
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
吊具の場合、労働安全衛生法、クレーン構造規格により安全率が定められています。
建築や鉄塔などの工作物、船舶などもそれぞれ法律で強度計算の方法や安全率が決まっています。
安全率は構造計算で想定した荷重以外の荷重が加わったり、材料の腐食や磨耗を考慮して決めます。
精密なシミュレーションや構造計算を行ってもとまった設計強度に対して、想定外の固有振動や共振、応力腐食割れなどの材料強度低下などを見込むものが安全率です。
したがって、法律で決まっていないものでは設計者と使用者の合意によって定められることもあります。
No.1
- 回答日時:
安全率は「ノウハウ」ですね.
どのぐらい長期に使用するか,壊れた場合のダメージがどのぐらい大きいか,など,種々の要因から判断します.
非常に大雑把に言うと,建築や重機などで5~10,家電や自動車などで3~5,飛行機などで1.5~3ぐらいのコンセプトです.
吊り具でしたら3ぐらいを使う場合が多いと思いますが,不確定要素が大きい場合には5ぐらいの方がいいかも知れません.
あと,よく使うテクニックですが,100kgに安全率5で耐える設計の場合,耐500kgのワイヤー1本で吊るのではなく,耐50kgのワイヤー10本で吊ります.こうすると,劣化してきたときに,最も弱いワイヤーがまず1本切れますので,点検・修理すれば落下を回避できる可能性が大きくなります.
また,安全率を大きくとると,構造物が重くなって,かえって危険になる場合もあります.同じ分野で経験のある人にちゃんと相談した方がいいと思います.
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