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ダイヤトーンのP610のキャビネット製作を考えてます。
最初集成材とか単板とかで考えてましたが、ショップで聴かせてもらった2S305の音がとても好ましかったです。聞いたらキャビネットは合板と。
古い合板と新しい物では違いがるののかな?
メインは別にあるんで冒険してみようかと。

A 回答 (5件)

はじめまして♪


(と言うか、いつもお世話になっております。)

合板のメリットは木質繊維の方向性を交互に張り合わせた事に依る均一な強度と安定性です。

単版、もしくは同じ方向性の集成材では、木質繊維方向による方向性の強度の差や、長期的な歪みや反りなどが若干残ります。

おおむね20年くらい前までは安価で良質なラワン合板が私達一般人にも入手が簡単で、しかも比較的安価と言うのがスピーカー工作では最大のメリットでも有ったのでしょう。
ホームセンター等ではすでに昔の良質な合板は見掛けませんが、田舎の建材店の在庫に、昔のJIS1級のスタンプが有るラワン合板が何十年も残っていると言うケースはあるようです。

2S305などが造られていた時代なら、アメリカ製のスピーカーは松の合板が多用されたそうです。

他に、かなり時代が近代的になってからは、木下モニターなどは大型トラックの荷台に利用される強度と耐久性が高いアピトン合板が利用されたそうですね。

単版の銘木となれば、樹齢数百年、伐採から製材、寝かしで数十年と言うもので、すでに伐採出来る木々も無く成り、さらに寝かした良質な板材などは入手が非常に難しいものです。

今では、そういう良い板材が入手出来にくいので、バイオリンもギターも合板の中からそこそこ良質な物を利用すると言うのが一般向けのチョイ高級楽器の世界になってきています。

なお、合板のデメリットは木質繊維の交互張り合わせで、特有の奇麗な響きが得にくく成る事、薄くはぎ取った板を接着剤で固めているので接着剤の特性から逃げ切れない事、切断時に表面の繊維方向で毛羽立ち、剥がれが出てしまいやすい、塗装も小口でどうしても層が影響しやすい、などなどもあります。

P610系は本来はモニター用ですので、箱や材質による色付けをせず、真正直な普通の音にするか、箱や材質に依る響きをプラスして音楽的に好ましいサウンドに近づけるかは、利用者次第でしょう。

まぁ、私の場合は過去にP610Bをパーチクルボードに薄いメラミン合板が張られたテーブル板で平面バッフルとして、一度試した事があります。
ユニットを手に持って裸で聴いた時はなかなか良い感じだったけど、板に付けたらダメダメ。
他のユニット用の箱とかにも付けても裸の単体の時の良さはなかなか難しく、残念ながらスピーカー工作が好きな私も当時のユニットは諦めてしまいました。
(今も1本は保管していますが、さすがにスポンジの発泡ウレタンエッジはもう終わっています。)

合板の質を考えますと、米松合板とか樺や楓や桜等の非常に高価な特殊合板を利用しませんと昔の安価で良質なラワン合板を超える事が出来ませんね(価格的に数十倍に成ってしまいますが、、、)


集成材、合板マガイなら自作可能です。

角材を張り合わせて板状にする、薄い単版等で張り合わせる。
私は杉材で試した事が有りますが、ホームセンター等で安く購入出来るのは乾燥の年月が足りなかったらしく、まだ個人的に理想と思える状態は得られていません。
(10年程前に入手出来たスプルースの単版はかなり良い結果ですが、もう入手出来ないのでポプラ材で試しに小型箱を造ったら、3年程で割れが出ちゃいました。思い切って入手が容易なパイン集成材は5年経過しても大丈夫なんですが、切断時の手応え、固い部分と柔らかい部分の凹凸は今では表面化していて、そのうちサンダーで平滑化して塗装をやり直したいと思ています。)

数十年前の昔を懐古してもどうにもなリませんので、今入手出来る素材の中から費用や加工性や長期的な安心度等から、ご自身が良いと思う素材で組み立てするしか無いでしょう。

個人的にはMDFだけはごめんなさい。

あ、そうそう、私もここ数日必要に迫られてスピーカーの改造をしていますが、毎日暑いので小一時間作業をして、小一時間自分の冷却時間、昨日から足に水道水を掛けて冷やすのが結構効果的に感じています。今日は夕方から箱がそこそこ出来たので、ユニット6本取り付けと、ターミナル類の取り付けをしていましたが、途中で電動ドリルドライバーの電池が切れて、完成と試聴の為に昨日から用意していた書庫のアンプや電源機材を使えませんでしたぁ(爆笑)

暑い時期ですので健康面にも十分に留意して作業を分割しましょうね。
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この回答へのお礼

合板だけとってもこんなに色々あるんですね。甘かった。
ロクハンは箱に入れるとエネルギー半分?になる気がして一枚の板に2本取り付けて聴いてます。
でも節操無い?感じで箱に入れようかと。

NS690IIIはMDFの様ですので悪くないのかも?思います。私は。

好きで樹齢ン百年の巨樹(けやき)を見るのですが、カエデ・カバなどもスピーカーの板取りには申し訳無いです。

お身体お気を付けください。どんなの改造してるんでしょう?気になります。
いつも有難うございます。

お礼日時:2012/07/31 21:45

合板のメリット


・価格が安い
・入手が容易
・加工が容易(板目を気にする事が少)
・経年の乾燥による狂いが少ない

音質は材料による物より、箱の形状の影響の方が大きいと思います。

P610の使用はあまり低音側を欲張らない方が宜しいかと・・・
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この回答へのお礼

箱の形状の・・・そうなんですね。
それで合板か?とも思ったのでした。
アドバイス有難うございます。
中音重視で行こうと思ってます。

お礼日時:2012/07/31 22:10

オススメはシナアピトン合板。


表面につき板を貼ればバッチリです!
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この回答へのお礼

シナアピトン合板・・・びっくり価格ですね。
うちの近くでは見当たりません。
究極自作材、と思っていいんですかね。
有難うございました。

お礼日時:2012/07/31 22:02

素材の乾燥度合による差が影響すると思います、古いものは意外といい響きしますよ。

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この回答へのお礼

そうなんですか。合板は新旧の違いが有るとは思いませんでした。
気になりますね~。
有難うございました。

お礼日時:2012/07/31 21:55

それを楽しむのが趣味の世界です、両方作られて、聴き比べて見ては、いかがですか、違いのわかる方なら。

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この回答へのお礼

そうですね。
チャレンジしてみます。
有難うございました。

お礼日時:2012/07/31 21:49

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