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こんにちは。

29歳未婚女性です。
もうすぐ30歳、人生を半分、自分の思うまま、自由に過ごしてまいりました。仕事はしておりますが、自分が好きなことをやるんだと意気込み、農業を始めましたがそれだけでは生活できず、レジのアルバイトをしております。それだけではお金がたまらないので、あと二つ、アルバイトをしています。(笑)

目下のところ生活に不満はありませんが、やはりこのまま老いて、なんの役にもたたずに人生を終えることにむなしさを感じる日々です。

結婚し子供を産み育て、親を喜ばせることすらできておりません。

私は生まれてきたことを大変うれしく思いますし、私を育ててくれ、雇ってくれ、頼りにしてくれる社会に感謝しています。少し間違うと気持ち悪い偽善的考えですが、本当にそう思います。

ですが、私は周りに、何の恩も返せていないわけです。このまま老いるだけでは社会のお荷物、そんな思想にずっととりつかれております。

いつかご恩返しがしたい、でもそのやり方がわからないと思っていた矢先、図書館で仏教の本をよみました。外国人にわかりやすく日本の文化を紹介するための超軽い本でしたが、心の中にずしっと残るものがありました。それは二年前のことです。25歳あたりからこういうことを考えていました。べつに病んでるわけではありません。毎日元気です(^^;

まだ足を突っ込もうかどうしようか考えている途中ですが、もし、皆様方の中に、出家するにあたり読んでおいたほうがいい文献をご存じの方がいらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか?サイトや、HPでも結構です。できれば浄土真宗がいいです。実家はそこの檀家(っていうのでしょうか、浄土真宗では)ですので。

これから数年かけて、自分に何ができるのか考えていきたいと思っております。なかなか今の快適な(自由すぎる)生活を変えられないかもしれませんが、長くて遠い目で人生を見ていきたいのです。

軽薄な意志で出家を望む、小娘への叱咤でもかまいません。


よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

今どき、出家と言っても「世を捨てる」というほどのことはありません。

そこらの坊さんを見ていれば分かることです。
それに、浄土真宗は、「非僧非俗」と言って、最初から「世を捨てた坊主ではない」と宣言していますから、得度して僧侶の資格を取ってしまえば、あとは心の持ちようだけで、普通のサラリーマンと変わらない生活ができます。

しかし、得度して、坊主としての資格を得るために一定の修行をするについては、これは昔ながらの厳格な修行をします。
浄土真宗とて同じ。
浄土真宗の坊さんの多くは髪の毛を生やしていますが、出家時にはみなきちんと坊主頭になります。
ま、女性はそこまでしていませんが、形だけでも髪を剃る儀式をきちんとします。

そしてその後は、厳格な僧侶の生活が待っています。
それを数ヶ月から数年重ねて、ようやく坊主と名乗ることができるようになります。

お寺の出身者ではない質問者さんが、その先どうなるかはNo.1さんのおっしゃるように、未知数です。

で、坊さんになって、何がしたいのですか。
得度して坊さんになったからといって、社会にどんな貢献ができますか。
もう少し具体的なビジョンがあれば別ですが、質問を読む限りは坊主になって何がしたいか全く見えてきません。

出家さえすれば、私心がなくなって、慈悲の精神に溢れた人間に生まれ変われるわけではありません。
また、坊主だからといって、皆に喜んでもらえる社会奉仕がし放題にできるわけではありませんよ。

このことは、世の中の坊さんを見渡してみれば分かることです。
どれだけの坊さんが奉仕の精神、無償の愛(と仏教に使う用語ではないですが便宜上使います)を持って人々に接しているか。
少なくとも日本の坊さんを見れば、坊主になったからといって社会の役に立つ人間になれるとは、私は思いません。

社会の役に立ちたいというお気持ちは尊いものです。
ですが、そんなことは何も坊主にならないとできないことではありません。
坊主になったらできるようになると思ったら大間違いですよ。

ご自身のその役に立ちたいという気持ちを、そのまま素直に、今、表現すればいいのです。
困っている方は日本中、どこにでもいます。
特に今は、震災のために不自由な生活をしている人、悲しい気持ちで居る人など、助けを求めている人はたくさんいます。
そういう人のためにボランティアをすれば、それで解決するのではないですか。

今、そういう社会に役立つ活動ができないのなら、出家してもできないでしょう。
誤解を恐れずに言えば、出家のための修行は、ボランティア精神を養うための学校でもないし、社会の役に立つ人材を育てるための学校でもありません。

ちなみに体験修行のようなものは、あんまり参考にならないと思います。
金儲けのための客寄せですから。
永平寺あたりの禅寺で、数日泊まり込んでみっちり体験できるものは別ですが、一泊二日程度のものは本当におままごとみたいなものです。

浄土真宗の門徒さんだそうですが、別に永平寺で体験修行をしてはいけないということはありませんから、一度、永平寺へ行ってみては如何ですか。
あそこなら、修行とはどんなものか分かると思いますよ(それでも客寄せ用ではありますけれど)。
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なかなか推薦図書などの回答はつきませんね。



出家への心構えというよりは、今を生きるための心構えとして、一つの言葉を提示しておきたいと思います。

伝教大師最澄の言葉(『山家学生式』より)。

一隅を照らす、此れ則ち国宝なり。

あなたのいるその場所(一隅)を照らすと、周囲まで明るくなります。
あなたご自身が、いまいる場所でやるべきことをきちんとしていけば、努力していけば、それが光となって、自ずと周囲も明るくなってきます。
照らす範囲は狭いかも知れませんが、あなたの光で隣にいる人が光ればその人の隣の人も照らし出されます。

そうやって、一人一人ができることをきちんとしていれば、人としてまっとうに生活していけば、やがて世界のすべてが光り輝く素晴らしい世界になるでしょう。
そういう「一人一人」こそが尊い国の宝なのです。

という教えです。
何も出家にこだわらなくても、ご自身のできることをきちんとなさっていれば、親御さんに心配をかけることなく健康でいれば、それでいいのではないでしょうか。

天台宗「一隅を照らす運動」のページ

http://ichigu.net/about/index.html
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こんばんは



出家するということは
現世を捨てるということですよね

そこまでの覚悟はありますか?

一度宿坊でお勤めの体験をしてみるのはどうですか?
いろいろと良い経験になると思いますので
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出家されて、その先、どうされるおつもりですか?


出家したらすぐに尼僧の職があるわけではありませんよ。

今はお寺はほとんどが「世襲」です。浄土真宗は特にそうです。
ですから出家してもその先、食べていくための収入が得られるかどうか疑問です。
出家した後、それなりの講座を受けるなどの段階を踏めば、布教師のような資格が得られて収入に繋がるかも知れませんが、それには何年もかかりますし、実際にお寺に配属されるかどうかも未知数です。

どちらにお住まいか存じませんが、京都近辺なら本山もあり、お寺の数も多いので、成績優秀であれば就職に繋がるかもしれませんが、地方ならかなり難しいと思います。

収入が目的ではないにしろ、どこかに所属しなければ活動もできないでしょう。
ご自身で「出家しました」と宣言しても、特に今の世の中、お寺さんに属していない人が布教して回ったら、アヤシイと思われるのが関の山です。

自分に何ができるのかを見極めるだけなら、出家などせず、勉強会のような場に出席されては如何ですか。
浄土真宗ならそういう場がいくつもあると思います。

出家は、いきなり「たのもー」と言ってできるものではないので、まずは師匠となる方につかねばなりません。
浄土真宗の門徒さん(浄土真宗では檀家とは言いません)なのでしたら、ご自身のお宅にいらっしゃるご住職にお願いするのが一番早道だと思いますが、受け入れてくださるかどうかは分かりません。

どのみち、本気で出家を考えるのでしたら、ご住職に黙ってということはできませんから、まずはご住職さんに相談されてみては如何でしょうか。

私は仏教系の大学に行ったのですが、寺院出身ではないので実際の手続き等には詳しくありません。
一番身近で教えてくれるのはご住職さんですから、心構えや推薦図書など、ご住職さんにお聞きになるとよいと思います。
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