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私の質問に興味をお持ち頂きありがとうございます。
心理学者のマルティン・セリグマンらのチームは心理実験をし、「人は失敗を経験するとその行為へのモチベーションを失ってゆく」という“学習性無力感”の結論を得ました。
この結論から考えるに、例えば「モテない人は一生モテない」のです。
ここには精神的格差があります。

皆さん
「人が“学習性無力感”に打ち勝つ事は可能だと思いますか」?

A 回答 (3件)

>「人が“学習性無力感”に打ち勝つ事は可能だと思いますか」?



大いに可能です。そうでなければ失敗や挫折は日々の生活に溢れておりますので、人はすべからく無気力になってしまうと思います

昔、B.F. Skinnerという学者がオペラント・コンディショニングという学説を発表しました。これはパブロフの犬で有名な条件反射のと似ているのですが、違いは行動の結果好ましい結果が一定の確率で発生すると、その好ましい結果を得ようとして、同じ行動を繰り返すようになるというものです。

これはご指摘の「人は失敗を経験するとその行為へのモチベーションを失ってゆく」の対極にあるように思います。このような成功の確率がある程度高い目標を与えるということが、学習者や作業者のモティベーションを高めるということはSkinnerの実験によっても分かっておりますし、私どもの経験とも一致しますので、獲得可能な目標を設定し、少しずつ目標を高めてゆくと、ある時間経過したのちにはかなりの高い目標を目指すようになるのではないかと思います。

以下述べる研究者も古い話ではありますが、Maslowのhierarchy needs 理論とかDouglas McGregorのTheory Y,Xとか、HerzbergのHygiene理論など、すべて作業者や学習者の行動を活性化するための理論で、実際に実社会で応用されています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
スキナーの主張、非常に興味深いです。
スキナーの研究を鑑みるに、恐らくよほど高度な学習性無力感に陥らない限り人はやる気を持てるのでしょうね。(そして高度な学習性無力感に陥った人は、自殺したり秋葉原事件の加藤のようになったりするという事なのでしょう)
セリグマンの主張は、モチベーションの低下を指しているのであって、モチベーションの消滅ではないという事かな?

お礼日時:2012/07/19 22:56

思った通りにいかない事を「失敗」だと考えるのは、


短期的な成果や、表面的な自尊心といったものが
目的である場合です。
人生を通算した充足感の最大化を意識し、あるいは
自己の生存を可能ならしめている全人類の営為に
自らを位置づける時、その場その場の不首尾も、
試行錯誤のプロセスに過ぎなくなります。
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>精神的格差があります。



なるほど。「精神力の強さ弱さ」ということですよね?


>「人が“学習性無力感”に打ち勝つ事は可能だと思いますか」?

もちろん可能だと思いますよ。
「強靭な精神力と意思」の力で。
…ちなみに、それらを培うのは個人の持つ「欲望の強さ・大きさ」なんじゃないかな。


>「モテない人は一生モテない」
いやあ~…それは違う。
「一生モテない人」は「モテたいという欲望」が、ただ不足していただけですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
欲望の強さですか。
私はモテたい欲求を普遍的なものととらえてしまっていましたね。
あまり普遍化するのは良くないかもしれないですね!

お礼日時:2012/07/19 23:06

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