、大光量が必要な水草ですから蛍光灯1/2で計算した場合。
29×35×16cm(約15L)水槽の場合、7.5W~15WのLED照明を設置すれば良いことになります。

困ったことに、横35cmの水槽は、標準的な30cmまたは45cm水槽用に製作された、水槽直設置型ライトは使えません。
横35cmの水槽ならば、下記のタイプのLED照明ならば見た目も良く設置可能です。
光量的に「キューバパールグラスやグロッソの絨毯」の育成ならば、LEDライト(7W)の2本立てならば充分育成可能になります。

例1「エーハイムLEDライト7W×2本」
http://www.shopping-charm.jp/ItemDetail.aspx?tid …
例2「アクアグラベル XY-07(7W)&ソケットクランプの2台セット」
http://www.aq-label.com/shop/products/detail.php …

条件について、、、
水草育成に向くLEDと向かないLEDのお話。
照明用LED(高輝度LED)は、大別すると現在3種類が出回っています。

・シングルチップLED(青色LED+黄色発光体)
青色LEDの表面に黄色(青の補色)発光体を重ねて白色を得るLED。
LEDをフルパワーで発光させることが可能なため、発光効率が高く大光量が得やすいため、相対的に価格が安価になる。
人間の網膜色細胞の特性を利用し、人の目には白色光に見えますが、実際は赤色成分が無いため水草育成には向きません。
公衆街路灯やイオングループ(スーパー)などの低価格LEDランプに主流のLEDです。

・シングルチップLED(青色LED+赤&緑発光体)
青色LEDの表面に赤色と緑色の発光体を重ねて白色を得るLED。
LEDをフルパワーで発光させることが可能なため、発光効率が高く大光量が得やすいため、相対的に価格が安価になる。
シングルチップLED(青色LED+黄色発光体)の欠点を克服した、低価格大光量LEDで、RGBタイプには及ばないものの、電球色にセットされたモノならば水草も充分に育成可能。
水草育成も可能ですが、しっかりと水草(植物)を育てたい場合、色温度は暖色系のLEDランプになります。
今、もっとも家庭に普及しているタイプのLEDで、「高演色」と書かれているモノが(青色LED+黄色発光体)タイプのLEDです。

・マルチチップLED(RGB3色LED)
白色の成分に赤、緑、青の3色が揃っているため、水草など植物も問題なく育成できます。
白色を得るためRGB各々のLEDは出力を調整するため、発光効率はシングルチップLEDと比べて低くなる。
光量を増やすためには、使用する球数が多くなり、相対的に価格が高くなる。

水草育成に向くLEDは「青色LED+赤&緑発光体」、「RGB3色LED」の2種類です。
非常に安価なLEDは水草育成には向かない製品が多数あるので注意が必要です。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。 LEDでも水草の育成は可能なんですね。

水槽自体が小さいものでこれからの季節では蛍光灯での水温上昇・電気代の節約を考えて質問させて頂きました。

紹介頂いた「アクアグラベル XY-07(7W)&ソケットクランプの2台セット」を検討したいと思います。

お礼日時:2012/06/21 20:44

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