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アメリカで退役した兵士達が対テロ戦争に抗議しています。 これは対テロ戦争 抗議と検索すれば抗議している兵士の動画付きで出てきます。そこでですがこれらの抗議する兵士達はこれからも増えるでしょうか?またこの抗議行動は今後対テロ戦争を中止することはできるでしょうか?教えてください。

A 回答 (1件)

私も以前から気になって現地の報道を追っていますが


日本で報じられているような「対テロ戦争のウソに兵士たちが気付き
反対運動を起こしている」という単純な構図ではないようです。

さまざまな情報が錯綜しているためあくまで個人的な意見ですが
一言で言えば帰還兵たちが満足な報償を受けていないことが
今回の抗議の背景にあるのではないかと考えられます。

かつてブッシュ大統領は対テロの戦いを「戦争」と位置づけました。
しかしアメリカ国防総省はテロによる死亡を「戦死」と認めていません。
「戦死」とは戦闘中に敵の攻撃で命を落とすこと、という定義です。
ここに今回の対テロ戦争の難しさがあります。

すなわち「戦争」であるにも関わらず実際の戦場においては
戦闘とは別の理由で兵士たちが死亡・負傷するという状況が発生し
それらの兵士や遺族に対して十分な保障が与えられない場合があるのです。
兵士たちが「こんなはずじゃなかった」と怒っても不思議ではありません。

またアメリカ経済の深刻な不況は帰還兵たちの再就職を困難にしており
国家のため戦ったにもかかわらず生活が困窮する事態も珍しくありません。
このようは背景が今回の抗議運動に繋がっているのではないかと思います。

なお、対テロ戦争の泥沼化にアメリカ政府は頭を抱えていますから
抗議運動に関係なく戦争は縮小の方向に向かうでしょう。
しかしテロによる犠牲が世界各地で発生しているという事実を考えれば
アメリカの方針転換はそのまま他国の負担増に直結します。
もちろん日本も例外ではありません。どこの誰がテロで死んでもかまわない
俺たちだけが安全ならそれでいいと考えるなら別ですが。
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