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素人でも家電修理ができるようになる資格や、テキストはありますか?家電製品エンジニアというのがあるようですが、あの資格のテキストを購入して勉強すれば家電修理のプロになれるのでしょうか?専門で教えてくれる学校のようなものはありませんか?
家電修理の仕事がしたいのですか、工業高校もでていなく、まったくの素人です。

A 回答 (5件)

  こんにちは。

元家電メーカーのサービスマンです。
テキストは#3の方が書かれていた内容の試験用のテキストと問題集があります。

 ただ、試験勉強のためのものなので、試験だけでは不十分です。日頃から、電気関係の基礎となる本を勉強したり、実際に半田ごてを持って何かを作ってみるとよりわかってくると思います。

 電気回路、電子回路を勉強するには、秋葉原の「秋月通商」などの店で定電圧電源のキットを買い、トランスやケース、電圧計、電流計、ビス、ナット、ゴム脚などの小物なども一緒に買って付属の回路図や組立図を見ながら積み立てて、ちゃんと動くととても勉強になるし、自分で作る「自作」の楽しみを合わさって、分かってきて自信になります。

 電源回路は基礎なので、どの製品や回路にも関係してくる物です。その中で、電解コンデンサーやトランジスタ、三端子レギュレーター、抵抗、ヒートシンク、プリント基板などの知識が少しずつ溜まってくると、自分の知識の財産になります。この自作はできるだけ多くのいろいろな物を作ると良いと思います。最初は簡単な物から初めてみましょう。私も低電圧電源、ラジオ、真空管式メインアンプ、太陽電池式充電器、プリアンプ、アッテネーター、モデム、タイマーなどいろいろ作りました。プリント基板もエッチングで作ったこともあります。

 専門的に学ぶのであれば、専門学校に行くのも良いでしょう。高校卒業者対象の2年制の専門学校は全日制とと夜間制があります。テレビ修理だけの6ヶ月程度の専門学校もあります。基礎はこういうところで勉強した方が就職も斡旋してくれるので良いと思います。

 家電修理は資格がなくても可能ですが、現在は認定試験で、有資格者の方が優遇されます。私も家電修理の資格と、メーカーの修理技術者認定資格も取りました。

 実際の修理は、#1の方が回答している通り回路によっては、デバイス実装基板交換レベルの作業が多くなってきてもいますが、パーツが小さくなったとは言え、LSIやチップ部品交換も行われています。

 また、ビデオデッキやDVDデッキなどのメカと電子回路の融合したメカトロ家電は、ビデオヘッドやモーターなどの消耗品があり、これを交換、調整にて修理するオーバーホール的な修理もあります。

 家電製品でも「白物」の冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの電化製品のジャンルはメカの修理、冷凍サイクル修理などが主体なため、力仕事もあります。これが修理できると、車のエアコン修理もできるようになり、電装修理会社としても独立が可能です。

 好きでなりたいのでしたら、専門学校に行き、職員に相談してみると詳しく親切に教えてくれますので、入学するしないは別としても、実態を知るのにも良いと思います。それと、最寄の希望のメーカーのサービスセンターに飛び込みで行ってみるのも実態を知るのには良いと思います。そこの責任者、所長に会いたい、見学したいと言えば見せてくれるところがきっとあると思います。

 私は5年位メーカーのサービスセンター修理をしていましたが、今は別のメーカーのサービス部門にいます。キャリアが評価されての事で、ある程度修理の実力が身に付くと、スキルアップやステップアップで転職も可能です。

 これからは、IP関係でバソコンサーバーだけでなく、ネットワーク、イーサネットやVoIPなどの知識を得ておくとより有利だと思います。このり辺りは、コンピューター&インターネットのカテで質問すると専門家が詳しく回答してくれると思います。

 私の経験を含めていろいろと長くなりましたが、何か多少でも参考になれば幸いです。頑張って下さい。やる気があればきっと優秀なサービスマンになれると思います。
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この回答へのお礼

なるほど、為になりました。早速近くに専門学校があるか調べてみます。サービスセンターの見学も面しろそうですね。いろいろ難しそうですが、頑張ってみます。専門的なアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2004/02/20 22:11

自店修理する町の電気屋のおおきめの所で、募集があったら勤めてみるとか。


そのメーカーから簡単なメンテナンスの手引きも入り放題です。
あとは場数をこなして経験を積む。
私は最初にいきなりテレビのコンデンサー交換でした。

最初とっつきやすいのは洗濯機、あとはビデオかな。
高電圧なテレビやレンジ、ガスを使うエアコン等はレベルアップしてから挑戦。

未だに「東芝のテレビで画面の下が黒く…」と聞くと、ああ
コンデンサー2箇所交換とIC半田直しやねと反応する体になります(笑)
まあ最近は新品安くて使い捨て時代なのでねぇ(寂)
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この回答へのお礼

私の電気屋で働きたいと思ったのですが、男性ではないので、面接前の電話で断られたりするんですよねぇ・・・独学で勉強して修理屋になろうとおもったのですが、それも無理そうで残念です。

お礼日時:2004/02/20 22:05

NHK出版より家電資格シリーズと言うシリーズが出版されております。


資格の勉強をしたければこのあたりの本を買った上実際に製品を
修理してみるといいでしょう。
ただ、これらの本は90年代前半の製品を中心として書かれており
現在の物と比べると少々かかれている事が古くなっている物もあります。

しかし、先に回答なされた御二方の言う通り最近の製品は部品の集積が
進んでおり、故障の際は該当する基板を丸ごと交換するようになっております。
DVDプレイヤーなどはその最たる物ですね。
今のサービスマンはエンジニアでなくチェンジニアになってきています。

現在修理をするサービスマンの中にはメーカーが修理拒否するような
古い機器(たとえばラジオやレコードプレーヤ、オープンリールなど)
を専門に修理する人もいます。
修理件数はけっして多くはない物の需要はあります。
こう言うニッチな所の修理をすると言う手もあります。

参考URL:http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=00 …
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この回答へのお礼

別の観点からの回答ありがとうございます。古い機器の修理もまた楽しそうでいいものですね。エンジニアではなくチェンジニアかぁ・・・いいんだか悪いんだかわかりませんねぇ・・・

お礼日時:2004/02/20 22:02

 現在でも「テレビ修理技術者」「家電製品修理技術者」などといった資格はあります。


 ただ、No.1の方の回答のように、最近の家電製品はハイテク化が進み、修理技術も難しくなったといえます。
 昔は、たとえばテレビの修理といったら、街の電気屋さんが来て、真空管を交換したり、テスターで測定をしたり、チャンネル切り替えがロータリーチューナーだった時代は内部の短冊状の接点をバラバラにしたりして、修理されていました。今はプリント基板と集積回路が並んでいて、昔とはかなり様変わりしました
 私も幼い頃、この電気屋さんの仕事にあこがれた時期がありました。
 今では、家電製品を修理するには、その製品を生産するための設備と同様の設備が必要とされています。

参考URL:http://www.osaka-avos.or.jp/guide/syokusyu.html#1
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この回答へのお礼

製品を生産するための設備と同様の設備というのはやっぱり難しいですね。電気屋さんはやっぱりメーカー修理に頼るしかなさそうですね・・・

お礼日時:2004/02/20 21:59

現実的には、無理でしょう。


最近の家電にはコンピュータ搭載されたり、集積回路を使ったものが殆どです。
それを直すのには、プロでも出来ません。
プロの修理でも、壊れたと思われるユニット丸ごと交換するだけです。
逆に言うと、補修ユニットさえあれば、素人でも直せるということになります。
しかし、その補修ユニットを手に入れる方が難しいですね。
昔の家電製品なら、半田ごてと簡単なパーツで修理可能でしたが、過去の物語になってしまいそうですね。
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この回答へのお礼

そうですか・・やっぱり無理ですか・・残念です。ずっと疑問に思っていたのですが、昔は電気屋さんが全部修理していたのに、今の電気屋さんでは、大部分がメーカーに修理に出すので、何故か不思議だったのですが、今は中の修理も複雑なんですね・・・

お礼日時:2004/02/15 20:40

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