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2003年から2009年までどんどんうなぎのぼりに上昇していった原油価格が2009年に急に暴落して、2003年と同じレベルまで価格が下がり2012年までに少しづつ上昇していますが、なぜ、2009年に原油価格が大幅下落してしまったのでしょうか?原油がなくなるというので原油価格が一気に2009年までに上昇し、そこでバブルがはじけたとかなんでしょうか?もしわかる方がいらっしゃいましたら大変すっきりいたします。よろしくお願い申し上げます。

A 回答 (6件)

石油(または原油)って限りある資源と言われています。


が、探索・採掘技術の進歩により、埋蔵量(採掘可能量)って横ばいか、むしろ増えてるという説もあります。

はいそこで、石油価格はOPEC(石油輸出国機構)中心に決められています。影響力が強いと言った方が正しいかもしれません。採掘量もです。
石油産出国は石油が枯渇して自国産業が衰退するのを恐れています。観光に力を入れてるドバイのある某国なんて分かりやすいと思いますが、石油が無くなっても国が豊かであるように準備をしています。
石油価格は投機・投資なども含んだ市場原理も作用しますし、OPECを中心とした産出国の事情も大きく関係します。
そしてOPEC中心の産出国は、価格が上がりすぎれば石油離れ(他のエネルギーに転換)が起きないよう下げる努力(色んな意味を含みます)をし、価格が下がりすぎれば儲けるために上げる(価格や産出量の調整)。石油がなくても国が豊かであり続けられるよう調整しています。カルテルみたいなものとも言えます。

なので価格は、投機・投資はもちろん、OPECと産出国の都合、あと日本からみた石油価格だと為替も関係してきますね。
30年前から「あと30年で枯渇する」と、ずーーーっと言われている石油なんですよ。
いつかは枯渇するのでしょうけど。
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あとイラク戦争も原因の一つ。



他の回答の通り、リーマンショックにより投資家が逃げていったことが暴落の理由だが、
そもそも石油がやたらと投資されるようになっていたのは
イラク戦争の開戦により「石油価格の高騰が確実」とされていたから。


だから2003年にイラク戦争が起きて以降、
世界中が石油先物へ投資してどんどん高騰していった。

そこにあのリーマンショックが起こり、
さらにイラク戦争も終戦間近だったことから世界中が一気に石油から資金を引き揚げ
大暴落という形になったわけ。
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米国のNY商品取引所で価格が付けられるWTI原油というものが、原油価格の動向の大きな目安となっています。



当時は以下の4つの要因があり、WTI原油の価格が上昇していました。
1)中国を始めとする新興国の石油消費量が急増していたし、米国の石油消費を増加していて、世界全体の石油需要が大きく増加すると思われていた。
2)新油田の発見ペースが鈍く、1)の需要増にい追いつきそうもないと思われていた。
3)超大型ハリケーンの影響で、老朽化しつつあった米国の製油所でのガソリン製造能力が落ち、ガソリン不足と価格上昇がみられて、同じNY商品取引所で扱われるWTI原油に連想高という影響があった。
4)原油高によるオイルダラーの増大や、年金等ファンドの利回り狙い資金の増大による金余りで、値上がり条件がそろったとみてWTI原油にその資金が集中し、値上がりスパイラルになっていた。

以上の状況で原油バブルが発生足ましたが、リーマンショックで1)と3)の風向きが変わり、買い続けていた4)が逃げ出しましたので、一気にバブルがはじけました。
尚、現在では2)の要因は非在来型原油(オイルサンド・シェールオイル)の登場によりなくなりましたので、WTI原油には上限が出来たと言われています。
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リーマンショックの結果皆があらゆるものから資金を引き揚げたのです。


原油先物からも引き上げました、
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リーマンショックではないですか?2008年秋に起こり、原油価格も同じ年に下がり始めました。

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世界の株や債券、金価格やコモディティの価格と見比べるとわかります。

市場が安定しているときはどこかに相関関係があります。
そもそもだれもが現金を運用する為に投資する訳で、いずれかの投資商品にお金が流入すれば、いずれかが下がる事が普通にあります。しかし、あらゆる価格が下落する市況の場合は、投資商品すべてにおいて需要が無い、徹底的に売却されている状態な訳です。そういう場合は価値変動が安定した商品に移るのですが、いずれも安定してない場合は金に移ります。金は通貨としての特性と工業製品としての特徴があり、価値の下落があまりないだろうということから購入されます。しかし、実際には当時は金銀プラチナの価格も下落しました。つまりはそういうものも売却せざるえない状況だったという事です。投資家はファンドと組んで莫大な資金を運用しますが、元本割れをするような事態となれば一般の個人投資家を欺いてでも、いち早く資金を引き上げざる得ない訳です。結果キャッシュ化が進んだ状態、つまりあらゆるバブルの崩壊が連鎖的に起きた状態なのです。こうなると原油先物も売られます。一方で、在庫統計でもまだまだ需要が伸びてるという言葉が盛んに飛んでて、中東も不安定な時期があり、なぜ下落するのか不思議に思う事が合ったと思いますが、こういう報道には裏事情があるものです。ある程度下落してきた頃には、消費動向も冷え込み実需も抑えられるという予測もでてきてました。この状況では他の市場が売りが売りを呼ぶ状況で、あえて保有しておくリスクは無用です。投資面と実際の需要面でも原油も巻き込まれた状況なのだとおもいます。先物が生まれた起源を追うとそもそもは価格安定を意図したものなのですが、マネーゲームでありえない価格まで引き上げられていたので、本来の価格までさがるきっかけになったという見方もあります。
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