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段ボール箱で本を保管すると、早く黄色くなって?酸化する?気がするのですが、実際、急速に酸化してしまいますか?
それとも、段ボール箱の保存状況が悪かったのが原因でしょうかね?
経験上など、何か分かる方が居られましたら教えて下さい。
宜しくお願い致します。

また、酸性紙(文庫などの紙)が酸化した時、危険なガスは発生しますか?
こちらについても、何かご存じの方が居られましたら教えて下さい。
宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

> 硫酸そのものは確かに不揮発性ですが、非常に強力な酸化剤ですので、段ボールや空気中の成分と化学反応をして、酸性塩や揮発性の腐食性の物質を作ることはないでしょうかね?



塩酸とかの揮発性の酸に触れないかぎりないでしょうね。
むしろ、硫酸塩は水溶性のイオンと結び付くので、普通に隣接する紙にしみ込んで、腐食させて行くと思います。

> また、湿度についてですが、確かに、こもりやすいとは思いますが、気体は拡散する性質を持っていますので、どこまでににすべき事か疑問に思っています。

虫干しってご存知ですか? 日本の気候は、年に数回、雨期があります。その際に、本は湿気を吸うんです。なので、衣替えと同じシーズンに昔から風通しの良い日陰で書物を干す習慣があります。衣服も本も繊維でできているので、基本は同じです。

出版社や取次は、本を配送時に段ボールに入れることはあっても、保管するときに段ボールに入れることはありません。パレットなのに倉庫の中で野積みします。湿気のあるシーズンに本が湿気を吸うのは仕方ないですが、いつまでも湿気を吸ったままにするのは良くないんです。先にも書きましたが、湿気を吸った状態のままになると、一気に紙の酸化が進みます。
図書館のようなエアコンの効いた倉庫というのは高価なので、開放性が高いところで保管することが多いです。湿気から守る、というより、湿気が籠らない という形を採っています。その点で、段ボールに入れっぱなしは良くないんです。

もし、大切に保管するつもりなら、逆にビニールにいれて空気を抜いて密封すると良いですよ。
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> また、酸性紙(文庫などの紙)が酸化した時、危険なガスは発生しますか?



いいえ。
酸性紙というのは、硫酸マグネシウムなどの硫酸塩を使った紙ということで、ガスなどは発生しませんが、水分を吸うと硫酸イオンなどができるわけで、それが酸化の原因になります。
ご存知かと思いますが、強酸の中で、硫酸は、揮発しない(ガスにならない)ので、揮発しない分、成分も薄まらずに、何年もかけて酸化が進行します。

段ボールで保管することは、あまり良い状態ではありません。
本の天敵は、水分です。日本は、湿気の多い時期がありますから、その時期に湿気を貯め込んだ際に、一気に紙は悪くなります。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

硫酸そのものは確かに不揮発性ですが、非常に強力な酸化剤ですので、段ボールや空気中の成分と化学反応をして、酸性塩や揮発性の腐食性の物質を作ることはないでしょうかね?

また、湿度についてですが、確かに、こもりやすいとは思いますが、気体は拡散する性質を持っていますので、どこまでににすべき事か疑問に思っています。温度(湿度)変化の激しい部屋であれば問題でしょうが・・・また、湿度があまり関係ないと思われる時期でも、段ボールに入れていた書籍の傷みが妙に早く、調べてみると、大切な文章は中性紙の段ボール箱に保存すべきとの書き込みがあり、どの程度まずいのか気になり始めています。

お礼日時:2012/10/08 15:07

ネズミにやられますね。

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