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香港について、もともとイギリスが中国にアヘンを買わないと言って戦争を仕掛け、領土を99年占領していたと思うのですが、なぜ、香港の問題に世界は干渉するのでしょうか?
中国への内政干渉とはならないのでしょうか?

本音としては旧西側諸国の領土が減るので困るとかかも知れませんが、大義名分といいますか正当な理由はあるのでしょうか?

A 回答 (10件)

>また、二制度を優先するにしてもあくまで制度であり中国と英国だけの問題かと。

主権は中国にあるわけですよね。

ここで言う主権は、交戦権と外交権です。香港が勝手に戦争を起してはいけないし、個別に外交を結んではいけないというやつです。

>また、その程度の違反程度で国家承認の取り消しなど聞いたことがないです。それだと、クリミア、パレスチナなど問題は多々あるかと。

面子の問題なので取り消された側は戦争を仕掛ける可能性があります。そもそも中東はイスラエルと国交を結んでいる方が少ないですね。クリミアはウクライナの腰が引けているからです。

阿片戦争は今の常識ではとんでもない理由の戦争ですが、当時は弱肉強食の世界だったので、侵略戦争は普通にありました。
清は戦争にまけ、香港島と九龍半島を英国に割譲しました。これを覆すのは頼んで返してもらうか、戦争でブチ取るかです。清は中華民国にとって変わられましたが、中華民国は北京条約、南京条約を継承しました。継承しないと当時の大国である英国から国家承認が得られないからです。本土は中華民国から中華人民共和国になりましたが、中華人民共和国も継承しました。香港島と九龍半島は返してもらいましたが、条件付きです。それを中共は破ったのです。

ちなみに清が敗戦により日本に割譲した台湾は、清の継承国である中華民国が日本に戦勝したことから取り返した形です。北方領土は停戦後の奪取が感情的に指摘されますが、本質は日ソ不可侵条約の破棄という国際条約違反。それを受け入れればロシアに理はなくなりますので、ロシアは認めません。同じく日本も認めません(負けたとはいえ、そこまで受け入れなければならない理はない)。更には連合国間で合意した大西洋憲章やカイロ宣言にさえ反している状況です。それが日本のカードです。日本が許さないことで「ソ連(ロシア)は最低限信用できる」という基本的なことにさえ、自分でミソを付け続けているのです。クリミアは世界各国がロシアに対して「やっぱり」という感覚を植え付け、ロシア叩きに活用されるのです。

>国際公約ではなくあくまで制度の話であり、一国であるため中国本土の影響下にあるのではないでしょうか?

いえ、公約です。だから怒っている訳です。中国通貨は国際兌換性が乏しいもので、中国は香港ドルを窓口にしていますが、その兌換性を停止するということを米英は口にしています。中国元は中共でさえ手を焼くほど偽札が多いので、香港ドルの兌換性が止まれば、中国は米ドルやユーロ、金(Goldですね)を吐き出す羽目になります。仕方無いですね。自分で自分の信用を毀損したのですから。

>また、日本も二国間で条約を結ぶことがありますが破られることもままあります。しかし、これに関して基本的には二国間問題として横やりが入ることは無いと思うわけです。
基本は破れば国家間関係の破綻です。漁業協定とかではなく、基本条約や講和条約なのですから。日本は外国手段としての戦争を放棄していますので宣戦布告はありませんが、普通の国で譲れないポイントであった場合、損得勘定と感情を加味して戦争になることはあります。明文化していなかった領土の帰属問題でさえ、英国はアルゼンチンと戦争をしたことがあります。

>>中共の国家承認取り消しは正当でしょう。

英国がどういうカードを出すか、中国がどう反応するかです。一番きついのは国家承認の取り消し。中国は人権問題と侵略的領土拡張で西側の怒りを買っていますので、堪忍袋の緒が切れれば国家承認取り消しもありえますし、他国も追随する可能性もあります。もちろん、「じゃあ、戦争で片をつけよう」となる可能性もあります。戦争は外交の延長ですから正当です。でも、昨今は宣戦布告とかに至ると、戦勝、敗戦が明確化し、とんでもない賠償が付いてきたり、国家が崩壊して統治を受けたりするので、紛争とか争いという名目にすることが多いです。

次いで香港ドルの兌換停止。香港ドルの発行の後ろ立ては、スワイヤ(英国系の海運財閥)、テマセク(シンガポール系の政府系ファンド)、中共(中国銀行)ですが、スワイヤやテマセクは1997年以前からリスクヘッジしている可能性は高いです。盲目的に外国(中国)を信用して自分達の金が飛んでいくなんてことは彼らは看過しません。中共が単独で香港ドルを支えるためには、北京が持つ外貨と金の放出が必要ですが、それをやれば中国の官製バブルは簡単に弾けます。1000万人都市の全てで64天安門事件並みの騒乱が同時多発しかねませんし、そうなれば国家分裂しかねません。香港ドルを支えなければ、中共は兌換できなくなるので外貨は出て行く一方で入ってこなくなります。ただでさえ中国本土での利益持ち出しに制限を課しているのですから(香港ドル経由で中共の許可した範囲での持ち出しを課している)、材中国海外資本は損切りして出て行くでしょうし、戻ってきません。これも袋小路です。

>これについてはよく分かりません。今も普通に国連加盟国で常任理事国であるような・・・

常任理自国は仲良しクラブじゃありません。戦勝国クラブですが、反目しています。自己の利益を最大化するためのツールでしかないので、貸し借りの世界でもあります。弱いとなれば歓迎されつつ弱体化するように追い込みます。アルバニア決議による台湾追い出ししかり、旧国連(連盟の方)での日本脱退しかりです。ロシアにとっても中国が利用できれば味方しますが、損しかないなら損切りします。元々仲は悪いですからね。
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一国という観点では内政干渉。

二制度という観点では国際公約違反なので中共の違反。国家承認の取り消しに相当する違反。

>領土を99年占領していたと思うのですが

嘘はいけません。香港島、九龍半島は永久割譲を受けたました。そこに水を提供するための地域を99年間の約束で租借していたのです。租借期限が切れて返却すると、香港島、九龍半島が水を確保できない(つまり在住者が死ぬ)ので、英国は泣く泣く中共に返還したのです。

>本音としては旧西側諸国の領土が減るので困るとかかも知れませんが、大義名分といいますか正当な理由はあるのでしょうか?

既に中国に返しているので、英国経営の領土は減っています。別に困ってはいませんが。

>大義名分といいますか正当な理由はあるのでしょうか?

返還に際し50年間体制を維持する義務を中共に負わせました。香港議会が早期の中国への吸収を望もうが、中国法を適用し香港法を停止しようが、中共は香港返還後50年間は香港の独立性を維持(つまり併合とか本土法の適用を議決しようが中共は一国という権限において拒否しないといけない)しないとならないのです。それ自体は香港市民に対する英国と中共の約束です。それを破っているのですから、中共の国家承認取り消しは正当でしょう。
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この回答へのお礼

嘘といいますか新界地域は広大でそちらのみ99年だったのですね。知りませんでした。ありがとうございます。
また、二制度を優先するにしてもあくまで制度であり中国と英国だけの問題かと。主権は中国にあるわけですよね。
また、その程度の違反程度で国家承認の取り消しなど聞いたことがないです。それだと、クリミア、パレスチナなど問題は多々あるかと。
国際公約ではなくあくまで制度の話であり、一国であるため中国本土の影響下にあるのではないでしょうか?また、日本も二国間で条約を結ぶことがありますが破られることもままあります。しかし、これに関して基本的には二国間問題として横やりが入ることは無いと思うわけです。
>中共の国家承認取り消しは正当でしょう。
これについてはよく分かりません。今も普通に国連加盟国で常任理事国であるような・・・

お礼日時:2020/08/24 00:51

シナ人、朝鮮人は法律を理解してない人達ですし屁理屈並べてそしてしつこいのが特徴です。

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>そもそも、香港は中国の領土でしたが



この発想はシナ人と朝鮮人のみが思いつく屁理屈。
こんな蛮族の屁理屈が通用すれば、世界中から戦争が
消える事はない。
なんの為に国家間の協定がある? 何の為に国連があり、
国際社会が共通認識で定めた国際ルールがある?
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この回答へのお礼

ですので、そのルール99年租借に従い領土を返還したわけで、あとは内政問題というのが国際ルールではないかと思うわけです。そうしなければ、いつまでも問題が解決しませんので。これに理屈をつけて内政干渉するほうがむしろおかしいのでは?
また、日本は違いますが中国は歴史的な背景から国連常任理事国だったりします。

お礼日時:2020/08/20 20:25

香港問題はシナによる明らかな内政干渉、と言うより暴力による侵略行為ですね。

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この回答へのお礼

そもそも、香港は中国の領土でしたがそれを武力でイギリスが強制的に奪っていただけでは?
中国の領土なのだから中国に返還し法律を施工するのは当たり前に思うわけです。
例えば日本の北方領土ですがそれが返還されても日本の法律が使えないとかだとおかしいですよね。そんな話かと思うわけです。
逆にこれを許せば、将来、領土変換があった場合事実上他国の法律を認めるという先例に成りませんか?

お礼日時:2020/08/20 19:42

中国が香港での一国二制度を50年間堅持する言ったのは、世界に対する約束である。

 その約束を信じて日欧米などの西側諸国は香港に貿易などの優遇措置を与え、巨額の投資を行い、自国の人間を滞在させている。 それによって、中共政府がどれだけの利益を得たかは、想像以上だろう。 それをここにきて中国が約束を破って、一国二制度を反故にして共産中国に組み込んでしまうなら、その前提がすべて崩れてしまう。 国際社会との約束を破ることに対して、各国が異議を唱えることが、内政干渉になるはずがない。 それを内政干渉だとぬけぬけと主張する中国は、国際社会によって制裁されなければならない。 中国は国際ルールを度々無視する無法国家だ。 各国の抗議を無視して南シナ海での埋め立てを行い、それを軍事基地化しないと嘘を付いては、レーダー、ミサイル、などをどんどん持ち込んでいる。 またそれに反対するフィリピンが国際裁判所に持ち込んだ結果、国際裁判所は中国が主張する南シナ海の領有権に法的根拠がないと判断を示したが、中国はカエルのつらに小便でこの判決を完全に無視している。 自分勝手な尖閣の領有権主張も、東シナ海の日本の排他的経済水域でのガス田開発なども、国際ルールを無視した、暴挙である。 トランプには是非再選されてもらって、これ以上図に乗る前に中国を叩き潰さねばならない。
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この回答へのお礼

まずその約束ですが間違えていませんか?
>世界に対する約束
その50年の約束は、英中共同声明であって両国間の問題ではないでしょうか?また、そもそもで言えばアヘン戦争をふっかけて領土を租借した訳で条件をつけての返還というのがおかしくないですか?
また、中国国内で法律を変えるのであればそれに従って粛々と対応するのが普通なのではないでしょうか?
香港については国内問題ですし内政干渉では?
他の中国問題については香港とは関係なく対応すべきかと思います。といいますか、香港問題以前に対応しなければ手遅れに成りつつあるかと。

お礼日時:2020/08/20 19:39

香港について、もともとイギリスが中国にアヘンを買わないと


言って戦争を仕掛け、領土を99年占領していたと思うのですが、
 ↑
清国がアヘンを禁止したからですね。
99年間租借です。
借りていた訳です。

なぜ禁止したかといえば、英国が清国高官に
賄賂を出さなかったからだ、という説が
あります。




なぜ、香港の問題に世界は干渉するのでしょうか?
  ↑
米国が中国を攻撃するための口実に
使ったわけで、それにヨーロッパなどが
追随しているのです。



中国への内政干渉とはならないのでしょうか?
  ↑
なります。
米国が人種差別しているから、と
中国がペナルティーを課すようなものです。



本音としては旧西側諸国の領土が減るので困るとかかも知れませんが、
  ↑
中国が台頭し、米国を脅かすまでに
成長したからです。
かつて、日本もやられました。



大義名分といいますか正当な理由はあるのでしょうか?
  ↑
人権が口実に使われています。
人権は、国家を越えた普遍的価値があるから
人権侵害に対し干渉することは
内政干渉にはならない、という理屈です。

しかし、人権侵害している親米サウジには
何も言いません。

明らかにダブルスタンダードであり、
本音が透けて見えます。
丸見えです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2020/08/20 19:42

パレスチナ問題と言えば複雑なところがあるからね。

ちょっとここで一言で言い表すのは難しい。
確かに各国の思惑があることは間違いないんだけれど、現在の中国はあからさまに領土拡大路線をとっている。お互いの利害がぶつかり合っている中では目的を一つにするところが共同し合うのは当たり前ということなんだろう。
中国はちょっと愚かだと思うところがある。あれだけの人口と領土を抱えているのに武力を背景に領土を広げようとしている。そりゃ周辺国全てが懸念するのは当然。
アメリカも似たようなところがあるがアメリカの場合は影響力を広げようとしているがめんどくさい植民地経営、領土拡大は行わない方針。
やはり過去に一度帝国主義を経験した国と経験したことのない国の差ではないかなと感じる。
中国はアジアの盟主なのだからアメリカと対峙するのは分かるがどんと構えてて欲しいというのは感じるね。
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この回答へのお礼

私も中国にはどんと構えていてほしいと思いますが、まだそこまでの実力がなく不安なのかなと思ったりもしています。

お礼日時:2020/08/20 19:32

行き過ぎた言動があれば内政干渉に抵触する恐れはありますが、懸念を表明する程度なら内政干渉とはいえません。

もしそうなら、どんなジェノサイドでも沈黙を守る他ありません。それでは弱者の人権を守ることが不可能になってしまう。例えばコソボ問題やロヒンギャ問題などです。日本国憲法前文に以下の一節があります。「われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないので
あつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を
維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。」他国を無視してはならないのです。
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この回答へのお礼

懸念表明だけではなく制裁法案に署名していますのでそういうレベルではない状況になっているか遠ものです。それなら、シッカリとした大義名分がなければおかしいともうわけです。その一方でパレスチナやUAEの人権問題については知らんぷりです。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/07/aecf2231 …
米国の司法権の及ぶ資産が凍結されるとともに、米国への入国ビザの取り消しと国外退去の対象となる。金融機関の場合は、(1)米金融機関からの融資の停止、(2)米国債のプライマリーディーラーとしての指定の禁止、(3)米政府基金の受け手になることの禁止、(4)外国為替市場での取引の禁止、(5)銀行取引の禁止、(6)資産の凍結、(7)制裁対象への米国製品の輸出などの制限、(8)米国民による制裁対象の株式・社債などへの投資・購入の禁止、(9)職員などの国外退去、(10)幹部への上記(1)~(8)の適用、が制裁措置となる。

お礼日時:2020/08/20 19:31

確かに一国2制度とはいうものの、中国である事には間違い無いわけだから内政干渉と捉えられても致し方ないとは感じる。

しかし最近の中国は、領土拡大路線を取っている。今時そんな帝国主義的で時代遅れな領土拡大政策を取っているのは中国とロシアとカノ国だけだから封じ込めたいと言うのは分からなくはない。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
パレスチナ問題とか国連の勧告を無視していませんか?またそれを旧西側の筆頭は支持していますよね?また、他の国でも代理戦争していますし私は旧東側だけではなく旧西側も同じような気がしてならないです。
このように考えると、本音では東西冷戦状態ですので分かるのですが、そもそも香港はアヘン戦争というどう考えても大義のない戦争で中国からぶんどった土地ですよね。そこで生まれ育った人については北方領土同様考える必要がありますが、内政干渉であることは間違いないように思うのです。
強いて言えば人権問題として干渉するのであればまぁ昔からですのでわからなくはないですが現状人権よりもイデオロギー的なもんだいですし。

お礼日時:2020/08/20 01:35

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